OKStars インタビュー

Vol.343 女優

小芝風花、尾野真千子

OKStars Vol.343は2014年3月1日(土)公開の映画『魔女の宅急便』主役キキを演じる小芝風花さんと、キキが居候するパン屋の女将・おソノを演じる尾野真千子さんへのインタビューをお送りします!

『魔女の宅急便』出演についてのご感想をお聞かせください。

小芝風花:オーディションで選んでいただきましたが、受けた時は受かるとは思っていなかったです。お母さんと一緒に事務所に呼ばれて「合格したよ」と言われた時には、ふたりで号泣しました。お母さんからは「ホンマによかったな、がんばりや」と言われました。あらためて考えると、原作があって、アニメーションもあって、ファンの方がたくさんいるので、新しい作品として受け入れてもらえるのかの不安もすごく大きかったです。

>オーディションで何か印象に残っていることはありますか?

小芝風花:最終オーディションではキキのようにほうきに乗って30秒くらい吊るされました。楽しかったけど、緊張と寒さで震えていました。でも吊るされて怖いと思われていたらいけないと思って、声だけは明るくしていました。

>尾野さんは出演が決まってどう感じましたか。

尾野真千子:台本を読んで、楽しもうと思いました。作品にはいろんなイメージがあるだろうけど、それは考えずに、魔法が使える世界にみんなをワクワクさせられるように、まずは自分たちが楽しもうと思いました。

キキとおソノさんの役柄についてどう演じていこうと思いましたか?

小芝風花:キキは魔法を使って空は飛べるけど、普通の女の子という印象が強かったのと、清水崇監督からもキャラクターを作っていくと誰でも同じになってしまうから私のそのままでいてほしいと言っていただいたので、役を作るというよりは私自身そのままで演じました。

>自分のままに演じたとのことですが、キキと小芝さん自身では似ている部分は多かったですか?

小芝風花:キキは楽しい時も怒っている時もいつも感情が表に出ますが、私は怒っていることを隠したりするので、キキのように何でも感情を出せるのはいいなと思いました。

>おソノ役はいかがでしたか?

尾野真千子:町で愛されている人とか、誰でも話しかけやすい人だと思ったので、いつでもニコニコしていたり、何でも話すように演じました。あまり考えたり決めたりするのではなく、なるようになる、みたいな感じかな。私もそうなりたいと思いました。

おふたり共演されての印象はいかがでしたか?

小芝風花:尾野さんはいたずら心がある方でした(笑)。監督がスリッパに落書きをしたらやり返すし、監督の台本の「おソノ」って書いてあるところを全部消してかわいいとか美人って書いたり、お茶目なところがある方だと思いました(笑)。

尾野真千子:その通りです。

小芝風花:(笑)

>尾野さんは小芝さんの印象はいかがでしたか?

尾野真千子:かわいくてキラキラしてて羨ましかったです。何かにつまづいたりしても、それに対して一生懸命になってやっているという姿を見ると、本当に眩しくて、私も頑張ろうと思いました。

清水崇監督とはどんな話をしましたか?清水監督はホラーのイメージが強いので意外でした。

小芝風花:監督とはこどもっぽいことばかりしてました(笑)。虫が嫌いって言ったら、わざと虫を持ってきたり。セットに入った時は監督の隣りに座って絵を教えてもらったりしていました。監督は絵も上手なんですよ。怖い話も教えてもらいました。

>演出ではいかがでしたか?

小芝風花:私は全部監督に答えを求めてしまいました。でも監督は、指示を出したらみんな一緒になってしまうので好きに動いていい、といつも仰っていました。

尾野真千子:楽しい映画なので、ピリピリさせるような現場ではないですし、いろんな気を遣ってもらっているような、そんな監督の気持ちが見え隠れしていました。

パン屋の様子やコリコの町の町並みなど、日本のようでそうでない独特なセットでしたが、いかがでしたか?

小芝風花:ひとつひとつが細かくて、パン屋さんにあるのも全部本物のパンですし、建物から中に置いてあるもの、それこそ瓶のラベルから値札からひとつひとつが『魔女の宅急便』の世界のもののようで、見た時には感動しました。

尾野真千子:グーチョキパンのお店の中もかわいかった。ひとつの世界ができていて、どういう想像をしたらこういう世界観ができるのだろうと思いました。台本を読んだ時にファンタジーみたいなものを想像していましたけど、それ以上のものが出てきて素敵でした。本当にキキが入ってきたくなるようなお店だし、私もセットを見た時は中に入りたいと思いましたので、スタッフの方にありがとうって言いたいです。

ほうきで飛ぶシーンがやはり見どころだと思いますが、撮影はいかがでしたか?

小芝風花:高いところは平気なので楽しかったです。でも、ハーネスをつけていているところが当たってあざだらけになったりしたので、体力や身体の面では辛かったです。

>嵐のシーンも大変そうでしたね。

小芝風花:映像の通りに水をかぶっているし、揺れるし大変でした(笑)

ご自身で好きなシーンはいかがでしょうか?

