OKStars インタビュー

Vol.270 舞台挨拶

『グランド・マスター』

OKStars Vol.270は主演トニー・レオンとウォン・カーウァイ監督が舞台挨拶に登壇した映画『グランド・マスター』ジャパン・プレミアの模様をお送りします!

ではまずご挨拶をお願いします。

ウォン・カーウァイ : この『グランド・マスター』を持って、また東京に来られて皆さんに会えてとても嬉しいです。

トニー・レオン : 皆さんこんにちは。10年経ってウォン・カーウァイ監督とまた一緒に仕事ができ、この映画を通してまた皆さんとお目にかかることができました。皆さんに気に入っていただけたらと思います。

構想17年ということですが、どうしてこのような物語を作ろうとしたのでしょう?

ウォン・カーウァイ : 刺激的でスリルがあって、素晴らしい武術映画を撮って皆さんに見せたいという思いがありました。この『グランド・マスター』という映画はそのレベルに達したと思います。

ブルース・リーの師匠のイップ・マンを題材にした理由は?

ウォン・カーウァイ : イップ・マンという人物は普通の武人と違って、文人の気質を持っていて、さらに、もともとはお金持ちの家の出身で、普通の武術家とは違うと感じていました。それと、彼の一生は非常に起伏が激しく、最初はお金持ちで手の中にいろんなものがあったのが、晩年は全てを失ったりもしました。だけど彼は自分の生き様を貫いて、最後にはグランド・マスターになった人物ですので、映画のテーマに値する人物だと思いました。

ではトニー・レオンさんをキャスティングした理由は?

監督 : イップ・マンは普通の武人とは違いますので、まず目が優しい(会場笑)、文人の気質を持っていること、さらにロマンチストということを重ね合わせると、トニー・レオンが最良の人物だったと思います。

>さすがのキャスティングですね!(会場拍手)

監督 : それと、トニー・レオンには武術の才があると感じました。この映画を撮るまで彼は武術をやったことがありませんでしたが、映画のために訓練をして、素晴らしい腕前を身につけてくれたので、もともと才能はあったんだと思います。

イップ・マン役を演じることを最初に聞いた時はどう思いましたか?

トニー・レオン : とても嬉しかったです。子どもの頃、ブルース・リーを観て育ちましたし、そのブルース・リーの師匠の役をできることを嬉しく思いました。

相当な訓練を積んだそうですが、お怪我などは?

トニー・レオン : 怪我はしました。この映画の話を受けた時から、大変だということはわかっていました。怪我は、数ヶ月間トレーニングを受けた後に、トレーナーからのキックを受けた時に骨折してしまいました。半年くらい身体を動かせなかったので、半年後にまたやるとなるとまたゼロから始めなければなりませんでした。そしてクランクイン初日にまた骨折してしまいました。そしてまた半年休みました。カンフーが大変だったと言うよりも、せっかくトレーニングを積んだのに怪我をしてやり直すことが繰り返しあったのが大変で、撮り終わった時にはすごく嬉しかったし、達成感がありました。

>訓練の期間はどのくらいでしたか?

トニー・レオン : 撮影前の1年半くらい前から始めて、撮影中もずっとやっていましたから、4年くらいになります。

ここで真木よう子さんが花束プレゼンターとして登場!

ウォン・カーウァイ監督とトニー・レオンさんに会った感想はいかがですか?

真木よう子 : 昨日からドキドキしっぱなしで、自分が出る映画よりも緊張しています。

真木さんというとアクションの印象も強いですけど、『グランド・マスター』をご覧になられて感想は?

真木よう子 : 細部にこだわる映像がすごく美しくて、とても感動しました。それと、予告にもある「受け継がれるのは技よりも心だ」という言葉がすごく胸にきまして、この映画全てを語っているのかなと解釈しました。

>監督、いかがですか?

監督 : もちろん嬉しいです。真木さんのような優秀な女優が映画を観てくださって、感動したと言ってもらえるのは嬉しいです。

>アクションの部分についてはいかがでしたか?

真木よう子 : 規模が違うというか、クランクインする何年も前から武術を習っていたということは聞いていましたので、同じ役者としてとても尊敬しましたし、それが映像に完全に映っていました。身体の動かし方、筋肉の動かし方のひとつひとつが全然違いましたし、予想以上の迫力でした。私もカンフーやってみたいと思いました(笑)。

>トニーさん、何かアドバイスをお願いします!

