OKStars インタビュー

Vol.182 アーティスト

Crack6 MSTR

OKStars Vol.182には約1年ぶりにCrack6のMSTRが登場!最新ミニアルバム『Trickster』についてのインタビューをお送りします!

アルバム『Butterfly Effect』、シングル「未来パラドックス」を経て、今回のミニアルバムのリリースのねらいは?

前作『Butterfly Effect』は6年半ぶりのフル・アルバムということで、さらにその前作である『FIGHT WITHOUT FRONTIERS』で、できなかったことを全部やった作品。それで、今回はその『Butterfly Effect』を踏襲しながら、さらに「進化した作品」をねらって(笑)、できあがったのがこの『Trickster』。

タイトル『Trickster』が表していることは?

>表題曲の「Trickster」とアルバムタイトルとどちらが先だったんですか?

まずイメージ先行でいきたかったから『Trickster』というアルバムタイトルが先。今回はアルバムジャケットのイメージや収録曲も、全て聴き終わると絵本を読み終えた様な感覚になるものにしたかった。メッセージ性もあり、悲しみや喜びもある。とはいえ、ミニアルバムなので、長編小説とはまた違う、絵本のような短編を集めた感じ。

『Trickster』は音楽的にも懐の深さがよく表れた楽曲群が揃いましたが、コンセプトについては?

徹頭徹尾、最初から最後まで同じテンポ、同じようなコード進行、同じような歌詞といったアルバムも、もちろんアリといえばアリだけど、オレ自身が直接手がける作品は、いろんなタイプの楽曲をアルバムに入れたいんで、似たような曲調のものは入れないようにした結果だと思う。
『Trickster』っていうと、一見「手品の星」(Trick Star)って誤解を受けるんだけど(笑)『Trickster』の本来の意味は、物語の中で、神や自然界の秩序を破って、物語を引っかき回すいたずら好きとして描かれる人物のことで、たとえば孫悟空とかプロメテウスとか、そういう存在のことをいうんだけど。プロメテウスのように神々から見たら迷惑なやつだけど、人間界に来たら勇者の扱いにされる、ところ変われば正義と悪が入れ替わるような、そんな世界観を歌詞の中で出してみた。自分が正義だと思っていたものが、人によっては悪に感じたり、その逆もまた然り。この世界は勧善懲悪という二元的な話では全ては割り切れない、といった話を、なんとなく恋人と話すような感覚で歌うという感じにしてみた。最終的には愛や希望があってほしいけど、その隣には憎しみや悲しみもあったり、またそういうのとは次元の違う、日常生活のつまらないことをテーマにした歌詞もあったり、そういう部分も含めてこのアルバムを通して聴いてもらえればなと思う。涙あり、怒りあり、悲しみも、笑いも、もちろん喜びもね。

制作時のエピソードなどお聞かせください。

PENICILLINの20周年の活動と並行しての制作だったので、思ったより時間があまりなかったかな。コンセプトは『Butterfly Effect』を発売した1年くらい前にはもうあって、スケジュールも見えていたけど、なかなか作品に着手することができなかったので、時間との戦いだけだったな。何せ、PENICILLINのマンスリーライヴ企画やベスト盤リリースの裏で制作してたから、オレもスタッフも時間調整との戦いだったな。

>レコーディングはいかがでしたか?

4月頭から5月の連休明けくらいまでがレコーディングだったけど、ほとんど休みなく(笑)でも、現場の空気は良い感じでやれた。最後の方は徹夜も何回かしたけど、全体に楽しかったですよ。

ボーカルが今まで以上に楽曲にハマっている印象でしたが、あらためて歌うことについてはいかがでしたか?

歌は今まで以上にスピーディ(笑)慣れてきたら終わり!みたいな感じでレコーディングしてた。だから「え、もう終わり?まだ歌えるよ?」みたいな感覚(笑)。そうなるとプロデューサーの重盛さんから「もう良いのたくさん録れてるから」って言われてね(笑)。全体としては楽しみながら、新鮮味のある状態で録っていった感じ。「スパイダ」なんかは最後の佳境の辺りのレコーディングで、夜中の3時くらいに録り始めたから、結構ハイな状態。他には「狂想曲 -第666章-」が歌うのに一番体力を使った。この手の曲は元気じゃないと良いのが録れないと、再確認した(笑)。

今回のヴィジュアル面については?

絵本のような雰囲気は出しつつ、サーカス団というよりは、ジプシーみたいな放浪する集団…そういう怪しい集団が、いろんな町に行って、物語を綴っていくイメージだね。

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