OKStars インタビュー

Vol.368 アーティスト

Hanah Spring

OKStars Vol.368はアルバム『Handmade Soul』をリリースしたHanah Springさんへのインタビューをお送りします。

アルバムタイトルの『Handmade Soul』についてお聞かせください。

もともと『ソウル』という言葉を使いたかったんです。インディーズで出した最初のアルバムも『ソウル・フラワー』というタイトルだったんです。ソウル+ハナでこれも気に入っていたんで、『ソウル・フラワー2』でもいいかなと思ったんですが、再スタートでもあるので違うのにしようと。それで今回はゼロからすべて自分たちで完成までやらせてもらったので、「自分の手で作ってます!」という意味を込めて『ハンドメイド』という言葉をいれて『ハンドメイド・ソウル』としました。

アルバムのコンセプトは?

ジャンルで括ると「R&B/ジャズ」です。何より同世代の音楽仲間たちと一緒に自分のやりたいこと、音楽的方向性を徹底的にディスカッションして決め、やりたいように作り上げたことに多いに喜びを感じています。参加したメンバーは、ファンクやグルーヴ、ソウル、ジャズ、さらにはヒップホップも聴くので、音楽的方向性が私と似ていたんです。ひとつの音楽イメージを全員で共有できたことは非常に大きいと思います。

小さな頃からR&Bやジャズに接していたんですか?

はい。実は、私の母はジャズ・シンガーなんです。母は自分で書き出した英語詞を冷蔵庫に貼っては、いつも家でお皿洗いをしながら歌の練習をしてました。そして父はジャズ・ギタリストで、父と母が練習やアドリブのかけあいをやっているときは、私たち兄弟はみんなで一緒に歌ったり踊ったりしてました。

アメリカ・ソウル・ミュージック界の大御所リオン・ウェアが楽曲提供されています。

2012年8月に東京ブルーノートでリオンさんと面会させてもらいました。リオンさんが書いた「インサイド・マイ・ラヴ」が、世の中にあるどの曲よりも一番好きなので、すごくそれを伝えたかったんです。

>そこではどんな話をしましたか?

自分がシンガーであることと、いつか曲を書いて欲しいとお願いして、大好きなその曲を作者の前でアカペラで歌ったんです(笑)。それから1ヶ月もしないうちに音源を送ってくれました!

レコーディングはいかがでしたか?

デモを聴いたときに名曲と思ったのですが、そのままやらずにひと捻りしたいと思い、カン・サノさんと吉田サトシさんに「私達っぽい」サウンドにアレンジしてもらいました。吉田サトシさんが東京でのレコーディングのプロデュースを、サトシさんの紹介で黒田卓也くんがNYレコーディングのプロデュースをしてくれました。それぞれに味わいが深くて、レコーディングはめちゃくちゃ楽しかったです!ジャズギタリストの父もギターソロで呼べて、嬉しかったです。

つい最近までMISIAさんのツアーでコーラスをやられていたんですね

はい。今年の4月まで、約1年2ヶ月のロングツアーに参加していました。なので、スタジオで作業できる時間が実は限られていたんです。だから、制作のスケジュール自体はけっこうタイトでしたが、喉が鍛えられ声の幅が広がりましたし、ハナバンドのリズム隊も一緒だったので地方でライブをブッキングしたり、コーラスシスターズとのブレンドも深まり、貴重な経験をいただきました。

アルバムのサウンド面についてはいかがだったでしょう?

アルバムのサウンドプロデューサー&バンマスのギター吉田サトシさん、トランペットの黒田卓也くん、鍵盤に柴田敏孝くん、同じく鍵盤にKANSANOくん、ドラマーのFUYUくん、ベースのSOKUSAIさんが核となるメンバーで、DJ MUROさんもトラック提供してくださいました。NYの卓ちゃんバンドのメンバーも参加してくれました。とにかくバンド一発録音が主体となっていて、ありきたりじゃないアレンジや、ちょっとマニアックでも気持ちいいと感じる音にこだわりました。

アルバムのレコーディングで何か苦労やエピソードはありましたか?

ニューヨークレコーディングの時ちょうどハリケーン・サンディー(2012年10月22日~31日)が東海岸に上陸してて飛行機が飛ばなかったり地下鉄が止まったり。大変でしたが、宿泊先でみんなでご飯を作ったり(ポン酢を手作りして、お鍋しました!)、寂しい街の雰囲気のなかで寄り添う人々が歌詞のアイデアになったり、思い出に残っています。

Hanah SpringさんからOKWaveユーザーにメッセージ!

音!音!音!とても音にこだわってますので、お酒でも飲みながら、聴いてみてください!

Hanah SpringさんからOKWaveユーザーに質問!

楽器以外で、好きな音ってなんですか?
わたしは朝の鳥の声が好きです。

Information

『Handmade Soul』発売中
Pirates Records / PRPL-0001
2,400円(税込) / 2,222円(税抜)
01. 終わりのないリズム
02. IN THE SUN
03. MUSHI MUSHI ME
04. シンパシーテレパシー
05. 好きなキス
06. 'Round Midnight
07. Baby Bop (Interlude)
08. Willow weep for me
09. あなたがほしくなる
10. CHILLS...
11. ぼくの夢を見ておくれ
12. 春夏秋冬 (Handmade Soul ver.)
13. Goodbye 2 Yesterday
[iTunesのみ限定ボーナス・トラック収録]
14. Bridge Over Troubled Water

“IN THE SUN” iTunesジャズ・トップソング1位(2Week)獲得!!
圧倒的なグルーヴで渾然一体となり奏でられるHanah Spring名義として初となるアルバムが満を持してリリース。King Of Diggin'ことMUROが楽曲プロデュースに、Michael Jacksonの"I Wanna Be Where You Are"を手がけた Leon Wareが作詞・作曲(書き下ろし楽曲)で参加。名門Blue Noteレーベル初の日本人契約アーティストTakuya Kurodaを始め、ニューアルバムが好評のKan Sano、Satoshi Yoshida等、敏腕ミュージシャン達が一同に介し制作されたこだわりの一枚が遂にリリース。

Profile

Hanah Spring
1983年、神奈川県生まれ、AB型 ジャズ・ギタリストの父、ジャズ・シンガーの母との間に生まれ、姉や弟たちとジャズのスタンダード・ナンバーやJackson5、TLCなどを歌って踊って育つ。曲作りを始めたのは10歳のときから。高校時代にはヴォイス・トレーナーに師事する一方で、数回の渡米を通じて語学も習得。卒業後音楽活動を本格的に開始。J-WAVE「MUSIC WONDERLAND」の深夜パーソナリティーとして1年半担当し番組内では毎週弾き語りを披露したことも話題となった。他方、渋谷界隈のアンダーグラウンド・シーンのミュージシャンたちと交流を深め、ゲスト・ヴォーカルとしてライヴやオムニバスCDに参加、ErykahBadu、The Roots、Brian McKnight、Musiq Soulchild等、海外アーティストの来日公演ではオープニング・アクトも務めた。その類まれなるヴォーカル・パフォーマンスとリアルな女心を綴ったソング・ライティングは最大の武器であり、高く評価されている。2014年4月まで、1年以上77本に渡ったMISIAの全国ツアー「星空のライヴVII -15th Celebration-」にコーラスとして参加しており、現在は自身名義でのライヴも積極的に行なっている。

公式サイト:http://www.hanahsp.com/

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