OKStars インタビュー

Vol.144 俳優

桐山漣

OKStars Vol.144には俳優の桐山漣さんが登場!主演映画『吉祥寺の朝日奈くん』の話を中心としたインタビューをお送りします!

『吉祥寺の朝日奈くん』主演についてどのように感じましたか?

主演ということにとらわれること無く、責任を感じつつもプレッシャーには感じずに自分らしくのびのびと演じようと思いました。

朝日奈くんという人物にはどう感じましたか?

草食系だし、格好悪いし、ダサいし、地に足がついていないし、もし友達にいたらお尻を引っ叩いているくらいです(苦笑)。けれども、わりと現在のフリーター像というか、先が見えなくて悶々としてたり、何がやりたいのか分からないところは今の若者像とリンクするところがあると思いました。なので、自分が台本を読んで感じた朝日奈くんの格好悪さや歩き方や話し方、声のトーンは、しっかりと“らしさ”を追求しようと思って演じました。

>こういう役は珍しいですよね?

初めてのタイプです。でも役が自分と違ったら違ったでスイッチを切り替えて、その役を楽しく演じればいいだけです。自分と180度くらいキャラクターが違うので、役のスイッチの入れ方が遠いところにあるだけなので、それを入れてしまえば朝日奈くんになれるので、演じていての難しさとかはなく、朝日奈くんだったらどうするかなって日頃から考えてやってました。

星野真里さん演じる山田さんと朝日奈くんとの距離感にとても感情移入させられましたが、撮影中のことや、星野さんや要潤さんら共演者とのエピソードなどお願いします。

ちょうど震災が起きた直後くらいに撮影をやっていました。なので撮影中に地震の揺れを感じることもあったし、僕もそうですし、星野真里さんや要潤さんもそれぞれ思うところがあったと思いますけど、監督から「今世の中がこうだから、自分たちが発信していかなければならないし、世の中を明るくしていかなければいけないから、そのためにも自分たちが今できることを精一杯やっていこう」って言葉をもらってからは、自分の取り組み方も変わっていきました。要さんとは2日間ほどしか撮影はご一緒では無かったので、そんなに多く話す機会は無かったですけど、同じ仮面ライダー出身なのでそういう話とかをしてました。星野さんにはだいたい僕から話しかけてました(笑)。星野さんはあまり自分から自分のことを話さないタイプということもありましたので。

吉祥寺という街について、桐山さん自身が持っていたイメージと、撮影を通して感じたことは?

吉祥寺自体は行ったこともあるし、わりと知っている街でしたけど、撮影をしなかったら行かなかった場所もあるし、知らなかったこともあるし、ましてや吉祥寺から川沿いにああやって歩いていったことなんてないので、すごく貴重な経験でした。ああいう歩くデートとかって中高生くらいじゃないとできないですし(笑)。

>商店街とかでの撮影はそのまま撮影されたのですか?

全部ゲリラ撮影です。ゲリラで撮ったから、カフェのチラシを配っているシーンでおばちゃんが出てきますけど、あれはリアルのおばちゃんでエキストラではないんですよ。台詞の「ワイン1杯無料です」ていうのにつられたのか「場所どこにあるの?」ってカメラ廻っている中で聞かれた時は内心やべぇ~って(笑)。芝居続けなきゃって「正面行って左です」って言ったんですけど、実在するカフェじゃないし、チラシも偽物を配っているのでそこだけは申し訳なかったです。

恋の結末のどんでん返しのドラマもありつつの『吉祥寺の朝日奈くん』ですが、桐山さんからの見どころをお願いします。

どんでん返しも見どころですけど、吉祥寺の街がすごくキレイに映っていて、吉祥寺の街に興味を持ってもらえる映画になっているところです。物語の全編を通して吉祥寺という街を魅力的に描いているので、吉祥寺を知っている人でも「ここ知ってる、ここ知らない」って楽しめるし、吉祥寺を知らない地方の人には「東京にはこういう街があるんだ」って行ってみたくなったり、住んでみたいって思ってもらえるだけでもいいと思います。なので吉祥寺という街が丁寧に描かれているところが見どころだと思います。

朝日奈くんはカフェで山田さんと出会いましたが、桐山さんが最近よく行くところはありますか。

台本を読んだり役作りをしたり、台本を読みながらいろいろ書いていくような作業をする時にはよくファミレスに行きますね。ファミレスは割と集中できるんですよ。せわしいようで、落ち着きすぎてもないから自由にできますので。ドリンクバーもありますしね。

『吉祥寺の朝日奈くん』では、いろいろな形での人との関係が描かれていましたが、桐山さんが人間関係でとくに気をつけていることは?

