OKStars インタビュー

Vol.156

映画監督 沖田修一
シンガーソングライター 星野源

OKStars Vol.156は、役所広司さん、小栗旬さん初共演の話題作『キツツキと雨』の沖田修一監督と主題歌を担当した星野源さんが登場!お二人の対談インタビューをお送りします。

『キツツキと雨』、設定が非常にユニークですが、どんなところから生まれたのでしょうか。

沖田 : 映画の撮影隊が村に来る、という映画を撮りたいなと思って、海よりは山に囲まれて閉鎖感がある村がいいかなと思いました。そこには林業のような村を整備している人達がいるだろうから、主人公をそういう人にすると面白いだろうなと考えました。

村にやって来る撮影隊のように、沖田監督もあのロケーションは結構探しましたか?

沖田 : そうですね。山に囲まれた田舎といってもどこにでもありますので、林業が盛んなところを、ということで奈良とかはどうだろうと資料をあたったら盛んすぎたので、もう少し地味に盛んなところをと(笑)。それで中部地方に落ち着いて、白川は檜の産地ですし、木曽もいいなと、そんな風に決まりました。

星野源さんの主題歌「フィルム」についてですが、どういう経緯で星野さんに?

沖田 : 僕が「星野さんがいいです」と、周囲の大人に言いました(一同笑)。元々星野さんの曲はよく聴いていたので、ぜひお願いしたいと。映画はできていてエンドロールを見ながら、星野さんに観ていただいてそれで作っていただけたらどういうのができるだろうと考えたらワクワクしました。

星野さんはオファーを受けられてどう感じましたか?

星野 : すごく嬉しかったです。沖田監督が自分の歌を聴いてくれていたことも嬉しかったし、オファーが大人発信ではなくて(一同笑)沖田監督自身の思いだったことも嬉しかったです。

主題歌「フィルム」の曲作りはどのように進めましたか?

星野 : 映像はできていたので、それを観させていただいて作りました。監督からは自由にと言っていただいたので、やりやすかったです。お客さんとして観に行った時に映画と関係ない歌だとしたらつまらないし、映画の歌のままでももったいない感じがするだろうなと思って、その按配(あんばい)にはこだわって作りました。

曲作りはスムーズでしたか?

星野 : スムーズでした。楽しく作れました。

沖田 : 1ヶ月くらいしかない急なスケジュールだったので心配していました。待つしか無かったですけど。

完成した曲を聴いてどう感じましたか?

沖田 : 最初にデモを聴かせていただいた時点で「すごいのきちゃった」って思いました(笑)。すごくいい歌だと思いました。

「フィルム」のPVは沖田監督が手がけられたということですが?

沖田 : 星野さんから『キツツキと雨』の劇中劇にもあるゾンビ物を、という依頼がありましたので、映画の中ではできなかったゾンビの悲哀みたいなものをやろうと(笑)。

星野 : テーマは「ゾンビ愛」でした(笑)。

>映画ともリンクして?

星野 : ゾンビ物のPVはずっとやりたかったんですが、理由もなくやれないと思っていて。この曲がシングルになることが決まって、やっとゾンビのPVができる!と。沖田監督に熱い想いをぶつけました(笑)。僕が主人公ですが、朝起きて歌って踊って食べられて(一同爆笑)。そんな1日が描かれてます(笑)。

では『キツツキと雨』見どころをお願いします。

沖田 : やはり役所広司さんと小栗旬さんのお二人の掛け合いが見どころだと思います。それと『キツツキと雨』は地方ロケを題材としながら、『キツツキと雨』自体が地方ロケという不思議な二重構造になっています。実際にロケ中に手伝ってくださった方がたくさんいて、そういう雰囲気が映画の中にも出ているので、そこもぜひ観てほしいですね。

星野 : 最初から最後まで楽しめる、観ている間にいろんな気持ちにもなれるし、僕はすごく笑って観て、最後には感動しました。元気ももらえて、素晴らしいエンターテインメント作品だなと感じました。そういう作品の主題歌を書けるのは幸せなことだし、曲も気合を入れて作りましたので、ぜひ席を立たずに(笑)、エンドロールまで観て欲しいですね。

沖田監督、星野源さんが今気になっていることをOKWaveユーザーに質問!

