OKStars インタビュー

Vol.256 対談インタビュー

ナオト・インティライミ
× 石田雄介監督

OKStars Vol.256は、ナオト・インティライミ主演、石田雄介初監督作品『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』。世界を旅していく中で様々な人と出会い、影響を受けながら音楽を製作していくドキュメンタリー映画。ナオト・インティライミさんに「心の革命」を起こしたこの旅での思い出や経緯を石田監督共にインタビューしました。

ナオト・インティライミさん : 
石田雄介監督 : 

今回の映画の趣旨、製作までに至った経緯はなんですか?

 : ナオトがもともと8年半ほど前に旅に出ていて本も出しているという経験もあり、今度はドキュメンタリーを作ってみないかという話が出たみたいで。それまで僕もナオトも面識がなくて最初は気を使いながら接してましたね。

 : 「ナオトさん」とかって呼んでたもんね~。

 : まぁ、でも旅に出て気持ち悪いくらいずっと一緒にいましたよ(笑)

 : お互いタメ語じゃなくて敬語でしたし。ナオトさんとか呼んでたのとか気持ち悪いよね。まぁ、色んな夜がありましたよ(笑)

今回映画で旅人兼シンガーソングライターとして紹介されていましたが、旅人であり続ける事の意味とは?

 : うーん、食らいたいんだよね。浴びたいんだよ。何か自分がいかにまだまだであるという事と自分の概念がいかにちっぽけな物かとかね。自分の見えてる世界なんてちっぽけだし、自分の存在だったり、自分の活動だったり自分の歌手としてもキャリアだったりがいかにまだまだなのかっていうのを旅に出ると全部あからさまに出ちゃうからね。良い事も悪いことも自分がどうゆう人間なのかもわかるし。何があって、何がないのか。何が伸びて、何が伸びてないのか。色々顕著に出ちゃうからね。旅をしてないとこんなに短期間でこんなに刺激的な心の革命みたいな感じが起こることなんか早々ないから。そういったことを求めてずっと旅をし続けるんだよね。

今回、初めて行かれた国々を選んだ理由は?

 : ナオトが土っぽいところに行きたいって言い出して(笑)

 : 自分の今の生活と違う文化、まったく違うところに行きたいと思いエチオピアとカリブを選びました。カリブ海も自分の音楽においてすごく影響受けているから、その国に行きたいって思ったのがきっかけですね。で、コロンビアは前回世界旅行をした時に会ったアンドレスとかに会いたくて行きました。

今回行かれた旅で一番印象に残っているエピソードは何ですか?

 : エチオピアのハマルの部族に入っていったときですね。撮っていると露骨に拒否反応を出してくるんですよね。そんな中でも僕が監督やってるからって「じゃあ、ハマルの皆さん動いて下さーい!」って言っても聞くわけないので、基本的に僕はこっそり撮ってるっていうことしか出来なかったんですけど。でも、その中でナオトがどんどんハマルの人との関係性を掘り下げていって密接になって、言葉もちょっと習って、音楽とサッカーやったりして。それを目の当たりして「この人やっぱただ者じゃないな」っていうのがありましたね。コロンビアとカリブ海へ行く前も特に何も決めてなかったんですけどナオトの動きに合わせて色々撮ることが出来ました。

 : 俺が一番印象に残ったのはそれはもう「catch the moment」現象でしょ?(笑) それにつきるな~。こんな心の革命起こることないよ。

 : そうね、曲にしちゃったしね(笑)

今回の旅で「catch the moment」を一番感じた時はいつですか?

 : それはもう旅の最後に集約されてるかな。旅の最後の地のトリニダードの最終日まさに最後だよね。カーニバルのメインパレード。ケスのトラックをずっと探してて、ようやくたどり着いて、でも何時から始まるのかわからない、ケスがどこにいるのかもわからない、ザワザワって人が動き始めた流れを感じる。「ん?ケスが歌うのか!?」みたいのがまさにcatch the moment! ムムって感じて皆の流れを感じとってあそこだって!目星つけてトラックの後ろに回りこんでケスに話しかけて「ヘイ!ナオト!あがって来いよ!」のcatch the moment! あれが10秒でも遅れてたら歌えてなかったかもしれなかったね。ハマルで思い浮かんだ心の革命になったこの言葉が最後に集約されたのかもしれないね。

 : よく二人で話してたんですけど映画として出来すぎるよねって!よく脚本とかにあるような感じで。もちろんドキュメンタリーだから当然ないんですけど。僕らも何も仕込まず本当にあの流れだったんですよ。映画の中でその過程があるから嘘じゃないっていうのがわかるんですけどw

映画の中で飛び入りでライブに参加をしたりするのがとても印象的でしたが、その行動力はどこから来るのでしょう?海外にいると逆に外国人という意識が強くなって控えめになってしまいませんか?

 : 逆に海外の方がやりやすいね。海外はやっぱ思った事言わないと物事が起きていかないから、それは身をもって旅の中で体験してるからはっきり言っていくことが何かが起こるということに繋がる。日本でここまで言ったら完全に引かれるなってことでもそれが海外だと何も思わないんだよね。やれるか、やれないかyesかnoかだけだから。別に過程とかどうゆう人間かとか、そういうことじゃなくてそれはそれだから海外はやりやすいよね~。

撮っている側として一番苦労したこと、意識したことはありますか?

