OKStars インタビュー

Vol.411 俳優

石田剛太

OKStars Vol.411はCS放送女性向けエンターテインメントチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV(ララ・ティービー)」で放送中のオリジナル・ショートアニメ番組「キョートカクテル」の監督・脚本を務める人気劇団ヨーロッパ企画の俳優・石田剛太さんへのインタビューをお送りします!

「キョートカクテル」に携わることになったきっかけは何でしょう。

KBS京都でヨーロッパ企画のメンバーの永野宗典と本多力がやっていたラジオ番組にラジオドラマのコーナーがあり、そこで1~2分のラジオドラマを1クール書いてみないかという話があったのが元々のきっかけです。その前にやはりこのラジオ番組がきっかけでEテレで放送された「タクシードライバー・祗園太郎」というアニメの脚本を1話任されたことがあって、その時に書いた恋愛の話が変で面白いとヨーロッパ企画のメンバーから言われていたので、ラジオドラマも恋愛もので任してもらえることになりました。それで始まったのが「イシダカクテル」というドラマでした。わたせせいぞうさんの「ハートカクテル」という漫画が好きなので、「イシダカクテル」では「ハートカクテル」のような80年代から90年代初頭のバブルな年代の恋愛モノ、それこそ若者が肩にトレーナーかけてるみたいな世界観を、やり過ぎなくらいでやっていたのをその番組出演者やスタッフがすごく面白がってくださって。それで、そのラジオドラマをベースに今回京都を舞台にした「キョートカクテル」が始まりました。

「キョートカクテル」はそこはかとバブリーで小洒落たショートストーリーですが、<「キョートカクテル」に酔いしれた方々からのコメント>ではみんなにツッコミを入れられていますね。

例えばパリの駅でフランス人の美男・美女が別れ際に抱き合ってキスとかしていたら格好良く見えると思うんです。これが日本の駅で別れ際にキスしてる客観性のない(笑)日本人カップルだとしたら、見た目がちょっと…とみんな感じると思うんですよ(笑)もちろん美男・美女ではなくてもやっていいと思いますけど、どこかしら滑稽にはなっていくので、「キョートカクテル」ではそういうところを狙っていますね。それと僕はウッディ・アレンが好きで、彼の映画ではウッディ・アレン本人が主役をやって共演の美女にモテまくっているので、あんな身なりなのに面白いなと思うんですよ。デートに誘うときに「うちの猫に餌をやりに来ないか?」とかバーで女性に言ってみたいですよね(笑)そういうトレンディードラマ的な殺し文句を取り入れたりしています。

毎話カクテルが出てきますがその点については?

僕は以前はお酒が飲めなかったんです。ある時にヨーロッパ企画のお芝居で客演していただいた役者の菅原永二さんにバーに連れて行ってもらったんです。菅原さんは三角のカクテルグラスでマティーニとか飲んじゃうんですよ。それを隣りで見てこんな素敵なところに大人は行っていたんだ!と衝撃でした(笑)。マスターの人柄だったり、こだわりの音楽が流れていたり、お店によっていろいろな違いがあるバーの世界観が面白くて。ショートカクテルってありますけど、あれはサイズが半分ではなくて、短い時間で飲むカクテルだそうなんです。三角のグラスのマティーニは三口で飲むとか菅原永二さんに教わったり、そんなところも楽しんでいます。そんな体験をして僕もカクテルを嗜むようになりました。

京都の実在のカフェやレストランが出てきますね。

そうなんです。行きつけのお店ばかりで、今回の企画で撮影させてくださいと言うと、みなさん気さくに応じていただけました。第3話の川床のあるカフェはオーナーがフランス人だからなのかフランスっぽいんですよ。どこも素敵なお店ばかりです。

同じLala TVの「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」(「わたプロ」)ともコラボされるそうですね。

「キョートカクテル」の世界観で「わたプロ」のエピソードを描かせていただきました。女性がわがまますぎるとか、過剰にロマンティックな演出をしたがるとか、「キョートカクテル」の世界観に馴染みやすいテーマを選ばせていただきました。

でも「キョートカクテル」はほとんどハッピーエンドですよね。

「キョートカクテル」では男女のどちらかが過剰な何かをしても、相手はそれに乗っかってきますが、「わたプロ」は相手が引いていく違いがありますので、そこを過剰に演出しましたので楽しみにしていてください。

ちなみになぜカエルのマスターなんでしょう。

ラジオドラマの時はドラマパート後の受けトークの部分をラジオ内で僕が自分でやっていたんです。今回アニメにした時に受けトークのパートがないとただ単にシュールだったりロマンティックなだけになってしまうので、みんなで話し合って、最初に行きつけのバーにやってきた常連客とマスターの会話でドラマが始まって、最後にまたお店に戻る作りにしました。なので、最後の受けトークの部分はどういう話をするかは決めていますが、殆どフリートークですね。ヨーロッパ企画のメンバーの諏訪雅が常連客を演じていますが、諏訪はロマンティックなものに対して冷めた目を持っているので、ああいうツッコミになってよくまとまってますね。
マスターがカエルなのは、あのお店は「GentleRain」という名前で、雨の日にしかやっていないバー、という裏設定なんです。それもあってカエルにしました。

