OKStars インタビュー

Vol.132 女優

田畑智子

「笑って笑って、最後にホロっと泣いてしまう」作品で観客を感動させ続けてきた東京セレソンデラックスと東宝が2011年に初共演!寂れた田舎町の寂れた温泉旅館を舞台に、ワンシチュエーションで送るコメディ作品『わらいのまち』が全国公演されます。
OKStars Vol.131には同舞台出演の田畑智子さんが登場!「わらいのまち」のことや演じること、さらには話題の写真集のこともお聞きしました!

東京セレソンデラックスの舞台出演は初めてとのことですが、東京セレソンデラックスにはどんなイメージを持っていましたか?

今回の「わらいのまち」のお話をいただいて初めて昨年のお芝居を観たので、主宰の宅間孝行さんの役者としてのイメージですね。男気のある方だなとか、そういう役が多いので。舞台が決まってから初めてお会いして、一緒にいて楽しくて、話していて楽しくて、いろんな影響を与えてくれる人なんだろうなっていう印象でした。

「わらいのまち」台本を読んでどう感じましたか?

コメディなので単純に面白いと思いました。勘違いとか行き違いが次々起こるんですが、こういうことって結構あることで、しかも観ている人にすごく伝わりやすく書いてあるのですごいなと思いました。なので笑いながら読んでました。

暗転なしのノンストップ・ワンシチュエーションということですが、その点はいかがでしょうか?

そこに関しては何の抵抗もなく、とっても明確なので、やっててやりやすいですね。時間の流れも分かりやすいですし。

内容や役柄についてお聞きします。

町おこしのためにみんなが頑張っているところに、こんなところに来てくれるとは思わなかった方が来ることになり、そこにいろんな勘違いや行き違いがあり、さらに「まつばら」という旅館の上のお兄ちゃんが帰ってきて一騒動があり、いろんなところで勘違いが起きていくお話ですね。

>田畑さんの役柄は?

まつばらの仲居さんの真知子役です。お姉ちゃんがいて、関西弁で、一生懸命働いている女の子ですね。何事に対しても一生懸命な感じです。

>田畑さんご自身と似てるところなどは?

思っていることを100%出せる子ですね。私は出せないのでそこが違うところです。私は思っていても口にしなかったり行動しなかったりするところもありますけど、この子はちゃんとものすごく出す人です。

>勘違いや行き違いは引き起こす側?それとも巻き込まれる方?

勝手に勘違いです。勝手にそう思い込み、勘違いし、ひと暴れするんですけど、結局は自分の勘違いという役ですね。

稽古の様子はいかがだったでしょう?

細かい動きとか気持ちの確認作業が多いです。どうやって見えた方がいいかとか。通し稽古をやって宅間さんが気付いたところを言うような、確認作業的なことが多かったです。

>稽古の進め方は普段と違っていたりしますか?

それぞれやり方はたくさんあるので、今回が特別ということではないですね。通し稽古を始めるのが早いかなと最初思いましたけど、通し稽古をやってみないと分からないことがいっぱいあったので良かったなって思っています。結構みっちりやる感じです。

>共演の方々については?

最初からみんな仲良しです。団結感がすごいというか。それも「みんな頑張っていこう!」みたいなのではなく、自然と団結していったので、すごくいいと思います。私はそういうのをあまり経験したことがなかったです。何でも言い合えるのが、自然とできたのがよかったです。

>宅間孝行さんは演出と出演を兼ねられてますが、どんな様子なんでしょうか。

演出と出演両方される方は多いと思いますけど、こんなにガッツリ出る人は珍しいので、すごいなと思います。逆にお芝居している時に自分ではどう見ているんだろうって気になります。誰よりも大変だと思います。

>片桐仁さんとかはいかがでしょう?

あの方は持っている雰囲気とかがあるので、仁さんは仁さんだなあって思います。

田畑さん的「わらいのまち」見どころをお願いいたします。

ある瞬間の台詞とか雰囲気を見逃すとだめな舞台だと思うので、楽に観てもらえる舞台ですけど見せ場がいっぱいあるので目を離さないで観てほしいと思います。台詞もいろんなところを立てて言っているので、そういうところを楽しんでほしいです。

OKWaveには「役者になりたい」という質問も多いのですが、田畑智子さんからぜひアドバイスをお願いします!

アドバイスですか!?うーん、特殊な世界だと思いますし、自分というものがないと成り立たない世界だと思いますし。何気無しに入るのもご法度の世界だと思っているので、決めたのなら、後は自分との戦いなので、自分をしっかり持つことですね。

>ところで、演じる時って完全になりきるものなんでしょうか。それとも自分という要素をある程度出すものですか?

そこは難しいところですけど、完全になりきる「瞬間」はあります。あるシーンのお芝居が終わっても涙が止まらなかったとか怒りが収まらなかった、というのはあるんですけど、でも、やっぱりどこかで客観視している自分がいないとできないとも思っています。自分が演じている役柄をどこかで私が見ているというのをつくらないと自分の中で進んでいかない気がするので、なりきるのは難しいと思いますね。

写真集『月刊 NEO 田畑智子』が話題ですが、どういったところから?

