OKStars インタビュー

Vol.265 ロックバンド

sacra

OKStars Vol.265にはロックバンドsacraが登場!ミニアルバム『SCULPTOR II』のお話を中心に、活動再開後のsacraの今とこれからをお聞きしました。

ミニアルバム『SCULPTOR II』についてお聞きする前に、今回“2”ということで、フルアルバム『SCULPTOR』との関連性はいかがでしょうか。

木谷 : 僕らが活動を再開した2011年に震災があったこともあって、僕らが伝えていくメッセージには“生きていくこと”“生き抜いていくこと”を強く打ち出していて、『SCULPTOR』にもそのメッセージを込めました。今回もそこが変わらなかったのでタイトルも『SCULPTOR II』にしました。

加藤 : 曲自体は『SCULPTOR』の時からあったので、そういう意味でも1と2の流れがあります。

>活動休止前と比べると楽曲の変化がありますね。

木谷 : 伝えたいことはそんなに変わっていないと思いますけど、アレンジ面では打ち込みとか新しいこともやっていますし、活動は休止していたとはいえ、サウンド面でやりたいアイディアとかはずっと考えていましたので。

加藤 : 前作は割りと打ち込みやデジタルなサウンドも取り入れたり、新しいサウンドも模索した感じで、今作は違うバンドアプローチに磨きをかけた感じになっています。2枚とも聴いてもらうと、より今のsacraを感じてもらえると思います。

木谷 : 半年でこのミニアルバムを出したので『SCULPTOR』ももっと聴いて欲しいし、2があるということは1もあるだろうと思うだろうからね(笑)。

ではあらためて『SCULPTOR II』ですが、曲作りはどんな風に進められたのでしょう。

足土 : 復活してから曲は随分溜まっていたので、その中で『SCULPTOR』に入らなかった曲が何曲か入ったのと、あとは書き下ろしですね。

木谷 : 曲自体は各々がデモを持ち寄って、その中から選んでアレンジを詰めるためのプリプロダクションを行なっていく流れです。今回はすごくタイトで1ヶ月くらいでしたね。

足土 : 前回のアルバムもハードだったので、今回はライブを入れないで1ヶ月集中してやろうとしましたけど、それでも大変でしたね。

木谷 : でも、時間があってもあればあるだけ煮詰めるので結局は大変なんです(笑)。

>アレンジでのこだわりは?

木谷 : sacraの良さはライブということもあるので、ドラムに関して今回は6曲中5曲が生ですね。ドラマーは、江口信夫さんと、元GO!GO!7188のTurkeyさんで、それぞれ個性が違って面白いですね。とくに江口さんとはデビュー当時以来の久々で、“ドラムが歌っている”というのはこういうことかと、勉強にもなりました。

歌詞についてのこだわりは?今回は“愛”がテーマになっているのかなと。すごくストレートに入ってきますね。

木谷 : 今回はあまり考え過ぎないというか、自分の中にある言葉と書きためてきた言葉の中から出して、格好つけずにひねらず書こうと思いました。だから自分が普段思っている言葉がそのまま出ている感じですね。
“愛”という言葉は歌う時にみんな避けがちだと思うんですよね。そこをわざと使って、それを歌いきれる人になりたいとは常々思っています。それが似合うようになるにはかなりの人間力が必要だと思いますので、自分を磨いていきたいですね。

>歌詞は曲に合わせて?それとも先?

木谷 : 僕自身は歌詞が先の時も曲が先の時もありますけど、メンバーからはメロディが先に出てきますので、そこから僕が物語をイメージしたり、彼らが適当に歌っている(笑)歌詞なんだけど、メロディに抜けてくる言葉を活かしたりもしてます。1曲目の「道しるべ」は加藤が仮歌詞に“道しるべ”という言葉を使っていたのでそこから拡げて歌詞を書きました。2曲目の「奇跡のバランス」は最初からポジティブな歌詞を書こうと決めていて、一番良く書けたかなと思いますね。“思い込みなら捨てちまおう  思いつきを形にしよう”という部分は僕の恩人の方の言葉で、そういう言葉を自分のノートに書き留めていて、今回使わせていただきました。3曲目の「月灯サーチライト」は1回書いて歌入れもしたけどしっくり来なくて書き直していたりします。

