OKStars インタビュー

Vol.280 映画プロデューサー

コーリー・レイ

OKStars Vol.280はディズニー・ピクサー最新作『モンスターズ・ユニバーシティ』のコーリー・レイ プロデューサーへのインタビューをお送りします。

『モンスターズ・ユニバーシティ』を作るきっかけは何だったのでしょう?

『モンスターズ・インク』のマイクとサリーが大好きだったので、この2人についてもっと知りたいな、という話から始まりました。この2人はどうやって出会ったのだろうとか、どうやって友情を育んできたんだろうとか、今回マイクを主人公にしてやってみようかとか、いろんな話をしたのがきっかけです。

大学を舞台にしたのは?キャンパスライフは見ているだけで楽しくなりますね。

今回はマイクが何者なのか、彼がどういう風に自己を形成していったのかを語ろうと考えました。人は大学に行く前後で、まさに自分は何者で何になろうとしているのかをまじめに考えると思います。その大学を背景にしたらどうなるだろうと考えてみたら、非常に楽しいものができそうだと思いついたので、大学を舞台に選びました。

プロデューサーとして一番大事にしたところは?

一番大事なのはキャラクターの思いの意図をどう紡いでいくかでした。ピクサーではいつもその点が一番重要視されます。楽しさとか独創性の部分は案外どうやってもできると思いますが、監督が本当に描きたいキャラクターの感情の動きは、核となる物語が必要なので、プロデューサーとしてはその方向性を間違わないようにリードしていくことが一番大事だと思います。

モンスターがたくさん出てくる世界、という夢のある作品を作るにあたって、一番不可欠なものは何だと思いますか?

『モンスターズ・インク』を作った時にある世界観ができあがったと思いますが、今回の『モンスターズ・ユニバーシティ』では大学という舞台で物語を描く中でその世界観を壊さず維持していくことが必要だと思います。そしてキャラクターが多様であることが、その世界観をさらに広げていくと思います。

2002年の『モンスターズ・インク』からの11年間で、製作上の“変化”についてお聞かせください。

作品は物語が常に大事ですが、そのストーリーに深みを出せるのは技術的に可能だからこそできた部分はあると思います。例えば、モンスターを増やすこと自体が2002年の時点ではここまでは増やせなかったですし、当時は毛むくじゃらの存在はサリー以上にはできなかったです。それが今回は毛むくじゃらのモンスターもたくさん出てきます。そして、モンスターの肌触りのような豊かさも一目瞭然だと思います。そのあたりは2002年よりは明らかに技術が進歩したからこそできたことですね。

プロデューサー自身はどんな大学生活を送られていましたか?

この2人の両方の面を持っていたと思います。入学した当初はサリー風にそれなりの自信を持っていましたけど、それではいけないと、もっと学ばなければならないと途中で気がついて、その後はマイクのようにまじめに努力するようになりました。

『モンスターズ・ユニバーシティ』の見どころをお聞かせください。

作品にはもちろんユーモアもありますが、挫折を経験しても新しい夢に出会える、というテーマがこの作品の一番いいところだと思います。同時にそれは、“為せば成る”という世の中の映画に対するユニークな部分だとも思います。現実には実現できないことも多いですけれど、だからと言って失敗したとしてもあきらめる必要はないし、心を開いていれば次の道が開けるということが伝えたいテーマですので、その点を観てほしいですね。そしてそういう困っている時には友達が必ず手を貸してくれるということも伝えたいですね。

コーリー・レイ プロデューサーからOKWaveユーザーに質問!

みなさんは『モンスターズ・ユニバーシティ』のどのモンスターが好きですか?

Information

『モンスターズ・ユニバーシティ』
2013年7月6日(土)2D・3D同時公開

名作『モンスターズ・インク』から生まれた超人気キャラクター、マイク&サリー。『トイ・ストーリー』のウッディ&バズと並ぶディズニー・ピクサー最強のコンビは“学生時代”どのようにして出会い、そしてモンスター界<最恐>の“怖がらせ屋”としてタッグを組むことになったのか?『モンスターズ・ユニバーシティ』はモンスター達の夢と友情と心躍る冒険を描いた全世界待望のファンタジー・アドベンチャー。
<夢をあきらめない>この夏、夢と笑いと感動に満ちた驚くべきスクール・ライフが始まります。

監督:ダン・スキャンロン
製作:コーリー・レイ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト:MONSTERS-U.jp

(C) 2013 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

Profile

コーリー・レイ

『トイ・ストーリー』の時代にピクサーに入社し、『バグズ・ライフ』『トイ・ストーリー2』でアニメーション・マネージャー。『モンスターズ・インク』ではアソシエイト・プロデューサーを務める。短編「メーターの東京レース」ではプロデューサーも務めている。

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