OKStars インタビュー

Vol.282 女優

本仮屋ユイカ

OKStars Vol.282は『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』でアニメ声優に初挑戦した女優・本仮屋ユイカさんへのインタビューをお送りします!

「アンパンマン」の印象は?

ワクワクする、いつも楽しい気持ちになるアニメというイメージです。テーマ曲が流れるだけでこんなにもワクワクする、大人になった今でも胸が踊るなんて、すごいアニメだと偉大さを感じています。

小さな象の男の子パオを演じたご感想はいかがでしたか?

男の子の声を出すことがすごく難しかったです。私には2歳と10歳のとても仲の良い男の子の従兄弟がいて、自分にとって男の子という存在は身近だと思っていたので、声の部分でもハードルはそんなに高くないと思っていたんです。それがやってみたら監督からはそこを何回も言われてちょっと驚きました。意識していなくても、自分は女性として生きているんだということを再確認しました(笑)。

>女優としての演技との違いはいかがでしたか?

パオが泣くシーンは多分パオが泣いているのよりももっと涙を流しながら演じたりもしましたけど、映像だと成立していることが、声だけだと足りないと言われることが多かったです。声に気持ちを乗せることに加えて、抑揚をつけていく部分が難しかったです。普段演技をする時と同じようなテンションで喋ると、絵と声がすごく分離している感じだったので、あの華やかで夢のあるアニメに合う声の特徴や気持ちのテンションを合わせていくことが難しかったです。

パオの気持ちには感情移入しやすかったですか?

キャラクターには感情移入しやすかったです。人間ではなくて象だし、しかも飛べるような現実的ではなくても、生きていく中での挫折とかうまくいかないと感じたりするような人間的なところをパオがうまく出してくれていたので、共感しやすいキャラクターでした。

最初パオは何も上手くいかずにすぐにあきらめてしまいますが、本仮屋ユイカさんご自身はどうなんでしょう?

私も結構「もういいよ」と言ってしまうタイプなので、そこは似ていますね。でも、パオは練習が嫌いですけど、私は練習好きなのでそこは違うと思います。

>今回も練習で乗り越えましたか?

ひとつひとつ、毎回作品をやり終えた時には達成感を感じます。毎回の役に壁を感じますので。練習という意味では、『スウィングガールズ』の時の楽器の練習は、ちょっとパオと重なるところがあるかなと思いました。

台詞やシーンなどでとくに気に入っているところは。

自分の台詞ではないですけど、だいこんやくしゃさんというきらきら希望サーカス団のキャラクターに「あなた可愛いし」と言ってもらえたところです。ドキンちゃんにも「ちっちゃくてかーわいいー」「パオのほうがいいの」って言ってもらえて、あんなに大好きなキャラクターたちに憧れられるなんて、私自身のことではないけど嬉しいと思いました(笑)。それと、日本人だったら誰でもアンパンマンが顔を食べられても大丈夫って知っていますけど、パオはアンパンマンに会うのが初めてだったので「顔食べられて大丈夫?」「あたまボコボコ」とか初心者的なことを口にするのが可愛くて新鮮でした。それと「すごいすごい!すごいや!!アンパンマン」と言う台詞も大好きです。

やなせたかし先生とはどんなお話しをしましたか?

やませ先生は「象の声は難しかっただろ?」と仰っていました。「難しかったです」って答えました(笑)。TVや雑誌で拝見したことはあったので、本物の先生だと感激しました。舞台で歌っている姿を見て、すごく心が柔らかい方なんだなと思いました。

子どもの頃と今とでアンパンマンに対する気持ちの変化は何かありますか?