ヨーロッパ企画の活動についてお聞かせください。

京都を拠点に活動している劇団で、大学の時に集まったメンバーがそのまま続けているので16年くらいになりますね(※1998年結成)。一貫してコメディをやっていて、以前はこういうシチュエーションコメディを上演していて、最近は企画性コメディと呼んでいますが、何かテーマを決めたコメディの芝居を作っています。前回は「ゲートコメディ」というテーマで、ビルにあるゲートをどんどん開ける、というテーマだったり、その前だと迷路とか、何かテーマを設けて芝居をやっています。普段京都にいるので、人間の機微よりもちょっと変わったことで劇を作ってみようということで活動しています。

石田さんが役者の道を選んだのは?

僕は大学の演劇サークルに入って、その時のメンバーでヨーロッパ企画を始めて、そのまま続けているんですが、元々はお笑い芸人になりたかったんです。とんねるずさんが好きだったこともあって、漫才よりもコントが好きだったので、大学にいる間は芝居を勉強して、卒業したら芝居のできるお笑い芸人としてコントをやろうと思っていました。それで演劇サークルに入って、それがヨーロッパ企画になって、そのままコメディ劇を演じているのが面白かったので、そのまま続けていますね。

今伝えたい、ちょっとした「感謝の気持ち」にまつわるエピソードをお聞かせください。

「キョートカクテル」のカフェでの撮影で「エフィッシュ(efish)」(※第8夜に登場)という素敵な女性店員さんがいらっしゃるお店でのエピソードです。撤収後に忘れ物に気づいてお店に戻った時の店員さんの第一声が「お帰りなさい」だったんです。その第一声にドキッとして嬉しくなりました。そういうホスピタリティがいいなと思ったので、どこかのタイミングで僕も言ってみたいですね。福岡にも行きつけのカフェがあって、そのお店も行くと「お帰りなさい」って言ってくれるので、やっぱりそう言われるといいなと思います。初めて行くお店でいきなり言われたらむしろ興ざめしてしまいますが、久々に行った時にそう言われるのがいいです(笑)

OKWaveユーザーにメッセージをお願いします。

「キョートカクテル」は半笑いで観てしまうかもしれません。でも、ここに出てくるようなことを実際にやってみてください。そうしたら相手は相当喜ぶと思います。「キョートカクテル」を観て恋愛をしてほしいです。全てのカップルに捧げます。

石田剛太さんからOKWaveユーザーに質問!

みなさんが彼女、彼氏にされて嬉しかったサプライズを教えてください。

Information

キョートカクテル

『キョートカクテル』

京都木屋町の路地裏にある、“カエル”がマスターを務めるバー“GentleRain”を舞台に、客の男と女が恋に酔いしれる、ほんのり甘くてちょっとビターなカクテル(=ラブストーリー)をお届け。毎回マスターが紹介する、ウィットに富んだ“カクテル”を常連客が<笑い>にかえる!

声の出演:高阪勝之・福井菜月・石田剛太・諏訪雅・本多力
監督・脚本:石田剛太
演出:角田行平・柴田有麿・山口淳太
イラスト:角田貴志
フラッシュアニメ制作:西村直子・森本萌黄
音楽:村角ダイチ
企画・制作:ヨーロッパ企画 製作:女性チャンネル♪LaLa TV
番組ページ:http://www.lala.tv/kyoto_cocktail/

●オリジナルドラマ「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」 1stシーズン CS放送・女性チャンネル♪LaLa TVにて、毎週(火)24:00~/(日)11:30~ ほか

●オリジナルアニメ「キョートカクテル」 X’mas特別編一挙放送!
CS放送・女性チャンネル♪LaLa TVにて、12月24日(水)、12月25日(木)23:00~

©ヨーロッパ企画/女性チャンネル♪LaLa TV

「キョートカクテル」は女性チャンネル♪LaLa TVでの初回放送終了後、LaLa TV公式YouTubeチャンネルにて配信中!
https://www.youtube.com/user/LaLaTVofficial

「キョートカクテル」に酔いしれた方々からのコメント
http://www.lala.tv/programs/kyoto_cocktail/comment.html

Profile

石田剛太

石田剛太

1979年6月3日生まれ、愛媛県出身。
1999年、第2回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、ほぼ全本公演に出演。多数の外部出演にくわえ、イベントでのMCや、ラジオパーソナリティとしての活動も多い。また、「ヨーロッパ企画の暗い旅」「アグレッシブですけど、何か?」などのバラエティでも活躍。

ヨーロッパ企画:http://www.europe-kikaku.com/
石田剛太Twitter:https://twitter.com/uragota

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