OKStars インタビュー

Vol.302 女優/モデル

福島リラ

OKStars Vol.302は2013年9月13日公開の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のユキオ役にて鮮烈なスクリーンデビューを飾る福島リラさんへのインタビューをお送りします!

『ウルヴァリン:SAMURAI』抜擢された時のご感想と、そこまでに至るオーディションなどの様子についてお聞かせください。

最初のオーディションは震災の前から行われていましたので、決まるまではすごく長かったです。それまで私は8年間N.Y.に住んでいましたが、一度拠点を日本に戻そうと思って2011年の3月に帰国しました。それから半年後くらい経って、ジェームズ・マンゴールド監督に、もう一度オーディションに呼んでもらえることになりました。でも、そこからのオーディションがまた長かったんです。でも、“絶対出る”みたいな感じで力むというよりは、演技の経験がない私のことを毎回呼んでくれることを光栄なことだと思って、“どう生きてきたか”みたいな人間力が試されているんだと思って、楽しんで精一杯一歩一歩、1年半にわたって4回オーディションを繰り返しました。場所もL.A.や東京、最後はヒュー・ジャックマンと一緒に演技する形でした。

>決まった時の感想はいかがでしたか?

絶叫ですよ(笑)。エクササイズをやった帰り道で、マネージャーから電話で聞いて道端なのに大きな声を出してしまいました(笑)。

ユキオ役の印象と役作りはどのように進めましたか?

ユキオは元々コミックにも出てくるキャラクターで、武術に長けていて、何でも武器にして戦えるような強い女性ですけど、人間味にあふれていて、矢志田家やマリコとの関係性も私はとても好きです。令嬢のマリコとの、女性同士の友情みたいなものもあって、一方でボディガードでもあるので孤独でもある。そんな彼女がローガン(ウルヴァリン)との関わりで変わっていくんです。これまでもユキオは自分の意志を持って生きてきたとは思いますけど、マリコが心配だから彼女を中心に生きている部分もあって、それに対してもっと自由に生きようとすることに気づいたりしていくんだと思います。私が思うところではユキオはローガンと似ているところがあるんですよ。今までのX-MENシリーズでもローガンはX-MENに加わらないようにしていたり、助けに行かないと言っていながら助けに行くとか、文句言いながらもちゃんとやる人情に厚いタイプですよね。そういうところでもローガンとユキオの間の言葉に出さなくても通じる感情があって、“同士”みたいな関係になっていくんです。

>そういうキャラクターは演じやすかったですか?

何もかもが挑戦でした。演じること自体そうでしたし、撮影中は楽しさがかろうじて大変さを上回っていたくらいの日もありました。モデルの仕事はだいたい1日なので瞬発力なんですよね。演技の仕事はお互いにちょっとずつ知っていって、それこそたくさんの人と家を建てるみたいに作り上げていくようなものです。ただ、私はファッションショーではなくファッション写真をメインにやって来たので、カメラのレンズに向き合うところが共通点でした。ユキオを演じたことで良い経験ができました。またお芝居の仕事もぜひやらせていただきたい思っています。

アクションについてはいかがでしたか?

アクションのスタントをやること自体は、できたら楽しいだろうなという気持ちの方が強かったので全く苦ではなかったです。もともとシェイプアップの一環でのエクササイズとか格闘のようなものもやっていたので、ベースがあったのも良かったですね。でも、さすがに刀を持ったことはないので(笑)、そこはスタントチームの方たちがサポートしてくださいました。それとご飯を食べることの大事さをヒューが教えてくれました。日本人って自分だけ先にご飯を食べることに慣れてないですよね。現場での運動量がすごいので、お腹は空くんですよ。撮影の初期にパワーバーとエナジードリンクを飲んでる私をヒューが見て「ご飯を食べた方がいいよ」って言ってくれて。ヒューは2時間おきに食事を摂っていたから、ヒューを見るといつもダンベルかお皿を持ってました(笑)。オーストラリアでの撮影の途中で日本でのロケが入って、その時に事務所の社長が見に来てくれましたけど、私の首と肩周りを見て「ゴツくなったね」ってびっくりしてました(笑)。今はだいぶもとに戻りましたけど、撮影中は筋肉で4キロくらい増えていましたので。普段の私は菜食が中心ですけど、当時はもっと筋肉がつきそうなものを食べてました(笑)。疲労困憊な時にTAOちゃんがおにぎりを作ってくれた時があって、嬉しかったです(笑)。

>TAOさんとは現場でもよくコミュニケーションを摂っていましたか?