みなさんからそれぞれの「聴きどころ」を。

加藤 : 今回はミニアルバムということで選りすぐりの名曲が揃ったと思います。皆さんの気分によって、聴き始める曲を変えるなんてのもいいかと思います。

足土 : 歌詞がストレートに前向きに入ってくるので、今までの中でもとくにこの瞬間に合った歌詞だと思いますね。

木谷 : 1曲ずつ集中して作ったので、リスナーの皆さんにむしろ「どこが良かった?」って聞きたいですね。

6年ぶりの全国ツアー「sacra前線ツアー2013」も開催中ですが、ここまでで感じたことは?

>6年ぶり、ということではいかがでしょう?

加藤 : 間隔は空けすぎたなと(苦笑)。

木谷 : 全国を廻れて単純に嬉しいですね。広島と福岡は5年8カ月ぶりだったんですけど、それでも来てくれた人たちがたくさんいて、もっと行かないとダメだなと思いましたね。旅をすることで気づくこととか、その土地に行くことで気づくこととか、思いや人とのつながりだとかがあるので、旅は最高だなと思いました。

>今回は初めての場所はありましたか?

木谷 : 初めての土地はないですね。初めてのラーメン屋さんはありましたけど(笑)。

>反応はいかがですか?

木谷 : 一番心配してたのはCDでは打ち込み曲の「奇跡のバランス」でしたけど、セットリストの後半や最後の方に持って来たら、反応がすごく良くてハッピーな気分になりますね。『SCULPTOR II』の曲のどれも手応えがすごくありますね。演ってて楽しいです。

足土 : 音源とライブは違うノリですけど、歌っていることは一緒なので違う楽しみになりますね。今回のツアーは反応もいいし、素で楽しめるというか、背伸びもせずにストレートに伝えられて、ストレートに感じてもらえているような実感がありますね。
僕ら名古屋出身なのであまり気づかなかったんですけど、他のバンドの人たちから「名古屋と広島のお客さんはおとなしいよね」って言われるんです。今回広島に行って確かに最初はおとなしいかなと思いましたけど、ステージからいろいろ呼びかけていくうちに段々と盛り上がれて良かったです。東京に比べるとライブ自体少ないみたいで、そういうこともあるみたいです。

sacraのみなさんが最近“発見”したことを。

木谷 : 最近ギターをなくして、それが昨日見つかりました。スタジオでリハをした後に他のバンドの機材車に間違って積み込まれていたという話でした。これを期に新しいギターケースを買ってやろうかなと思います(笑)

加藤 : 改めて、sacraのサウンド、世界観はsacraでしか出せないなと。それと、良いライブをした後はラーメンも格段にうまいなと(笑)。

足土 : いま20代前半の子たちって“優しい”感じですけど、その下の20歳前後の子たちって“強い”印象を受けるなと最近気付きました。世代的な話だと「ゆとり世代」の次はそうなのかな、という気もしますけど、もう1つ感じたのは日本のロックバンドや音楽シーンとリンクしてる話なのかなと。20代前半の子たちが10代の頃に聴いてたロックってBUMP OF CHICKENとかRADWIMPSとかみたいなちょっと優しいロマンチックな感じですけど、20歳前後の子たちだと、UVERworldとかONE OK ROCKとか少し強い感じがするので、聴いてた音楽とか文化と結びついて世代ごとの肌触りも変わってくるのかなと感じました。

活動を再開して、ここまでをちょっと振り返ってみるといかがですか?

