OKStars インタビュー

Vol.300 来日記者会見

『ウルヴァリン:SAMURAI』

OKStars Vol.300は2013年9月13日公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』来日記者会見の模様をお送りします!

登壇:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、ジェームズ・マンゴールド監督

それではご挨拶をお願いします。



ヒュー・ジャックマン : オハヨウゴザイマス。この素晴らしい部屋を見て、覚えたての日本語ですが、ヒューヒューという気分です(笑)。皆さん、今日は本当にありがとうございます。まず最初に、日本は『レ・ミゼラブル』が大ヒットして、とくに世界のどの国よりも日本の興行収入が良かったのでそのことについて感謝いたします。そして今回は『ウルヴァリン:SAMURAI』を携えて日本に来ました。私の親友でもあるジェームズ・マンゴールド監督、そしてここにいる素晴らしい俳優の皆さん、他にも日本人の素晴らしい俳優がたくさん出ていますけど、この日本が舞台の作品で日本でたくさん撮影もしました。大変誇りに思っている作品ですので皆さん楽しんでいただけると思います。

真田広之 : 今回シンゲン役を務めさせていただきました。今回日本が舞台になるということで、アメリカンコミック原作の中でも非常に特殊な不死身のウルヴァリンが死に直面するという、とてもレアな物語の舞台として日本が描かれ、そこに参加できたことを本当に光栄なことと思います。監督をはじめ、ヒューや素晴らしいクルーと共に、日本とシドニーでとてもいい時間が過ごせました。ぜひ日本の皆さんにも楽しんでいただければと思います。

TAO : もう1年ぐらい前になりますけど、みんなで撮影して完成した映画が9月13日に日本で公開されることになって本当に楽しみです。私は本当に演技の経験がなくて、こんなことを言うと子どもっぽいかもしれませんが、ヒュー・ジャックマンのファンで、それをきっかけにオーディションを受けましたの(笑)。その後に監督と出会って、お芝居というものに恋をしてしまって、今日ここに座らせていただいています。2人には新しい人生の扉を開けていただいたので感謝してもしきれないですし、現場にいても真田さんやリラちゃんがいて楽しい5ヶ月間を過ごさせていただきました。早く皆さんに観ていただきたいなと思います。

福島リラ : 今回ユキオ役として撮影に参加させていただいたのですが、本当にこのようなシリーズの超大作に参加させていただいたことを光栄に思います。ジェームズ・マンゴールド監督をはじめ、素晴らしいキャストとクルーの方たちとお仕事をできたことを光栄に思っています。私はSF映画は好きですけど、SFやアクション映画が好きな方以外にも今回の『ウルヴァリン:SAMURAI』は楽しんでいただけるんじゃないかと思っていますので、ぜひ観ていただけたらと思います。

ジェームズ・マンゴールド監督 : 今回来日できて嬉しく思います。先ほど舞台袖でも話していましたけど、今は少し感傷的な気分も抱いております。この作品を撮影する経験は私の人生においても素晴らしい体験となったからです。自画自賛できる撮影ができて、家族のようになれた役者の皆さん、そしてお会いした皆さん、一緒に参加していただいた日本の皆さんとこの作品を作ることができ、私の夢がかなう経験となりました。映画監督としてはこのコミックが本当に好きだから監督をするということもあるかもしれませんが、私としては西洋人の映画監督として日本で映画が作ることができたということを嬉しく思います。私は日本映画が大好きで日本の映画監督から多くの影響を受けてきました。そして今回の作品は稀な機会ですけれど、映画を通して日本というものを紹介できると思っています。ファンタジー作品ではありますけれど、日本の違った側面をお見せすることができるとも思います。

日本好きなヒュー・ジャックマンさんにとって印象に残っているロケ地とびっくりしたことは?

