OKStars インタビュー

Vol.262 ラッパー

GAKU-MC

OKStars Vol.262にはラッパーGAMU-MCさんが登場!新アルバム『ALL YOU NEED IS RAP』や桜井和寿さんとのユニットUKASUKA-Gやサッカーのことなどお聞きしました!

『ALL YOU NEED IS RAP』、製作期間としてはどのくらいだったのでしょう。

めっちゃ早かったです。発想はずっとためてましたけど、今年に入ってすぐ作りましたので。溢れ出てくるみたいな、“この波逃すと危ないぞ”という感じでした。

リリックの切れ味の良さと物事の本質をついてくる部分など、GAKU-MCさんのリリックが生まれてくるのはどんなところからでしょう。

言葉そのものを自分で作っているわけではなくて、自分の思いを人に伝える時に、みんなが共有しているものがあるからこそ言葉が出てきますよね。ひとりでずっと部屋にこもっていても出てこなくて、人に会って、いろんな人とつながって、いろんな気持ちになる時に言葉が出てくると僕は思います。なので人に何か伝えたい時に、その相手がいればいるほど言葉も出てきますね。もしくは、何か伝えたいと思える大切な相手が出てきた時ですね。

>「もしもラッパーだったら」のリリックも素敵です。

僕らがやっているスタイルの音楽ではこういう誰かより自分の方がすごいんだぜって歌うdisソングは昔からあるんですけど、僕はそれが大嫌いで自分でそういう曲を作ることはないと思ってました。でも、自分の娘にチョッカイを出す男がラッパーだったら、それだけは絶対許さん!という、そんな気持ちになってコレなら書ける!と。まだ娘は4歳なので「お父さん、何言っているの?」という感じですけどね(笑)。それと昔の友達と会って娘のことを話すと、大抵「彼氏がラッパーだったらどうする?」って言われるんですよ。そんなことこっちだってドキドキしてるんだから(笑)。

最近はギターで曲作りをされているんですよね。

ラップだけずっとやっていても面白く無いからね。2006年に桜井和寿くんと「手を出すな!」をリリースしたその日にいま使っているギターを買いに行ったんです。桜井くんとの出会いが新しい音楽の扉を開けてくれるんだろうなという気持ちになって、それで記念にギターを買ったら、見事に次の作品から自分の扉を開けてくれて、今は何を作るにしてもギターを弾きながらです。ギターはたかが6本の弦なのに無限の可能性があるし、どんどん山が険しくなっていく感じがあって、奥深くて楽しいですね。

>トラックもサンプリングとかではなく全部ギターで?

そうです。サンプリングするやり方もひと通りやってきたし、自分で弾いて出てくるものが楽しい時期なので今はギターですね。

>ちなみにもともとラップや音楽を始められたのは?

中学生くらいからですね。サッカー部でレギュラーを獲れず、買ったばかりのアディダスのジャージの行き場がなくなり。それを活かすのは何か?と、はじめたのはブレイクダンスで、その時に聞こえていた音楽がラップだったのが理由ですね。ロックの人たちのズボンが細かったのが受け入れられなかったのもありますけど(笑)。

桜井和寿さんとのUKASUKA-Gについてはどのような経緯で?

僕と桜井くんとは年間90試合くらい(笑)サッカーの試合の予定が組まれていて、そのうちの40試合くらいはツートップを組んでやらせていただいています。その時に音楽の話もしつつ、サッカーからすごくいただいているものがあるので、僕らもサッカーに何か返したいという思いで始まったのがMIFAというMusicとFootballの相互作用したもの。その活動の1つとして、以前に「手を出すな!」という曲を2人で作りましたけど、またやろうということで新しく作ったのが「でも、手を出すな!」です。2014年のW杯に向けて作ったんですけど、どこよりも早い動き出しだと思うんですよね。僕らフォワードなのでオフサイドラインのギリギリ(笑)だぞと。でも、まだ出場も決まってないですけどね(笑)。

そのMIFAの活動と「MIFA presents YOYOGI CUP」についてお聞かせください。

ミュージシャン・UKASUKA-Gとしても出ますけど、僕はプレイヤーとしても出ます。「MIFA presents YOYOGI CUP」は音楽寄りの3オン3でやるサッカーのイベントです。普通のフットサルとは違って独自ルールがあって、股下を抜いたら1点とか、残り30秒で点を取ると得点は倍とか、遊び要素も入れて楽しもうという趣向です。今のサッカーを見ているとJリーグの下部組織や高校サッカーの子どもたちもみんな優秀な感じがしますけど、もっと遊びココロとストリート感満載のプレイも観たいなということですね。ブラジルの路地的なイメージです。行ったことはないですけど(笑)。

最近注目していることは?