 : 苦労というか、本当ついていくのが大変なんですよ(笑) じっとしてる人じゃないんで。こっちはこっちでいかにcatch the momentを撮るかって感じですよね。ナオトがcatchしてるところをcatch the momentしないと、旅行先で起こった事で終わっちゃうみたいな。映像に残らなきゃ意味ないので。

 : catch the momentしてるのをcatch the momentみたいなね。

 : 一日20時間くらい撮ってた時もあるしとにかく果てしなかったよね(笑) 一番ナオトにくっついて撮り逃しないように撮るっていうことが簡単そうに思えてこの人とやるときは一番難しい(笑)

 : 気がついたらこっちの路地入っていくからね(笑)

 : そぉ~~~!!!あれっ?いねぇ?みたいな!ちょっと仲良くなったから歌うぞ!とか言って(笑)

映画のテーマソングでもある「Catch the moment 」の歌詞には様々な国の言葉で「ありがとう」という歌詞が入っていたりたくさんの楽器の音をレコーディングしていましたが、この歌を作るので一番強調・意識・心掛けたことは何ですか?

 : この曲に関しては、トラベルソングを作りたくて。ザ・トラベルソングみたいな。旅してるときに心地よく聴けるような。リラックスして聞ける音楽ですかね。

この映画で一番伝えたかったメッセージは?

 : 旅している間、撮った後、編集した後、全てに感じたことなんですけど、ナオトを見てて夢って向こうから勝手に来るものじゃなくて自分から必死につかんでいかないとチャンスがこないということ。紅白歌合戦に出たりとかっていうのはナオトが一番必死にやってちゃんとつかんで今ここにきてるっていう事。観る人が観ればやっぱりそれが伝わると思うしラクしてる人間は成功はつかめないっていう事を撮りながら自分にも思い聞かされましたね。それが一番観て頂いて老若男女、色々な方に伝えたいですね。

 : やっぱり「catch the moment」です。あなたが電車を待っている時、信号を待っている数十秒、エスカレーターを待っている数十秒、その時携帯の液晶画面を見てる、下を向いているとき、世界では素敵なことがたくさん起きているよっていうことを伝えたいです。

OKWaveユーザーに質問!

あなたの夢はなんですか?
それと、『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』の映画の中で
あなたの好きなシーンは何ですか?

Information

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』
2013年4月13日(土)全国ロードショー

“太陽”のように明るく、“お祭り”のように楽しいキャラクターと持ち前の音楽センスでデビュー以来、人気、実力ともにその勢いは止まることを知らないナオト・インティライミ。
デビュー以前に28カ国515日間かけて世界一周した経験を持つ彼が、再び“音楽と出会い”を求めて旅に出た。
過去訪れた国や初めて巡る国。世界の音楽と文化を体感し、その国の人々と歌い、笑う。様々な出逢いを通して、新たな楽曲が誕生する瞬間をカメラは追い続ける。仕込み、段取り、やらせ、いっさいナシ。ナオト・インティライミのすべてが詰まった本格音楽ドキュメンタリー映画が誕生した。監督は、『モテキ』(2011年/大根仁監督)の編集を担当し、見事日本アカデミー賞優秀編集賞に輝いた注目の石田雄介、初監督作。

監督:石田雄介(「モテキ」第35回日本アカデミー賞優秀編集賞受賞)
出演:ナオト・インティライミ
配給:東宝映像事業部
主題歌:「Catch the moment」&サウンドトラック by ナオト・インティライミ

公式サイト

(c)2013『ナオト・インティライミ冒険記』製作委員会

ナオト・インティライミ リリース情報
<シングル>
11th シングル 「恋する季節」 2013年4月17日発売
キリン 氷結 CMソング
・初回限定盤(CD+DVD)(UMCK-9617)1,680円(税込)
・通常盤(UMCK-5427)1,260円(前込)
【CD】
1. 恋する季節
2. Unbelievable
3. Life pallet
4. 恋する季節(KARAOKE)
5. Unbelievable(KARAOKE)
6. Life pallet(KARAOKE)
【初回盤DVD】
Live at 横浜アリーナ on 2012.12.07
『ナオト・インティライミ アリーナツアー2012』
1. 愛してた
2. しあわせになるために

<アルバム>
4th アルバム 『Nice catch the moment!』 2013年5月15日発売

<書籍>
フォトエッセイ「旅歌ダイアリー」 1,260円(税込)
幻冬舎より好評発売中

Profile

ナオト・インティライミ
『インティ ライミ』とは南米インカの言葉で『太陽の祭り』を意味。世界一周28カ国を515日間かけて一人で渡り歩き、各地でLIVEを行い、世界の音楽と文化を体感。
帰国後、自らのソロ活動の他、コーラス&ギターとしてMr.Childrenのツアー・サポート・メンバーに抜擢。
2012年の第63回紅白歌合戦に初出場。2013年4月17日に11thシングル「恋する季節」 をリリース予定。いま最も話題を集める男性アーティストとして注目を集めている。

オフィシャルサイト
オフィシャルブログ

石田雄介
1977年4月5日生まれ。
『モテキ』(2011)の編集で第35回日本アカデミー賞優秀編集賞受賞。ドラマ「まほろ駅前番外地」本編編集、MUSIC VIDEOの演出・編集などを手がける。『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』が初監督作品。

OK LABEL

回答投稿にあたっての注意とお願い

OKStarsからの質問は、OKWave事務局(ID:10q-OK)が質問投稿とベストアンサー選定を代行しています。
当企画は、OKWaveの他のカテゴリーと異なる主旨での運営となっています。原則的に回答への個別のお礼はつきません。あらかじめご了承ください。
ご回答の際には利用規約禁止事項ガイドラインに沿った投稿をお願いいたします。