沖田 : デニーズに「小籠包のような焼き餃子」というメニューがあるんですけど、これが訳分かんないんですよ(星野さん爆笑)。平皿で出てくるし、小籠包にしては入っている汁も中途半端なので、どうやって味わって食べたらいいのかなと(笑)。むしろデニーズの人に聞きたいです(笑)。最近は弱気になったのかメニュー名も単なる「焼き餃子」になってます。

星野 : そんな自由な質問でいいんですね(笑)。
僕はですね…寝ている時にお尻の痛みで目が覚めるんです。

沖田 : え?僕もですよ。

星野 : 勝手にモニカ病って呼んでいたんですけどね。一番眠りが深い時に痙るような痛みで目が覚めるんですけど、あまりに痛くて普通に立てなくて、吉川晃司さんのステージの姿勢みたいにしか立てないから「モニカ病」(笑)。

>目に浮かんでしまいました(笑)。

星野 : 病院に行ってもお医者さんもお手上げで、原因がまったくわからず。最近調べたら、突発性肛門痛って名前がついてた(笑)。疲労やストレスでそういう症状が出るそうです。それで質問ですが、その痛みが出た時にどうしたらよいかぜひ聞きたいです(笑)。

沖田 : 焼き餃子はもうどうでもいいから僕もそれ知りたいです(笑)。

☆こぼれ話

写真撮影のため映画のポスターの前で。

星野 : 役所広司さん、この前お会いしてすごく格好良かったんですけど、この映画では本当に普通のおじさんなんですよね。その演技力に脱帽でした。

沖田 : 僕もこの前、役所さんの山本五十六の映画観ましたけど、同じ人とは思えなかった(一同爆笑)。

Information

『キツツキと雨』
2月11日(土)より全国ロードショー

克彦(役所広司)は妻に先立たれ、息子と二人暮らし。ある日、静かな村に現れたのは映画の撮影隊。迷惑も顧みず我が物顔で村人を巻き込んでいく撮影隊に、村はとまどい気味。そして、ひょんなことから無理やり手伝わされる羽目になった克彦。一方、新人監督の幸一(小栗旬)は、持ち前の気の弱さで現場をまとめきれずにパニック寸前!
森の中で出会った、木こり60歳と新人映画監督25歳。映画の撮影を通して、克彦は映画の面白さに引き込まれ、持ち前の機動力で生き生きと活躍を始め、幸一は克彦と接することで成長していく。そして二人のふれあいは村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していくことになるが…。

出演:役所広司、小栗 旬/高良健吾 臼田あさ美 古舘寛治 嶋田久作/平田満 伊武雅刀/山﨑 努
監督・脚本:沖田修一
脚本:守屋文雄

公式サイト:http://kitsutsuki-rain.jp/
配給:角川映画

(C)2011「キツツキと雨」製作委員会


星野源 2ndシングル「フィルム」
2012年2月8日(水)発売

初回限定盤(CD+DVD+スリーブケース)VIZL-456 1,890円(税込)
通常盤(CD)VICL-36683 1,260円

CD収録内容(初回限定盤・通常版共通)
1. フィルム
2. もしも
3. 乱視
4. 次は何に産まれましょうか(House ver.)
5. 落下(House ver.)

DVD収録内容(初回限定盤のみ)
『フィルムのビデオ』監督:山岸聖太
Music Video:「フィルム」監督:沖田修一、「日常」監督:山田一郎
Live:『星野源の「エピソード1」』@SHIBUYA-AX 2011/10/02
Documentary:Recording & Music Video メイキング/星野源 in 台湾など
星野源とスタッフたちによるオーディオコメンタリー収録

Profile

沖田修一
1977年生まれ、埼玉県出身。
日本大学藝術学部映画学科卒業。短編『鍋と友達』(02)が、水戸短編映像祭グランプリを受賞。初長編作品は『このすばらしきせかい』(06)。TVドラマの脚本・演出などを経て、監督・脚本を手掛けた『南極料理人』(09)がロングラン。同作では藤本賞新人賞、新藤兼人賞金賞を受賞するなど、監督としても高い評価を得た。

星野源
1981年埼玉県生まれ。シンガーソングライター。
自身がリーダーを務めるバンドSAKEROCKや、俳優、文筆業など多方面で活躍中。2010年『ばかのうた』(CDショップ大賞入賞)で本格的にソロ活動を開始。2ndアルバム『エピソード』が好評発売中。「POPEYE」「GINZA」「TV Bros」での連載のほか、J-WAVEの深夜番組「RADIPEDIA」では水曜日のナビゲーターを担当している。

星野源オフィシャルサイト

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