OKStars インタビュー

Vol.418 女優

太田莉菜

OKStars Vol.418は映画『海月姫』(くらげひめ)にて天水館に住む尼~ずの一人、まややを演じた太田莉菜さんへのインタビューを送りします!

『海月姫』ご出演についてですが、この作品にはどのような印象があったでしょうか。

東村アキコ先生の原作を愛読していました。わちゃわちゃした楽しいコメディですけど、恋愛要素にもドキッとさせられて、すごく楽しい漫画だと思います。登場人物はみんな悩みがあるけどそれが暗くならない、エネルギッシュな作品というイメージがあります。

尼~ずのような女子をどう受け止めましたか。

尼~ずはかなりデフォルメされていますけど、みんなが何か1つ持っている好きなものや情熱がキャラクターになったら尼~ずのようになるのかなと思います。現実的ではないかもしれませんが、誰もが持っている一面を形にしているんじゃないでしょうか。みんなすごく可愛らしいし、コンプレックスとか自信の無さとか、全くの他人とは思えない一面を持っているし、今どき珍しいくらい1つのものに固執しているところは憧れでもあるので、すごく好きですね。

では演じたまややの役作りについてお聞かせください。

原作のまややは目立ちますし、言っていることを流し読みしたいくらいうるさいです(笑)。でも実際に演じるとなったらそれを形にしなければならないプレッシャーがありました。漫画に忠実な脚本だったので、求められるまやや像に自分も応えたいという気持ちだったので、キャラクターを肉付けしていく時は試行錯誤しました。

演じる時に気をつけたところは何でしょう。

動きや喋る時の声のトーンなどですね。私の地声ではなく、まややの声色を自分なりに作って演じていますし、見た目も作りこんでそれが画面に出るような撮り方をしていたので、ずっと力が抜けませんでした。まややは普通に立ってさえいないので(笑)、手の動きなどはとくに意識しましたね。

海月ドレスを着たファッションショーについてはいかがでしたか。

普段はジャージ姿のまややで、私もジャージを着慣れた頃の撮影だったので、「早くジャージに戻りたい」というまややの気持ちと同じでした(笑)。ドレス自体はもちろん可愛かったので、着ることが楽しかったです。でも、ドレスを着ている時は自分でもすごく違和感を感じていました。カツラをかぶってきれいにしてもらうのが自分の中でしっくりこなくて、やっぱりジャージ姿が落ち着くな~という感覚でした(笑)。

現場の様子はいかがだったでしょうか。

役者同士、役作りをして入り込んでいたので、職人が揃っているような雰囲気でした。みんな一致団結しているような空気で、映像ではわちゃわちゃと楽しい感じが出ていますけど、その空気感を出すためにみんなストイックでしたね。

そんな天水館の尼~ずに入り込んでくる女装姿の蔵之介役の菅田将暉さんはいかがでしたか。

今回の現場で一番大変だったと思います。衣装の数も多いですし、女装をするために身体を作ってきていたので骨格も足もきれいでした。それこそ女優さんやモデルさんをも凌ぐ美しさでした。ほんとうに圧倒的な存在感だったので、その分自分がみすぼらしく感じてしょうがなかったです(笑)。うるさい尼~ずをまとめるためにずっと大きな声で叫んでいるような役なので、見た目以上に大変だったと思います。

『海月姫』への出演を通じて新たに発見したこと、または気づいたこと、再発見したことをお聞かせください。

コツコツと地道に経験を重ねていくことは意外と大変なことなので、こうやって声をかけていただいていることはすごく幸せだなとあらためて感じました。それを続けて、いま出せるものをしっかり出すためにも毎回準備をしないといけないなと思いました。それと、自分の感覚を狭めずに広く構えていないといけないとも思いました。自分で準備した感覚に、まわりから受ける影響をいかに吸収して返せるかが重要だと感じました。

