OKStars インタビュー

Vol.209 文化起業家

藤田志穂

OKStars Vol.209には文化起業家・藤田志穂さんが登場!企画・プロデューサーとして参画する2012年11月3日に開催される「ご当地!絶品うまいもん甲子園」のことを中心にお伺いしました!

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の企画・プロデューサーとして参画されていますが、どんなイベントなのでしょうか?

もともと、今の活動をする前に若い人たちに食や農業のことについて知る機会が少ない現状を知ったことで、そのためのきっかけ作りを始めようと思いました。2年程前から農業高校の生徒さんたちと交流などをするようになり、それがきっかけとなりこれからの農業を支える農業高校生がどんなことに興味があるのか知り、そして彼らのやりたいことを手伝いたいと考え「ご当地!絶品うまいもん甲子園」というイベントを企画しました。
農業に関わる高校生がご当地の食材を使ったメニューを考案し、それを通して地域活性化に繋がり、農業高校生自身も学外の人と触れ合うことで新しい刺激を得ることのできるイベントになればという思いで進めています。

>ここまでの取り組みは?

農業高校生やその先生と触れ合って直接意見を参考に、これまでイベントの準備を進めてきました。また農林水産省の方にもお話させて頂きイベントの主催にも入って頂くことができました。私自身は現地に足を運び、生徒さん達のお話しを聞き、より良いイベントになるようプロデューサーとして動かさせて頂いております。イベントを企画する際にも東北の学校では未だに震災の被害が残っていますが、そんな中でも頑張られている生徒さんたちにとって一つの目標になればという想いも企画のコンセプトの一つになりました。

農業高校生の参加イベントということで、本戦のための選考が行われましたが、どんな応募傾向だったでしょうか。

応募動機のところで共通していたのが地域の活性化をしたいという事でした。過疎化が進んでいることへの危機感や、ご当地の食材を使うことで、自分たちの地域を知ってもらいたいという思いを生徒さんたちは持っていました。学校によっては1つの学科だけではなくて複数の学科でチームを組んで応募頂いた学校もあります。審査においては食材とレシピと志望動機を基準に選考をさせて頂きました。実際に読むと皆さんの想いが伝わりすごく心が揺らされました。今回は書類選考のみということで、実際に料理を食べて選考するわけではなかったので、選考がとても難しかったです。

では11月3日本戦当日の見どころは?

本戦出場の学校には順に直接学校へご挨拶に伺い、試食もさせていただきましたが、どれもすごく美味しかったです!是非当日は直接来て頂き美味しい料理を生徒さんたちが用意しているので楽しんでもらえればと思います。もともとは農業高校に光を当てたい、という想いでしたが、「ご当地!絶品うまいもん甲子園」というイベントだけに、まずは一般のお客さんに高校生が考えたご当地メニューを是非食べに来てもらいたいと思います。そして「これを作っているのは農業高校生なの?」という発見から農業高校生の活動や、直接農業に興味を持って頂ければ嬉しいです。

「食」について、どんなきっかけで関わることになったのでしょう。

もともとエコ活動に興味があり、その中で食糧自給率の話を知りましたが、食糧自給率が40%以下と言われても身近には感じませんでした。それでも私の祖父が新潟でコシヒカリを作っていた農家で、私が中学生の時に亡くなって以来田んぼは放置されてる状態だったという事を知り、何となくそのことも頭の片隅にはありました。その後、放置されている田んぼや畑の問題があるという話を聞いた時に、意外と自分の身近で起きていることが世の中の問題になっていると知り驚きました。その後、祖父の田んぼがどうなっているのかを改めて聞いてみた所、知り合いに貸しているということだったので、そのような方法があるなら農業の知識がなくても若い人が農地を借りて農業に触れられるのではないかと考え、今の活動に至っています。

>食や農業の取り組み以前とその後でご自身は変わりましたか?

それまでは一人暮らしだと外食などの都合でどうしても買った食材を無駄にしてしまうこともありましたが、最近は調理して冷凍しておくとか考えるようなり、生産者の方達と触れ合う機会を持ってからは無駄にしてはいけないと思うようになりました。

「ノギャル」などの農業の活動をやってみて思うところは?