ヒュー・ジャックマン : 私は日本が大好きで以前から日本で撮影したいと思っていたので、夢がかなったという気分です。私は日本人も食べ物も文化も好きで、本当に美しい国だと思っています。日本人はみんな姿勢がいいですよね(リラックスされていた真田広之さんの背筋が伸びました…会場笑)。母に姿勢をよくしなさいとよく言われましたけど、日本に送ってくれればこういう風にシャキッとしたでしょう(笑)。私は今までに北海道にスキーに行ったり、京都に行ったり、観光地には行ったことがありますが、今回は鞆の浦で釣りもしました。ですが私は1匹も釣れませんでした。監督が2日間休暇をくれたので、息子と富士山も登りました。
一番驚いたのはラブホテルのシーンです。脚本を読んだ時には「これは格好いいね。誰が思いついたの?」と聞いたら「知らないの?本当にあるんだよ!」と言われたので、実際にリサーチもしました(会場笑)。

ヒュー・ジャックマンさんと真田さんの戦いのシーンは演技というよりもガチの戦いのように見えました。一戦を終えてのご感想をお願いします。

ヒュー・ジャックマン : 戦いのシーンを終えて、まず安堵感を感じました。というのは真田広之さんは日本にとって国宝だということを知っていますので、彼を傷つけなくて済んだからです。他のX-MENの映画では2人ほど刺してしまったし、自分も5回くらい傷つけてしまいましたので(笑)。あのシーンは本当に誇りに思っています。あのシーンは非常に重要なんです。監督の指示もあってガチの戦いなんです。全くCGも使っていないし、ビームが出るとか、誰かを飛ばすということもありません。本当に男と男の戦いですし、技術的にも大変でした。この2人のキャラクターが最も必死になっていますし、ある意味あの場面がウルヴァリンが新たに誕生するシーンでもあるからです。監督の素晴らしいところは、アクションの中にきちんとキャラクターのドラマを出すところですね。

真田広之 : すべて語られてしまって言うことがないくらいですが、本当に楽しませてもらいましたし、オーストラリアの国宝を傷つけなくて良かったです(笑)。彼も爪をつけ、僕も刀を持ち、CG無しでフルスピードで演じました。 しかも彼は上半身裸ですから、少しでも当たれば傷つけてしまいますので、彼の世界中のファンに殺されてしまいますし(笑)、それ以前に役を降ろされてしまいますからね(笑)。そして監督が本当にドラマメーカーとして優れていて、ドラマとアクションのリンクをリハーサルの時から狙ってくださったので、すべての振り付けにお互いの感情が乗るシーンになったんじゃないかなと思います。もちろん、怪我をさせてはいけない必死さがそのまま役の必死さに替わった部分もあると思います。ウルヴァリンが死に直面し復活するその瞬間に立ち会えたのは僕は幸せでした。それとフィティングシーンのはずなのにダンスシーンを撮っているような、振り付けや演技を超えたグルーヴ感のようなものも味わえたと思いますし、監督がそれを切り取ってくれたのが嬉しかったです。時にはもう10手くらい増やせ、という指示がその場で出たりするんです。でも、その場で15分くらい2人で考えて、2、3回手合わせをしたら本番で1回でOKが出たりして、相手に恵まれて僕も幸せでした。

日本文化を描くにあたって、アドバイスを求められることもあったと聞いていますが、真田さんのアイディアが反映されているところについてお聞かせください。

真田広之 : 脚本の段階で感じた感想は監督に申し上げたり、美術スタッフ、小道具のスタッフが具体的に聞きに来てくださった時にはお答えして、自分が関わった以上は日本のお客さんに観ていただいておかしくないようにしたいという思いでお話はしました。ただ、元々がアメリカンコミックが原作の題材なので、そのテイストも活かしながらリアルなだけの日本ではない、この世界観にあった独特の日本を作るのがテーマだったので、その辺りを話し合いながらこの映画ならではのオリジナルの日本を描こうというところに時間を費やしました。それをまた、日本の皆さんにもある意味新鮮な日本として楽しんでもらえればと思います。