木谷 : 実は活動再開後の2年半の間もいろんな紆余曲折はあって、仲間たちと音楽をやっていることさえも当たり前のことではないと気づかされました。でも、動いていたり、実直に音楽と関わっていると、いろいろな人たちが支えてくれたり、つながりができて、人間、いつでもやり直せると再確認できましたし、バンドっていいなと思いますね。

足土 : 正直ここまで早いなと感じてます。それと今回のツアーでも感じましたけど、当たり前のことを当たり前にやらないといけないなと実感しました。やらなければならないことは決まっていて、それをやった先に何があるかが大事だと思います。この2年間でsacraの音楽性もさらに地に足がついてきた感じがしているので、復活してから充実しています。

加藤 : 再開してから日本でもいろんなことがあり、僕らは再開してから勇気づけられることばかりでしたので、再開できて良かったなとつくづく思います。

今後の抱負などお聞かせください。

加藤 : より一層、皆さんの心に歌を届けられるといいなと思ってます。

木谷 : 新しいものを作っていきたいと思っています。ツアー中も3人でミーティングをしていて、そんな話をしています。音楽でその時代を築いてきた人たちがいますけど、僕らが活動再開の時に掲げた目標にたどり着くためには今まで通りではなくて、ライブのやり方にしても音にしても新しいものをやっていかないとダメなんじゃないかと考えています。自分の中では楽器とか音とかリズムとか明確に見えてきてます。

足土 : 『SCULPTOR』と『SCULPTOR II』、シングルのカップリングも入れると20曲くらいリリースすることができて僕らもとても嬉しかったですし、いまのsacraを提示することができたと思います。ここからはもっと違ったことをやりたいとは思いますね。sacraは言葉を大切にした正統派バンドと思われていますけど、そこにさらに“こんなことやっちゃうの?”と思われるようなことでも加えていきたいですね。

ではOKWaveユーザーにメッセージをお願いします!

木谷 : 『SCULPTOR』『SCULPTOR II』どちらから聴いていただいても良いですけど、2枚合わせて聴いていただけると生きていく勇気が湧いてくると思います。

加藤 : 渾身の2作品になっています。間違いなく皆さんの気持ちが前向きに、そして、明日も頑張ろう!って気持ちになれるはずです。さらに僕らはライブバンドなので、一緒にライブを楽しみましょうね!

足土 : ラジオや有線で聴いて、「この歌詞がいいバンドは何ですか?」って聞かれるようなバンドになりますので、ぜひ皆さんには回答を宜しくお願いします。

sacraのみなさんからOKWaveユーザーに質問!

木谷 : ホテルでペイチャンネルを観たりしますか(笑)…というのは冗談で、ライブに何を求めますか?ライブに行く時にはどんなことを楽しみにしていますか?

足土 : 皆さんのストレス発散方法は何ですか?ちなみに僕はヨガですね。

加藤 : 全国の美味しいラーメン屋さんを教えてください!(笑)

Information

『SCULPTOR II』
発売中!(FAMC-101)1,890円(税込)
1.道しるべ
2.奇跡のバランス
3.月灯サーチライト
4.へたくそなラブソング
5.Beautiful Life
6.生きて生きて

sacra前線ツアー2013
全国8箇所開催中!
<<ツアーファイナル>>
2013年5月19日(日) 渋谷WWW

REGULAR RADIO
FM横浜(84.7MHz)「10-TEN-まで届け!」
毎週木曜日25:00~25:30

Profile

sacra

2004年にデビューしたバンドsacra。
デビューシングルの「イエスタデイ」が基になって小栗旬のドラマ「Spring Story」が制作されるなど、デビュー早々音楽シーンを賑わせ、メジャーとして6枚のシングル、3枚のアルバムをリリースしたが、2008年のワンマンライブツアーを最後に突然活動休止を宣言。
その後孤独や挫折を感じながらバンドの将来を考えている中、「夢や希望に向かって頑張っている人たちを応援したい」という思いで原点に立ち返り、sacraとして再始動を決意する。そして2012年7月にはリキッドルームでのワンマンライブを敢行、同10月にアルバム『SCULPTOR』をリリース。多くの人の心にダイレクトに歌を届け続けている。2013年4月にはミニアルバム『SCULPTOR II』を引っさげ、「sacra前線ツアー」を開催、デビュー10周年に向けて、sacraは走り続ける。

http://www.sacraweb.jp

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