人間関係に限らずですが、その場の空気を読むことがどの現場でも大事なのでそこには気をつけてますね。

>周りに気を配ったりするタイプですか?

いや、そこはあんまり(苦笑)。友達といたりする時は気を配るのは嫌なんですよ。なので気を使わなくてもいい友達と長く付き合えるし、そういう友達が多いです。

2011年は主演映画が相次いで公開されていますが、今後目指すところは?

良い意味でファンを芝居で裏切っていきたい、化けるというか、そういう役者になっていきたいです。もっと自分が演じる役や作品をいろんな人に観てもらいたいし、ドラマにしても映画にしても、もっと観てもらえる機会がある作品と出会えるように自分もがんばっていかないといけないし、そういう作品に出ていきたいと思います。自分の目指す役者像にちゃんと近づけるようにしていきたいってところですね。

>ちなみに役者として演じてみたい役柄はありますか?

『猟奇的な彼女』のああいうヘタレな役みたいな、朝日奈くん以上にヘタレな情けなさすぎで女性よりも弱い役とか、犯罪者や悪役、狂気的な役です。正義は散々やったので、悪役やりたいですね(笑)。

桐山漣さんの“モットー”をお聞かせください。

何事も楽しく、です。どんな仕事においても自分なりに楽しむ方法を見付けること。やっぱり楽しくない仕事は身が入らないと思うので、その仕事、作品、役の楽しさをちゃんと見付けて、そこで感じてやっていくことが自分のモットーかなと。それが芝居にも反映されればいいなと思っています。

最後にこのインタビューを読んでいる方へのメッセージをお願いします。

『吉祥寺の朝日奈くん』を観て、吉祥寺の街に興味を持っていただけたら嬉しいです。吉祥寺100%ロケだし、震災直後に撮ったとは思えないホンワカした作品だし、でも物語の裏にはそういう背景があるので、そういった意味でもとくに観てもらいたいなと思います。それと自分の演じた朝日奈くんは多分みんなが観たことがない自分というか、仮面ライダーだったり、難波先輩だったり、そういう役のイメージで見ている人が多いと思うので、そういった人をお芝居で良い意味で裏切れるいい作品になっていると思うので、映画館に驚きに来てもらえると嬉しいです。

桐山漣さんがいま一番気になっていることを「質問」してください。OKWaveユーザーが「回答」します。

この間、ロンドンに行って来たんですが、
ロンドンの歩道と車道の間やセンターラインの白線がギザギザだったんです。
あれは何を意味してるんでしょう?とても気になっています。

Information

吉祥寺の朝日奈くん

2011年11月19日(土)吉祥寺バウスシアター、ユーロスペース他全国順次ロードショー

朝日奈くんは、吉祥寺に住んでいる。役者への夢も破れて、バイト暮らし。僕は、どうしてこの街にいるんだろう?そんな朝日奈くんの前に、ひとりの女性があらわれた。山田真野。上から読んでも下から読んでもヤマダマヤ。でも、彼女は人妻で、可愛らしい女の子供もひとりいる。恋して、迷って、どうしてぼくは、この街にいるんだろう?そんな朝日奈くんの恋の結末には大どんでん返しが待っていて…。初春の吉祥寺を舞台にした、出会うのが遅すぎた二人の切ない恋愛映画が誕生した。

監督:加藤章一
脚本:日向朝子
出演:桐山漣、星野真里、要潤
配給:アステア+スローラーナー
上映時間:91分
公式HP:http://kichijojiasahina.jp

(C)2011 Eiichi Nakata /『吉祥寺の朝日奈くん』製作委員会

Profile

桐山漣

1985年2月2日生まれ、神奈川県出身。血液型O型。
2006年『ミュージカル テニスの王子様』に出演、注目を集める。2009年『仮面ライダーW』で左翔太郎/仮面ライダーW役でテレビドラマ初主演。その後も数々のドラマや映画のほか、舞台などにも出演。2011年は映画『RUN60』『君へ。』『吉祥寺の朝日奈くん』に主演。ドラマ最新出演作は『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』の難波南役(CX系)。

桐山漣オフィシャルブログ「Renn's VISION」

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