昔はしょくぱんまんの方が好きでした。王子様だし、あのかわいいドキンちゃんが憧れていますし。でも、今回映画をやってあらためてアンパンマンを見て、私はアンパンマンが男性としても一番素敵だなって思いました(笑)。子どもの頃はアンパンマンは格好いいけど別格だったんです。それと、カレーパンマンは何で嫌味を言うんだろうと思ってました(笑)。でも大人になってから考えるとカレーパンマンのストレートさは貴重だなとか、そこにも愛やユーモアがあるんだとキャラクターの奥深さを感じました。今回はアンパンマンがすごいピンチに陥るんです。今から戦いに行ったら生命が危ないのに、アンパンマンは笑顔を残して飛び立つんです。その笑顔に、何て格好いい人なんだろう!と、自分のことを顧みずにみんなのために微笑むことができるアンパンマンに男を感じてしまいました(笑)。

やなせ先生は今年94歳ということですけれど、先生ほどではないにせよ、どんな風に歳を重ねていきたいですか?

やなせ先生にお会いして、たくさんの人に夢を与えるお仕事って、素晴らしいなと改めて感動しました。最近、ユーモアは空気や人を変えてくれると思うので、楽しい人になりたいなと思いました。

>アンパンマン映画25周年と同じ25歳ということで、今後の抱負をお聞かせください。

アンパンマンみたいに夢を与えられる存在になりたいです。小さい時はまさか私が「王様のブランチ」のMCをやるとは思っていなかったですし、人生何があるか分からないので、いただいたものは女優というカテゴリーに決めずにどんなことにもチャレンジしたいと思います。声優については今はパオのことで頭がいっぱいですが、自分でできないことができるアニメの世界は自分が普段思ってもいないような表現ができたり、絵に引っ張ってもらえるところが楽しいチャレンジでした。

『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』全体の見どころをお聞かせください。

パオという小さな象の男の子がアンパンマンと出会ったことで成長する物語ですけど、希望を捨てずに生きていくことの大切さが全編にわたってテーマになっています。みんな見終わった後には元気100倍になれると思いますので、ぜひ観に来ていただきたいです。

>こどもたちにメッセージを送るとしたら?

練習してもできないことはたくさんあると思うんです。でも、あきらめずに頑張ることと、パオがアンパンマンのために頑張ったように誰かのためになら頑張れるかもしれないから、ちょっとずつでもチャレンジすることの大切さを感じてもらえたら嬉しいです。

本仮屋ユイカさんからOKWaveユーザーに質問!

私の演じたパオについて皆さんはどう思いますか?
私は男の子なのにまつげが上がっていて羽根があるところが好きです。

Information

『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』
2013年7月6日(土)全国ロードショー
同時上映:『みんなで てあそび アンパンマンといたずらオバケ』

雲の上に住んでいる小さな象の男の子・パオは。憧れのザジおじさんのように、“空をきれいにできるハンカチ”を鼻から出そうと毎日練習をしています。しかし、なかなか上手にできません。一生懸命やっているのに…と、落ち込むパオ。そんな中、“ばいきんサーカス”を開催したばいきんまん。最新メカ“スゴイ象”が、”ヨゴス象”に変身し大暴れ、街中を汚してまわります。何もできない自分にくじけそうになるパオ。しかし、アンパンマンが、どんな困難でもあきらめず立ち向かう姿を見て、自分も希望をもって前に進むことを決意します。

声の出演:アンパンマン・戸田恵子・ばいきんまん・中尾隆聖他
ゲスト声優:本仮屋ユイカ、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)
配給:東京テアトル

http://anpanman.jp/movie2013/

(C) やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C) やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013

Profile

本仮屋ユイカ

1987年9月8日生まれ、東京都出身。
TVドラマ「3年B組金八先生」(01/TBS)に出演後、映画『スウィングガールズ』(04)で注目を浴び、2005年NHK朝の連続ドラマ「ファイト」で主役を務める。
主な映画出演作に『ドロップ』(09)、『僕等がいた』(12)、TVドラマでは「夫婦道」(07、09/TBS)、「ゴン象 伝説の刑事」(08/EX)、「ギネ 産婦人科の女たち」(09/NTV)「でたらめヒーロー」(12/NTV)など。現在「王様のブランチ」(TBS)にMCで出演中。声優の経験は海外ドラマ「Beyond the Break」の主人公レイシー役の吹き替え、推理ゲームソフト「TRICK×LOGIC」(Season1~2)の天野つかさ役を務めたが、劇場版アニメで声優を務めるのは『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』が初挑戦。

オフィシャルサイト

それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ
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