女優陣にお聞きしたいです。ヒューや真田さんから受けた印象的なアドバイス等についてお聞かせください。





TAO : 本当に不安でしょうがなくて、現場で真田さんに「何で私が選ばれたか分からないんです」と弱音を吐いてしまったことがあったんです。真田さんからは「きっとTAOは味のついていない鮮魚なんだよ」という喩えをしていただきました。監督をはじめ皆さんが味のついていない魚を料理したいんだ、という話で、私はまな板の上の鯉なんだと思ったらすごく肩の荷が下りて、この身をみんなに投げようと思って安心させていただきました。ヒューからはディナーのシーンで、リハーサルが終わった後にヒューに呼ばれて、「何テイクあるか分からないから、少しずつ食べているように見せないとお腹いっぱいになってしまうし、硬いものを食べると喋れなくなるから気をつけなさい。どの順番に触っていくか覚えた方がいいよ」って、本来彼の仕事ではないようなアドバイスをいただきました。彼が本当に初めての私たちに対してすごく考えてくれていたので感謝しています。

福島リラ : 私も映画の出演が初めてで、とくにアクションシーンは初挑戦でした。撮影が始まるまで3週間のトレーニング期間がありましたけど、撮影開始後もトレーニングを続けていて、殺陣だったり日本の所作だったりは真田さんからたくさんアドバイスをいただきました。とくに真田さんとのシーンが撮影初期の方にあったので、そういう意味でも光栄というか緊張というか、時間さえあれば素振りをしているような状態でした。ヒューとも初日から一緒に撮影がありましたけど、見ているだけでも学ぶところがたくさんあって、ヒューはセットにいるみんなに声をかけていたり、身体のケアもプロフェッショナルだと思いました。これからも経験を積んでいけたらなと思っていますが、2人からは役者としてだけではなく人間味あふれたところも学べてありがたく思っています。

ヒュー・ジャックマン : 僕は2人が非常にいい仕事をしてくれたことを誇りに思っています。僕たちがこの2人を発見したように、日本の皆さんも彼女たちの素晴らしさを発見することになると思います。すでに公開されている国では彼女たちは絶賛されていますから。ハリウッドでは、こういう演技の経験がない方を起用することは非常に勇気がいることで、ジェームズ・マンゴールド監督の勇気を讃えたいと思います。この2人に決まるまで世界中でオーディションをしました。その結果、この2人が一番ふさわしい、あまり経験がなくてもふさわしいということになりました。僕はウルヴァリンを5回も演じていますが、ジェームズ・マンゴールド監督のお陰で今回最高の演技ができたと思います。やはり映画は監督のものですから、監督のお陰で素晴らしい演技ができたんだと思いますし、この2人も最初の映画で監督と組めたのは、非常に貴重な体験だと思います。いつもこんなにラッキーだとは限らないと思います(笑)。

ジェームズ・マンゴールド監督 : 私も補足させていただきたいですけど、真田さんの発言に1つ同意できないところがあって、私は魚はどんな魚にも味があると思います。調味料で味付けする前から風味があると思っていますから。今回お会いしたこの2人の女性も、彼女たちの内側からこの映画にもたらす素晴らしいものがあると私は思いました。ですから私が行ったことといえば、彼女たちが持っているものを画面に引き出すということでした。いわゆるアスリートというものは天性の才能というべきか、練習をして試合に望む以前に何らかの生まれ持った能力を持っていると思います。演技も教えこむ前に生まれ持っているものがあると思います。硬いものを食べるなといった指導はできると思いますが、私はその役者さんが持っているそういったエッセンスは教えることはできないと思いますので、導くという形でそれを引き出す手助けをさせていただきました。今後の2人の活躍を期待しています。

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Information

『ウルヴァリン:SAMURAI』
2013年9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
<3D/2D 字幕版・日本語吹き替え版(一部地域を除く)同時公開>

カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンが、かつて命を救った旧友、大物実業家の矢志田市朗に請われて日本を訪れた。しかし東京での再会後まもなく、病魔に冒された矢志田は死亡。その葬儀に参列したウルヴァリンは、組織に襲われた矢志田の美しい孫娘マリコを救い、逃避行のさなかに恋に落ちる。
しかし何者かの罠にはまって治癒能力を失ったウルヴァリンは、心身に凄まじいダメージを負い、初めて“限りある命”を意識することに。
拉致されたマリコの救出に向かった満身創痍のウルヴァリンは、遂に日本でその命を落とすのか……。

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ 他

公式サイト:http://wolverine-samurai.jp
facebook:https://www.facebook.com/WolverineJP
twitter:@Wolverine_JPN

配給:20世紀フォックス映画

(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

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