農作業を手伝わせてもらうと確かに大変さが伝わりますが、それでもそれ以上に面白いと感じることが多かったです。1日中農作業をしたり、雨など天候に関わらず外でやらないといけないとか、大変なことが多いとは思いますが、同時にやりがいもあるものだとは思います。何より手をかけたものが形になるので、目に見えて結果が分かりやすいものですから。

>ノギャルの皆さんの反応はいかがでしたか。

一番初めにみんなで秋田に行った時は雨で、参加した人達はこれまで農業体験が無いこともあり、気持ちも落ち気味でしたが、悪い状況の中でもその場をどう楽しむかを考え、最後にはみんなで楽しむことができました。中にはお米を食べなかった子がお米を食べ始めたり、不登校の子がリフレッシュできたと学校に通い始めたり、目標を持つようになり仕事を見つけた人もいました。野菜を見ていたら自分も頑張らないと、という風に思ったそうです(笑)。そういった部分での良い影響がありました。

“ギャル”へのこだわりについて。

元々が高校生の時にギャルへの憧れがあって、いまも自分の好きなファッションやメイクをしているとギャルと言われたりはしますが、自分の好きなことは続けていきたいという思いはありますし、メイクも自分の好みじゃないと気分も上がりません(笑)。農業に関してもただでさえも大変な農作業をスッピンで行い、汗をかいてボロボロになった姿を鏡で見たら気分が下がりそうですが、そこでしっかり化粧直しをしてこれでよし!と思うとさらにやる気が出ます。

最近ハマっていることは?

今27歳ですが、美容についてはきちんと考えるようになり髪の毛のケアを気にかけるようになりました。色々なシャンプーを試たり、髪を乾かすタイミングとか気にかけてます。会社ではプランターで夏場にゴーヤやオクラを育てました。ゴーヤは以前に静岡の畑で育てさせてもらったことがありましたが、農家さんからは「手をかけすぎずに放っといていいよ」と教えられたのですが、会社で植えたゴーヤは実がなかなかならなくて、大きな農家の畑と家庭菜園とでは受粉とか手をかけないといけないことを知り、育てる環境によって方法も違うのだなと感じました。

いま一番の夢は何でしょう?

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」もそうですが、若い人たちが自信を持って夢を語れるような環境を作りたいと思います。

>いまの高校生についてはどう思いますか?

農業高校生と触れ合っていると、自分の高校生の時とは意識が違うと感じる所があります。若い頃から地域の活性などを気にかけているので、これからどんな大人になるのかな、ととても楽しみなくらいです。普通科の高校生たちと触れ合う機会はそれほどありませんが、夢を持っている子たちはいますし、でもどんな風に実現すればいいのか分からないという話は聞くことはあるので、やはり早くから社会と触れ合う機会があれば学ぶ事も多いのではないかと考えています。

藤田志穂さんの“モットー”をお聞かせください。

私は常にリアルな現場を知ることを大切にしています。例えば農業高校生って何を考えているだろう、とネットや人づてに知るだけはなく、足を運んで触れ合って話を聞いてみて、そこで自分が感じたことを人に伝えたいです。世の中には色々な話があるので伝え聞くだけでは感じ方は人それぞれかもしれませんが、自分で見たことは確かですから。

では最後にOKWaveユーザーにメッセージをお願いします。

藤田志穂さんからOKWaveユーザーに質問!

Information

農業高校の食の甲子園
ご当地!絶品うまいもん甲子園


2012年11月3日(土)11:30~16:00
JR有楽町駅前スペース

主催:農林水産省/ご当地!絶品うまいもん甲子園実行委員会

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」は、農業分野で活躍する人材を育成し、各地の特産物を都内でPRすることで地域活性化につなげてもらおうと、農林水産省が実施する「食と農林漁業の祭典(JAPAN FOOD FESTA2012)」と連携し企画。
第1回となる今回、決勝の舞台に出場できるのは、北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国・四国、九州・沖縄、全国8ブロックから書類審査を通過した計9校!農業高校生の熱いフードバトルが今始まります!

http://umaimonkoshien.com/

Profile

藤田志穂

1985年生まれ、千葉県出身。
文化起業家。
高校卒業後ギャルのイメージを一新させる「ギャル革命」を掲げ、19歳で起業。ギャルの特性を活かしたマーケティング業務中心の会社「シホ有限会社G-Revo」を設立した。
また積極的に環境問題やエイズ予防活動も行い、2008年12月末に社長業を退任し、現在は自身が監査役を務める「Office G-Revo株式会社」を立ち上げ、若者が食や農業に興味を持つキッカケを作るため「ノギャルプロジェクト」を中心に活動中。

藤田志穂OFFICIAL BLOG

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