OKStars インタビュー

Vol.319 俳優

大和田健介

OKStars Vol.319は大和田健介さんが登場!2013年11月16日公開の出演作『ペコロスの母に会いに行く』についてのインタビューをお送りします!

『ペコロスの母に会いに行く』への出演が決まった時はどう感じましたか?

最初に聞いた時はすごく嬉しかったです。森﨑東監督ですし、森﨑さんの映画は「寅さん」シリーズなどの古いものも観ていましたので。でも、キャストの方々が岩松了さんに赤木春恵さん、加瀬亮さんをはじめ、すごい方々ばかりなので、嬉しいと同時に身が引き締まる感じがして、頑張らなきゃと思いました。それと、僕のおばあちゃんも老人ホームに入っていましたので、話も他人事に思えなくて、ましてや孫の役なので気持ちが分かるところもありました。一生懸命頑張ろうと思いました。

実在の人物のエッセイ漫画が原作ということですが、役づくりではいかがだったでしょうか。

他の皆さんは見た目からそっくりなんです。まさき君は原作では帽子をかぶっているので、衣装合わせの時に帽子をかぶってみたら、似ているねと言われましたけど、自分ではそうなのかは分かりませんでした。漫画がすごく面白いので、その漫画での表情を意識して役作りをしました。

長崎ロケについてはいかがでしたか?長崎自体はそれまでに行ったことはありましたか?

長崎は初めてでした。坂道が多いんです。夜になるとすぐに暗くなってしまうんですけど、すごく夜景が綺麗でした。現地の人たちもすごく優しかったです。おしゃれなお店もたくさんあって。撮影は夜が多かったので、撮影のない昼間に坂本龍馬が歩いた場所を歩いたりもしました。そんな場所で撮影できて、すごく気持ち良かったです。

森崎﨑監督の演出はいかがでしたか?

以前にも出演されていた竹中直人さんや加瀬さんに昔の森﨑さんの演出の話を聞いたら、すごく厳しくてとにかく怖いと言っていたので、緊張して臨みました。撮影中は、『おくりびと』を撮られたカメラマンの浜田毅さんが、森﨑さんの伝言を聞いて指示を出すのですが、大事なシーンでは森﨑さんは必ずカメラの隣に来ていました。様子をちらっと見ると、すごく鋭い視線で見ているんです。だから毎回緊張して演じました。

>何か言われたりはしましたか?

森﨑さんとはお弁当を一緒に食べたり、良いシーンがあると部屋に呼んでくれて、奥さんと3人でご飯を食べたりしました。何か言われるのは、ほぼ浜田さんからでしたね(笑)。森﨑さんからは「もっと楽にやっていいよ」とか「もっとホワンとしていていいよ」と言われました。

>『ペコロスの母に会いに行く』には悪い人が出てこないですけど、とくにまさき君は良い子なので(笑)ホワンとしているというと納得です。

岩松さん、赤木さんら共演陣とはいかがでしたか?

岩松さんは本当にお父さんという感じで、長崎弁を教えていただいたりしました。朝6時からハゲ頭のかつらのメイクをしていて、毎朝メイク中に話をするのが日課になっていました。ずっと映画の話とか世間話ばかりしていました。赤木さんも優しくて本当のおばあちゃんみたいでした。映画に出てくる食卓のシーンはリアルというか、本当に楽しかったです。それと、僕の父がデビューした時に赤木さんがお母さん役だったので息子と孫みたいだね、という話をしてくださいました。竹中さんにはよく飲みに連れて行っていただいたし、加瀬さんにも優しくしていただきました。加瀬さんからは『ニワトリはハダシだ』の時などの森﨑さんの現場の話をたくさん聞きました。刺激的で宝物のような、自分の糧になる2週間でした。

現場でのエピソードなどはありますか?

2月のランタンフェスティバルはずっと楽しみにしていて、実際、すごく綺麗でした。撮影はお祭りの前日でしたけど、現地の皆さんに集まっていただいて撮っています。クライマックスの橋のシーンは、赤木さんが演じられたみつえさんの歩んできた証が表現されているところなので、素直に感じたまま演じましたけど、赤木さんの後ろ姿を見るだけで僕も思ったよりも泣けてしまいました。

今後の抱負などお聞かせください。

いつかは映画を撮ってみたいです。それと役者としても地に足をつけてやっていきたいです。僕はものすごく人見知りなんですけど、この仕事をするようになって人と出会ったりすることがすごく素敵だと思いましたので、そういうことを表現していきたいです。

大和田健介さんの“モットー”をお聞かせください。

好きな言葉は「大きな心で誠実に」です。いろんなものをいろんな角度から見られるような心で人と話したいと思います。

では『ペコロスの母に会いに行く』の見どころ等、お聞かせください。

森﨑さんの久々の監督作ということと、長崎の風景もそうですし、加瀬さんと原田貴和子さんが演じているパートの、認知症になる前のみつえさんが家族を守ってきた歴史とか、いろんな世代の目線で観られる、すごく熱い映画だと思います。生きる嬉しさや素晴らしさが感じられて、泣ける映画です。それでいて森﨑さんらしいコメディタッチなところが昔の人情映画のようで懐かしくて、若い世代の人たちにも絶対に観てほしいです。

大和田健介さんからOKWaveユーザーに質問!

僕はすごく人見知りなんですが、どうやって直したらいいでしょうか。

Information

『ペコロスの母に会いに行く』
2013年11月16日(土)より全国ロードショー

認知症の母みつえとバツイチ・ハゲちゃびんの息子ゆういちが繰り広げるおかしくも切ない日常を描いた“ほっこり系ハートウォーミング介護喜劇映画”。高齢化が猛スピードで進む日本では深刻な社会問題として扱われることが多い「介護」「認知症」をテーマにしながら、現在85歳、物語の舞台と同じ長崎出身の森﨑東監督が、観る者を軽やかで明るい気持ちにさせ、かつ涙も誘う温かい作品に仕上げた。
原作は、長崎在住の漫画家・岡野雄一が自身の経験を元に描いたエッセイ漫画『ペコロスの母に会いに行く』『ペコロスの玉手箱』。『ペコロスの母に会いに行く』は現在では全国18万部を超えるベストセラーとなっている。

岩松 了 赤木春恵
原田貴和子 加瀬 亮 竹中直人 大和田健介 松本若菜 原田知世 宇崎竜童

監督: 森﨑 東
原作: 岡野雄一
配給: 東風
公式サイト: http://pecoross.jp/

©2013『ペコロスの母に会いに行く』製作委員会

Profile

大和田健介

1990年神奈川県生まれ。07年『恋空』(今井夏木監督)で映画デビュー。10年『逆転のシンデレラ』(藤村享平監督)で初主演。主な映画出演作に12年『キツツキと雨』(沖田修一監督)、『東京無印女子物語』(大九明子監督)、13年『脳男』(瀧本智行監督) 、『千年の愉楽』(若松孝二監督)など。「ACジャパン」「カルピスウォーター」「東京ガス」などCMでも活躍。
http://www.tristone.co.jp/actors/owada/

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