コレは間違いなく日本代表のW杯の出場ですね。この前はヨルダンまで行ってきましたから。試合を観ただけではなく、ヨルダン人の方々と飲み明かすということもやってきました(笑)。彼らと話していて「強豪国の日本に俺たち勝ったから俺たちもブラジルに行けるかもしれない!ブラジルでまた会おう!」って話になって、まさかヨルダン人と友達になるとは思わなかったですね。サッカーは国境も肌の色も年齢や性別も超えるし、そういう力は音楽にもありますので、その2つにはとても興味がありますね。

今後の展望などお聞かせください。

GAKU-MCとしては大きな音楽マネジメントから独立して、音楽レーベルも自分で始めたんです。音楽ビジネスを自分で1から体感して「意外とできるぞ」と感じているところです。今まではいろんなレコード会社に所属してきて感謝の気持ちもありますけど、今は自分でチームを作っている感覚なので、ここからは自分で先々のことも考えながら音楽を作り続けたいですね。UKASUKA-GとMIFAについては、音楽とフットボールで人と人とがつながる場所を作っていきたいという思いがあって、今度の「MIFA presents YOYOGI CUP」もいろんな人を巻き込んでいて、みんながハッピーになれる空間を作っていきたいと思います。チケットはものすごい勢いで売り切れたので、それだけ注目されているとも思いますし、そのみなさんの注目に負けず劣らずないい内容にしていきたいです。とにかくすごいですよ。

GAKU-MCさんの“モットー”をお聞かせください。

「家で悩むよりも、外に出よう」という感じですね。サッカーで例えると、サッカーのゲームをやるとか、TVで試合を見るとかいろいろな楽しみ方がありますけど、僕は自分が行ってやるのが楽しいです。何でも自分でやってみたり、会ってみたりというのが好きですね。

では最後にOKWaveユーザーにメッセージをお願いします。

アルバムが出ますのでぜひ聴いていただけると嬉しいです。心の底からの叫びですから。ライヴハウスでも手売りしていますので、農業と一緒で顔の見える生産者でありたいところもあるので、ぜひ足を運んでください。FacebookやTwitterもやっているのでどこかでつながってくれると、直接質問にも答えますよ(笑)

GAKU-MCさんからOKWaveユーザーに質問!

『ALL YOU NEED IS RAP』というアルバムをリリースしましたが、
僕は自分の人生に必要なモノは意外と少ないと思っています。
では、皆さんの人生で必要なモノは何でしょう?

Information

NEWアルバム『ALL YOU NEED IS RAP』
2013年5月1日発売

UKASUKA-Gシングル「でも、手を出すな!」
iTunes、レコチョク、OORONG-SHA MOBILE他、主要サイトにて配信中

エッセイ「世界が今夜終わるなら」1,470円(税込)

Profile

GAKU-MC(ガクエムシー)

ラッパー。
1990年EAST ENDを結成。EAST END×YURI名義として「DA.YO.NE」でヒップホップ初の紅白出演。ミリオンセラーを記録する。
現在はソロとして活動するアコースティックギターを弾きながらラップする日本ヒップホップ界のリビングレジェンド。2011年にレーベルRap+Entertainmetを立ち上げ、“ラップで世界をプラスの方向に!”を合い言葉に精力的に活動中。2012年、キャンドルと音楽で心を繋ぐ音楽イベント“アカリトライブ”を立ち上げ、音楽による日本復興活動を続けている。また同年、世界二大共通言語、音楽とフットボール。それらを融合し、人と人を繋ぐ場所として【MIFA (Music Interact Football for All)】を立ち上げる。2013年、自身の音楽活動と平行し僚友 桜井和寿(Mr.Children)とUKASUKA-G結成。

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