トニー・レオン : すごく大変ですよ。

監督 : トニーは良い俳優であると同時に良いコーチでもあるんです。とくに女性に教える時はものすごいですよ。

真木よう子 : ぜひお願いします!

トニー・レオン : 監督には勝てませんね(会場笑)

真木よう子さんに続いて、イメージソングを歌うAIさんとシェネルさんが登場!

ご挨拶お願いします。

AI : この感じは緊張します(笑)。

シェネル : こんなに素晴らしい方々の隣に立てて嬉しいです。

イメージソング「After The Storm feat. シェネル」どんな思いを込めて歌いましたか?

AI : 『グランド・マスター』の中では、すごく大変なシーンがたくさんありますけど、歌詞の中の「絶対にいつか良くなるよ」という部分、タイトルも「After The Storm」なので、嵐はいつか去っていつかは晴れるからという内容の歌なので、そういう気持ちで歌いました。

>シェネルさんとのジョイントというところがまた素晴らしいですね。

シェネル : AIさんから声をかけてもらいました。長い間、コラボレーションしたいと思っていたので、もちろん二つ返事で引き受けました。この曲はポジティブな普遍的なメッセージが込められています。落ち込んでいたりするような時にきっとこの曲が助けになると思います。

AIさん、シェネルさんの初生歌が披露されました!
トニー・レオンさんとウォン・カーウァイ監督も客席で鑑賞。

歌を聴かれてご感想は?

トニー・レオン : 素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

ウォン・カーウァイ : とても感動しました。とくにイントロを聴いた時に映画の中の雨のシーンを思い出しました。それと2人がデュエットをしていることですね。やはりこの映画のテーマでもある、人は1人では生きていけない、必ず誰かと支えあって生きていかなければならない、ということがこのデュエットというところに表れていたと思います。

AI : すごく光栄です。何かのコンテストに出てコメントを受けている気分です(会場笑)

シェネル : AIはスウィートね!こんなに聴きこんでいただいて意味を汲んでくださったことに感謝します。

では最後にメッセージを。

トニー・レオン : この映画を気に入ってただけることを祈っています。

ウォン・カーウァイ : 『グランド・マスター』を観る前からカンフー映画が好きだった人はぜひ観てください。もしこの映画が最初に観るカンフー映画だったとしたら素晴らしい始まりになると思います。カンフー映画を知らなかった方は『グランド・マスター』を観れば考えが変わると思います。この映画は2人の武術家の話を描いています。彼らの情、彼らの人生、そして彼らの頑張る姿、そして彼らがグランド・マスターになっていく姿を描いています。ぜひこの映画を観た後、中国武術と中国人への新しい認識を持っていただけたらと思います。

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Information

『グランド・マスター』
2013年5月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

世界をのみこむ戦争の足音が刻一刻と迫る1930~40年代、中国。流派を極めた長は宗師(グランド・マスター)と呼ばれるが、北の八卦掌の宗師であるゴン・パオセンは引退を決意し、その地位と生涯をかけた南北統一の使命を最強の者に譲ろうとする。
候補は形意拳の使い手である一番弟子のマーサンと、南の詠春拳の宗師イップ・マン。パオセンの娘で、奥義六十四手を唯一受け継ぐゴン・ルオメイも、父の反対を押して名乗りを上げる。
だが、野望に目の眩んだマーサンがパオセンを殺害、ルオメイはイップ・マンへの想いを胸の奥底に沈め、女としての幸せを捨て、仇討ちを誓う。
継承者争いと復讐劇、愛と憎しみが絡み合う壮絶な幕が切って落とされた。八極拳の宗師でカミソリと呼ばれる謎の男も、不穏な動きを見せている。果たして、力と技と心で闘いを制し、真のグランド・マスターとなるのは誰か?

監督・製作・脚本:ウォン・カーウァイ

出演:トニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェン、マックス・チャン、ソン・ヘギョ

配給:ギャガ
公式HP:http://grandmaster.gaga.ne.jp

(C) 2013 Block 2 Pictures Inc. All rights Reserved.

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