撮影中のちょっとした「感謝の気持ち」にまつわるエピソードをお聞かせください。

差し入れがあるとテンションが上がるんですけど(笑)、私は差し入れに持っていくものに悩むので、珍しい差し入れをいただくと、そういうことができる人をいいなと思いました。それと、今回の撮影はみんなすごく身体を使うお芝居だったので、スタッフさんも疲れているはずなのに気を遣ってマッサージをしてくださったり、そういう気遣いがすごくありがたかったです。嫌な顔を見せずにそういうことができる人に自分もなりたいと思いました。役者同士では、誰かひとりでも欠けていたら尼~ずは成立しなかったと思うので、皆さんがいてくれて、自分も成立したと思います。尼~ずの面々と菅田くんはいつも一緒にいたので感謝してます。

OKWaveユーザーにメッセージをお願します。

『海月姫』は良い意味で何も構えずに観ることができるエンタテインメントなので、誰と観に行ってもひとりで観に行っても楽しめる作品だと思います。それと最近は暗い部分を描いた作品が多い中で『海月姫』には暗い部分がなく明るい部分を描いているので、良い気分になれると思いますし、それを活力にしていただきたいです。

太田莉菜さんからOKWaveユーザーに質問!

私はお正月は家でのんびり過ごしているので、初詣などのお正月を満喫されているムードを見ると、何もしていないことに罪悪感を感じてしまうんです(笑)。世の中の動向的に寝正月というのはありなのか、みなさんが本当にお正月を満喫しているのか、みなさんのお正月の過ごし方を知りたいです。それと、楽しいお正月の過ごし方があったら教えてください。

「新木優子オフィシャルカレンダー2015」 発売中
Information

『海月姫』

2014年12月27日(土)全国ロードショー

とある古びたアパート、天水館。そこで暮らす倉下月海(くらしたつきみ)は、オタク女子友達と共同生活を送っていた。「男を必要としない人生」を信条に、自らを「尼~ず」と呼び、それぞれのオタク道を極めるゆるい毎日。そんな彼女達の前に女装美男子・鯉淵蔵之介と童貞エリートの兄・修が出現!動揺する尼~ず達に、心のより所でもある聖地(=ボロアパート)強奪の危機まで勃発。自分の大切なものを守るため、自分たちの居場所を守るため、尼~ずと蔵之介はタッグを組み、最後の大勝負にうって出る。

出演:能年玲奈 菅田将暉
池脇千鶴 太田莉菜 馬場園梓(アジアン) 篠原ともえ
片瀬那奈 速水もこみち 平泉成
長谷川博己

監督:川村泰祐
原作:東村アキコ「海月姫」(講談社『Kiss』連載)
主題歌:SEKAI NO OWARI「マーメイドラプソディー」TOY'S FACTORY INC
制作・配給:アスミック・エース

公式サイト:http://www.kuragehi.me
公式Facebook:http://www.facebook.com/kuragehimemovie
公式twitter:http://twitter.com/kuragehimemovie

(C)2014『海月姫』製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

Profile
新木優子

太田莉菜

1988年生まれ。
2001年にモデルデビュー。その後数々のファッション誌で活躍。04年に映画『69 sixty nine』(李相日)のヒロインでスクリーンデビュー以降、『ユモレスク 逆さまの蝶』(06/猪俣ユキ)、『脳男』(13/瀧本智行)など女優としても活動をはじめ、最近では「私という運命について」(14/WOWOW)、「ロング・グッドバイ」(14/NHK)、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』(全7章&長編劇場版・14)、『ホットロード』(14/三木孝浩)に出演している。

https://www.facebook.com/RINAOHTAofficial

OK LABEL

回答投稿にあたっての注意とお願い

OKStarsからの質問は、OKWave事務局(ID:10q-OK)が質問投稿とベストアンサー選定を代行しています。
当企画は、OKWaveの他のカテゴリーと異なる主旨での運営となっています。原則的に回答への個別のお礼はつきません。あらかじめご了承ください。
ご回答の際には利用規約禁止事項ガイドラインに沿った投稿をお願いいたします。