それ以前にお仕事で一緒になる機会そのものはあまりなかったですけどお互いのことは知っていました。撮影中はTAOちゃんがご飯を作ってくれたりもしました。

一番大変だったシーンは?

アクションシーンはいろんな要素が入ってくるので、演技とアクションを同時にするのは苦労しました。
印象深いのは増上寺でのロケシーンですね。人数も多かったし、杖術をやるところがとくに大変でした。周りはエキストラの方も多いし、役者だけで行うのとは環境も変わりますし。それと「男性の足から駆け上がって肩に乗って太ももで絞めてそのまま廻る」というアクションがあるんです。リハーサルまではできていたのに本番ではうまくできなかったんです。監督からは「何でできないの」と本当に厳しく言われましたけど、そうやって指導していただけたのは良い経験でした。

女性目線ではの楽しみ方、見どころをお聞かせください。

衣装やコスチュームも凝っています。ユキオの衣装にはどんなものがいいかと聞かれて、私がイメージした日本の衣装やブランドをリストアップしたら、実際にお店に見に行って参考にしてくれたんですよ。それと各キャラクターにテーマカラーがあって、私だったら赤、ローガンは金色、マリコは藍色みたいに決まっていました。そういうところもぜひチェックしてください。それとヒューの筋肉ですけど、あれは本当に本物です!それと、ハリウッドの映画でも原宿とかは出てきますけど、それこそ鞆の浦のようなのどかなところは珍しいので、そういうところも見どころですね。

福島リラさんからOKWaveユーザーに質問!

それでは問題です。
冒頭のバーのシーンでユキオが着用していた
ロックバンドのTシャツは何だったでしょう!

ジェームズ・マンゴールド監督は歌もうまいし、音楽のセンスもすごくいいんですよ。
バーのシーンの相手はテッド・ニュージェントをイメージしていて、
BGMもテッド・ニュージェントの「Cat Scratch Fever」がかかっているんです。
ユキオがそのシーンでローガンに「あなたのことを1年以上探したのよ」と言う台詞が予告編にあるんですけど、
そういう1年の流れがあっての車の中の小物だったり、そのTシャツを着ていたりもするので、
そういうところも想像していただけると面白いですね。

…映画で目を凝らしましたが相当難問ですよ!

Information

『ウルヴァリン:SAMURAI』
2013年9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
<3D/2D 字幕版・日本語吹き替え版(一部地域を除く)同時公開>

カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンが、かつて命を救った旧友、大物実業家の矢志田市朗に請われて日本を訪れた。しかし東京での再会後まもなく、病魔に冒された矢志田は死亡。その葬儀に参列したウルヴァリンは、組織に襲われた矢志田の美しい孫娘マリコを救い、逃避行のさなかに恋に落ちる。
しかし何者かの罠にはまって治癒能力を失ったウルヴァリンは、心身に凄まじいダメージを負い、初めて“限りある命”を意識することに。
拉致されたマリコの救出に向かった満身創痍のウルヴァリンは、遂に日本でその命を落とすのか……。

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ 他

公式サイト:http://wolverine-samurai.jp
facebook:https://www.facebook.com/WolverineJP
twitter:@Wolverine_JPN

配給:20世紀フォックス映画

© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

Profile

福島リラ

モデル/女優
2003年にニューヨークに移住後、ハイブランドのキャンペーンモデルとして次々に起用され、キャリアは一気に国際的なレベルに。その後内外のファッション、アートシーンを中心に雑誌、広告などのメディアで活躍。現在、東京をベースにモーションピクチャーでも活動の場を広げ、今回『ウルヴァリン:SAMURAI』のユキオ役で本格的に女優業も開始。

http://instagram.com/rila_fukushima

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