OKStars インタビュー

Vol.192 俳優

リーアム・ニーソン

OKStars Vol.192は、アラスカの極寒の山脈を舞台に、想像を絶する自然の猛威と野生の狼の群れと向き合う男たちを描いた『THE GREY 凍える太陽』主演のリーアム・ニーソンのインタビューをお送りします!

本作の物語について教えてください。

5~6週間の仕事のシフトを終えて飛行機で家に戻ろうとするところから物語は始まる。不運にも嵐に遭遇し、飛行機が墜落するんだ。生存者は僕と6人の男たちだけ。僕は彼らを率いて、南に向かうことにする。アラスカのツンドラ地帯に墜落して、僕たちは南だと思われる方向を目指すんだ。その道中、僕たちは神話に登場するような大きくて獰猛な狼たちに追いかけられる。狼たちがひとり、またひとりと僕たちを狙い始めるんだ。恐ろしい話だよ。

あなたの演じたオットウェイについて教えてください。

彼には荒野で数日間生き残れる知識があるし、狼や動物の習性や動きも知っている。でもそれだけだ。彼はすべてのことに答えられるような天才なんかじゃない。とても弱く、怯えた男だ。でも自然の中で生き残る術を知っている男なんだ。

主人公たちは自然の猛威やマイナス20℃の猛吹雪に加えて、オオカミとも対峙する運命ですね。

この物語には、引き金となる、テクノロジー世代に反するとても原始的なものが登場する。それが狼だ。僕や6人の男たちは神話に登場するような、人間を憎悪する、大きな体格の獰猛な狼たちに追いかけられるんだ。途方もなくね。

この映画でのキャストたちの旅路について教えてください。

僕たち全員がすぐに、まるで互いの手を取り合うような仲間意識で結ばれるんだ。これから長い冒険の旅が待っていることをみんな悟っている。紋切型の言葉かもしれないが、始まってすぐに、本当に大変な旅が待ち受けているんだ。全員がそれを悟り、互いの強さや思いやりに気付いていくんだよ。

ジョー・カーナハン監督との仕事はいかがでしたか。

『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』で、彼の素晴らしい情熱とエネルギーを知ったんだ。でもこの映画の場合、彼の情熱とエネルギーはその時より何倍にも感じたよ。彼にはユーモアのセンスがあるんだ。面白い男だが最初は理解できなくてね。でも彼はとことん面白い男だよ。何度も大笑いさせられた。それもつまらないことでね。まるで僕たちはボーイクラブみたいに、ばかげたジョークで何度も大笑いしたんだ。

撮影地は極寒の山中でした。究極の状況下での撮影でしたね。

ブリティッシュ・コロンビア州で撮影したんだ。最初の2週間は、マイナス40℃くらいの場所に慣れるのに必死だった。強烈な、本当に強烈な寒さだ。トレーラーを離れるときに頭に浮かぶのは、衣装を着こんで温かさを保とうということだけだった。演技のことなど考えられなかったよ。それに、撮影が始まった数週間は、絶対に生き残れないと思った。肉体的に不可能だとね。脳が凍りついて、セリフも覚えられない。考えることといったらどうやって温まろうかということだけだった。俳優としてじゃなく、人間としてね。でも僕たちは何とか乗り越えたんだ。

作品を通じて、人に知られることは幸運なことでしょうか?うぬぼれたりしてしまうことはありませんでしたか?

うぬぼれも多少あるね。僕は毎日目覚めて、自分に問いかけるんだ。うぬぼれには慎重にならないといけない。でも僕は仕事をするのが好きだし、仕事中はベストを尽くす。それにこの映画のように素晴らしい脚本がある。だからなおさら、僕は恵まれていると感じるよ。

OKWaveユーザーに質問!

あなたがこれまでに経験した最も過酷な状況と、それをどう乗り越えようとしましたか?

Information

『THE GREY 凍える太陽』
2012年8月18日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

墜落事故を生き残った男たちを待ち受けていたのは、アラスカの極寒の山脈の想像を絶する自然の猛威と野生の狼の群れだった…!
生存者たちは確かな方角も定まらない中、生き残りをかけて南を目指す。彼らの行く手を阻むのは、あまりにも過酷な大自然の猛威だった。ひとり、またひとりと生存者の数が減っていき、諦めれば一瞬ですべてが終わってしまう絶望的な状況の中、どうすれば生き延びることができるのか。愛する人の元へ帰りたい、もう一度会いたい。その切なる願いを胸に“生きること”に執着する彼らの、生死を賭けた壮絶な闘いの果てに待っているものとは。

出演:リーアム・ニーソン(『96時間』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『アンノウン』)、ダーモット・マローニー(『ゾディアック』『アバウト・シュミット』)、ジェームズ・バッジ・デール (『ディパーテッド』)
監督:ジョー・カーナハン(『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『スモーキン・エース』)
製作:トニー・スコット、リドリー・スコット
配給:ショウゲート

(C) 2011 The Grey Film Holdings, LLC.

公式サイト: http://www.grey-kogoeru.com/
公式Facebookページ: http://www.facebook.com/grey.kogoeru
公式twitter: https://twitter.com/grey_kogoeru

Profile

リーアム・ニーソン

1952年、イギリス、北アイルランド生まれ。
ベルファストの劇団で演技を学び、ジョン・ブアマン監督に誘われて81年に『エクスカリバー』で映画デビュー。『銀河伝説クルール』(83)でアメリカ映画に進出し、『ダークマン』(90)で主役を射止める。93年の『シンドラーのリスト』のオスカー・シンドラー役でアカデミー主演賞にノミネートされ、同年にはブロードウェイの舞台でトニー賞にもノミネートされた。
『96時間』(08)、 『アンノウン』(11)、ジョー・カーナハン監督と組んだ人気TVシリーズのリメイク版『特攻野郎AチームTHE MOVIE』(10)でアクション俳優としての新たな魅力を発揮、新世代アクション・スターとなった。これまでに40本以上の映画に出演し、幅広い役柄を演じている。さらに、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(05)シリーズではライオンの アスラン王の声を担当している。2012年には『タイタンの逆襲』、『バトルシップ』が相次いで公開された。今後の作品に、『96時間』の続編となる『TAKEN2』(原題)などがある。

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