小芝風花:キキの魔法が呪いだと誤解されて、ほうきにやつ当たりするシーンが印象に残っています。私もキキの気持ちに近づこうと、小豆島でロケをしている1ヶ月間は家族や友達と連絡を一切断ってみたら、気を置かずに話せる相手がいないので、すごくさみしい気持ちが募りました。キキにはネコのジジがいたとしても、やっぱり甘えられるお母さんが近くにいないので、キキが誤解されてそうじゃないって思う気持ちに、私もリンクできた気がしています。

尾野真千子:キキがとんぼと自転車を練習するシーンで、最後にとんぼが「魔女辞めんなよ」と言って帰って行くところが格好良かったです。同世代のふたりがいい空気で演じているのでなおさらです。

小芝風花:あのシーンは楽しかったです。夕日を狙っての撮影だったのが、日が暮れるのが想定よりも早かったので、急いで!っていうようなバタバタの撮影でした。そういう経験はなかったので印象的ですね。自転車は元々乗れるので、乗れない演技は難しかったです。

尾野真千子:出てくる台詞通りだけど、自転車は一度乗れるようになったら一生乗れるって、深くていい台詞ですね。

OKWaveユーザーに見どころとメッセージをお願いします。

小芝風花:『魔女の宅急便』はいろんな人が観て楽しめる映画だと思います。小さい子なら空を飛べていいなと思うだろうし、大人なら、自分がキキくらいの頃にどうしてたか振り返るきっかけになるのかなと思います。とんぼに自転車の乗り方を習うシーンで「キキには空をとぶ魔法がある、とんぼには飛行機を作る魔法がある」という言葉がありますが、自分の好きなことや特技を見つけるきっかけにもなればいいなと思います。

尾野真千子:映像も美術もいろんなものがかわいいです。夢がつまっていて、実写化ならではのかわいさがあります。アニメでも舞台でもない実写化ならではの生身の人間が魔女を演じたかわいさが出ているかわいい映画だと思います。夢を持たせてくれる映画なので、子どもから大人までいろんな人に手をつないで観に来てくれたら嬉しいです。

OKWaveユーザーに質問!

小芝風花:空を飛びたいと思ったことはありますか? 私は小さい頃はトンビになりたいと思いました(笑)

尾野真千子:自分が魔女だと思ったことはありますか? 私はあります(笑)。小さい頃は山奥に住んでいたので実は魔女一家なんじゃないかと思ったり、魔法を使えるんじゃないかと思ったこともありました(笑)

Information

『魔女の宅急便』
2014年3月1日(土)ロードショー

見知らぬ町で1年間暮らす。それが魔女修行の掟なのです。
魔女の血を引く少女キキは13歳になり、一人前の魔女になるための決まりに従い、黒猫のジジとほうきに乗って旅に出る。
やがて辿り着いた海辺の町コリコでキキを待ち受けていたのは、パン屋の女将・おソノや、空を飛ぶことを夢見る少年・とんぼら、個性豊かな住人たち。
キキはおソノのもとに居候し、お届けもの屋「魔女の宅急便」を始めるのだが…。

小芝風花 尾野真千子 広田亮平 山本浩司 新井浩文 吉田羊 浅野忠信 / 筒井道隆 / 宮沢りえ

原作:角野栄子「魔女の宅急便」(角川文庫刊・福音館書店刊)
脚本:奥寺佐渡子 清水 崇
監督:清水 崇

配給:東映

http://www.majotaku.jp/

©2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ

Profile

小芝風花
1997年4月16日生まれ、大阪府出身。
2011年にイオンとオスカープロモーションが共同で開催した「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得し、2012年にドラマ「息もできない夏」で女優デビュー。2013年12月放送のスペシャルドラマ「スケート靴の約束~名古屋女子フィギュア物語~」では、自身の長年のフィギュアスケート経験を活かし、フィギュアスケート選手の役をリアルに熱演。
オフィシャルブログ:http://beamie.jp/?m=pc&a=page_h_home&target_c_member_id=23077

HM:田中徹哉
STY:青柳裕美

尾野真千子
1981年11月4日生まれ、奈良県出身。
1997年に映画『萌の朱雀』で主演デビュー。その後もカンヌ国際映画祭グランプリ作『殯の森』(07)や『クライマーズ・ハイ』などに出演。近年ではNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」(11)のヒロインを演じるなど日本を代表する演技派として活躍している。2013年は映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』、『謝罪の王様』、『そして父になる』やドラマ「最高の離婚」、「夫婦善哉」「長谷川町子物語」など多数出演。今後には映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』(公開中)や『神様はバリにいる』などが控えている。

HM:大庭里依(NHKアート)
STY:伊藤真弓(ブリュッケ)

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