お話をいただいて、今後のお仕事のこととかも考えて、ちょうど30歳ということもあっていい節目だと思ったのでやることに決めました。今までの自分も経験を積んできていますけど、新たな自分を作っていきたいと思っていたので、それがきっかけになりました。脱いだからどうなる、ということではなくて、中途半端が嫌だったので、今後の自分を変えるためにも、大きい決断でしたけど、いいかなと思って、やるんだったらここまでやる!ってところです。

30歳の節目というお話もありましたが、今後の抱負は?

どんどん吸収していきたいです。まだまだ知らないこととか、経験してない思いもあるので、自分を膨らます作業をしていきたいと思います。いろんな出会いとか、仕事以外でも趣味を増やしてみたりとか、自分を作る作業をしていって、それでいろんな役もやってみたいです。やらなきゃならないことがたくさんあるので、これまで考えてこなかったことをいろいろ考えてみたいとも思います。
やっぱり自分らしくいたいので、そのためにはいろんな経験をしないと、というところですね。

>いろんな役柄を演じてきたと思いますが、こういう役をやりたいというのはありますか?

「わらいのまち」で演じているのがブワーッと自分を出す役柄なので、逆に全く出さない役とか。そういうのはあんまり演じてこなかったので、冷徹な人とか殺人鬼とかをやったら、私自身がどうなるんだろうって経験してみたいです。明るくて元気なイメージがこびりついているので、そういう役には興味あります。

ではこのインタビューを読んでいるOKWaveユーザーにメッセージをお願いいたします。

2時間、目を離すことができない舞台で、見終わった後はすごく楽しく、必ず元気になれると思います。何回でも観られる作品だと思いますし、一回観て「そうだったんだ!」って思って、もう一回観に来たら、分かっていて観るのもまた違った面白さがあるので、何回観ても楽しんでもらえる作品です。演じている私たちも楽しいと思っているし、それが伝わる作品なので、楽しみに観に来てもらいたいです。いろんな感情を経験できると思います。「あーあるある!」みたいなことも入っているのですごく面白いです。

田畑智子さんからOKWaveユーザーに質問をお願いします!

私を動物に例えると何に似ていますか?
何に似ているかなんですけど、今回は動物でお願いします(笑)。

Information

東宝セレソンデラックス2011年公演企画
東宝×東京セレソンデラックス『わらいのまち』
作・演出 宅間孝行

何の名所も特産品もない寂れた田舎町の寂れた温泉旅館「まつばら」に国会議員の大関代議士が急遽、泊まりに来る事になった。明日から始まる町の未来を賭けた町おこしのイベントを視察する事になったのだった。
町おこしの実行委員長を務める「まつばら」の三男であり主人の信雄をはじめ、次男で板長の将雄、仲居のくにゑ、真知子も大喜び。
それもそのはず、町おこしのイベントを視察して、しっかりしたモノだと認められれば、町おこしの資金が県の予算に組み込まれるよう大関先生が口を聞いてくれるというのだ。
明るい未来を見出せるとあって、大関先生に好印象を与えようと張り切る「まつばら」の面々だったが、そこに不吉な知らせが舞い込む。長男の富雄が町に帰って来てるらしいというのだ。
「疫病神」とあだ名される富雄はヤクザもの。しかも権力が大嫌い。とにかく大関先生と富雄が鉢合わせしないようにと大慌ての「まつばら」の面々。しかし行き違い、勘違いの交錯で話はとんでもない方向へ…。

公演期間
2011年9月4日(日)~9月24日(土)東京・シアタークリエ
10月、11月全国公演(札幌、名古屋、大阪、広島、福岡)

チケット代金:東京7,000円(税込)、地方6,500円(税込)

出演者:
長男・松原富雄: 宅間孝行
次男・松原将雄: 片桐仁
三男・松原信雄: 岡田義徳
くにゑ: 柴田理恵
真知子: 田畑智子
ほか

「わらいのまち」

Profile

田畑智子

12月26日生まれ、A型。京都府出身。
12歳の時に、映画『お引越し』(93)でデビュー、その年の新人賞を総ナメにする。NHK 朝の連続テレビ小説『私の青空』(00)ヒロインに選ばれ、以降、映画、舞台と活躍の場を広げる。舞台では『ニンゲン御破算』(松尾スズキ演出)『夜叉ヶ池』(三池崇史演出)『もとの黙阿弥』(木村光一演出)『奇跡の人』『たとえば野に咲く花のように-アンドロマケ-』(鈴木裕美演出)『羊と兵隊』(岩松了演出)『田畑智子のひとり芝居『バッタモン』(中津留章仁演出)『頭痛肩こり樋口一葉』(齋藤雅文演出)『この雨ふりやむとき』(鈴木裕美演出)など。

OK LABEL

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