OKStars インタビュー

Vol.184 俳優

ジム・スタージェス

OKStars Vol.184はある男女の毎年7月15日だけを描いた映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』出演のジム・スタージェスへのインタビューをお送りします!

『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のコンセプトは何ですか。

物語は1988年7月15日、卒業式の夜に20代前半で出会った2人をそれから20年間、毎年同じ7月15日の様子を追っていく。2人の人生それぞれを捉えていくんだ。

あなたは華やかなデクスターを演じました。どんな役でしたか。

最初の印象では、僕の日常生活では特に好きではない男だったよ。でも個人的にはイラつく男を演じるのは面白かった。そのうちに、もっと人間らしい状況に置かれた彼を演じるうちに彼の肩を持ちたくなってきたんだ。彼はすごく恵まれているんだよ。劣等生で、特に何ができるというわけじゃないけど、とても魅力的で憎めない。それにいい加減な人間で、何でも楽しまないと、と思ってる。仲間も多くて、社交的だ。社会は遊び場であるかのようにうまく立ち回っているからね。

アン・ハサウェイの演じたエマは。デクスターと比べてどうなんでしょうか。

デクスターと比べるとエマは対照的だね。2人の世界は全然違うんだ。彼女は内向的で自分は何者か考えていて、外に自分を表現するのは苦手。でもデクスターは対外的には上手に過ごしているけど、内面では自分は何者で何が得意かよく分かっていない。ある意味、陰と陽のようなカップルなんだよ。

アン・ハサウェイ自身については共演していかがだってでしょう。

彼女との共演は素晴らしかった。とっても愛らしい女性でね。一緒にいて気楽な人だよ。LAで最初に会った時は、短い時間のリハーサルだったけど、彼女はとても温かくて、ステキな人だったよ。記憶に残っていることも多い。しっかり役作りしていたからなのかどうかは分からないけど、アンもエマにすごく似ていて、知的でウィットにも富んでいたね。

デクスターとエマの2人の関係について、また映画を通しての変化について、もう少し聞かせてもらえますか。

最初はね、一夜限りの関係で始まったんだ。誰かと楽しいひとときを過ごして大学生活を終えられたらいいという、まさにデクスターらしい発想で、だからエマの部屋に行ったわけだ。でもその一夜のつながりから、その後も接触を続けることになるんだ。遊びではなくて、ずっと連絡を取り合うようにね。原作を読んだ時に、2人は最初にすごく心が通い合うものがあったと僕は感じたんだ。面白かったのは、デクスターはエマのユーモアのセンスに反応するところ。それからデクスターは世界中を旅し、エマはロンドンへ移るから、その間は文通相手になる。手紙の力というか、ある意味、言葉を通じて心を通わすことに感心したよ。最近の人はあんまりしないだろ。あるいはFacebookやインターネットの力でまた始まってるのかもしれないけど。人は本来なら話して伝える言葉を書き、むしろ口にするほうが難しいのかもしれないね。まあ、そういうことを通して2人は絆を深めていくんだ。いろんな浮き沈みを体験して、関係はいろんな形をたどってね。

演じてみていかがでしたか。

デクスターは映画の中でいろんな体験をするから、僕としてもそれが楽しみだったよ。夏のロンドンでの撮影だしね。でもとても複雑な役で、道を踏み外したり、とんでもないことをしたり、面白いことが好きな男だけど、人生でいろんな問題を体験するんだ。母親との関係とか、中毒とか、ひとつのことに集中して前に進めないとかね。そういういろんな要素を毎年の1日で表現しないといけないんだよ。1年で体験していることを、取り上げる1日の話に盛り込む。

ロネ・シェルフィグ監督については?

彼女のおかげでみんな日に6、7回は笑ったよ。気のきいたジョークをビシッと決めるんだ。爆笑さ。書き留めておいて、ちょっとした本にでもしておきたいくらいだよ。スタッフも監督は面白いって言っていたからね。彼女は現場にいる人間すべてに気を配っているんだ。俳優やVIPだけでなく、現場にいる人すべてといい関係を築いている。全体のパイロットというか、重層的でかなり複雑な映画をうまく舵取りしていたんじゃないかな。

役の変遷について、どのように役作りしていきましたか。

OKWaveからみなさんに質問!

あなたにとって、1年の中で一番大切な1日・記念日は?

Information

『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 TOHOシネマズ有楽座ほか公開中!

真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。はじめて会話を交わしたふたりは、魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選ぶ。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。一緒に旅行に行ったり、恋の悩みを相談したり、大喧嘩をしたり。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。そんなある年の“7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。2人の恋の結末は?“運命の7月15日”が2 人に近づいていた…。

出演:アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン、ケン・ストット他
監督:ロネ・シェルフィグ
主題歌:「スパークリング・デイ」エルヴィス・コステロ
配給:アスミック・エース 

公式サイト:http://oneday.asmik-ace.co.jp/

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Profile

ジム・スタージェス

1978年5月16日生まれ、ロンドン出身。
イギリスにてTV俳優としてキャリアを積み、2007年にビートルズのヒットナンバーのミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニバース』で主役ジュード役を好演。その後も『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008)、『ブーリン家の姉妹』(2008)、『ガフールの伝説』(2010)など、様々なジャンルの作品をこなせる若手俳優として評価を得ている。

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