OKWAVE Starsは、ここでしか読めない、俳優・女優、映画監督、アーティストへのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

OKStars Vol.488 女優 ジョシー・ホー

OKStars Vol.488はバドミントン版『少林サッカー』と言うべき映画『全力スマッシュ』(2015年10月10日公開)主演のジョシー・ホーさんへのインタビューをお送りします。

Q 『全力スマッシュ』の主演とプロデューサーもされていますが、この映画の企画はどのような経緯だったのでしょう。

Aジョシー・ホー実はバドミントンをテーマにした映画を撮りたいと小さな頃から思っていました。最初はこわくて言えなかったんですが、やったらできるんじゃないかと思うようになって、主人(コンロイ・チャン)に相談したら、「やったらいいよ」と“そそのかされて”進めることになりました。

Q 大会の試合などは臨場感あふれていましたが、バドミントンの経験があるとのことで、演技の上ではいかがだったでしょうか。

Aジョシー・ホー撮影の際に、実際にシャトルを打つシーンはやりやすかったです。問題はCGを使っているシーンです。打つ時にシャトルがないので、私たちはラケットを持って空気を打っているようなものなので、ここでどういう風にシャトルを打っているのだろうと、想像しながらの演技は“しんどかった”です(笑)。とくにどこが難しいかというと、「シャトルがここに飛んで来るから」と言われて打つのはそうでもないのですが、打った後にラケットをどこに引くかという感覚がすごく難しかったです。相手がどう打ち返してくるのか、打った後の構えは想像しながらの演技でした。最後の試合の一部は実際にシャトルを打っているので、そういう芝居は良かったですね。

Q 演じた元トップ選手のサウのキャラクターをどのように捉えましたか。

Aジョシー・ホー基本的に脚本通りに演じればいいのですが、ある出来事が起きた時にどういう気持ちで立ち向かっていくのかを考えて芝居をしました。かつてはキレやすいキャラクターだったところについては、監督のアイディアで演じました。サウははじめ、見た目があまり美しくないですが、監督はそういう見た目があまり良くない中から真の美を見出すのが好きなようです。私もそれには賛同したので、サウははじめすごく太った容姿で登場します。

Q イーキン・チェンら、共演陣についてはいかがだったでしょう。

A『全力スマッシュ』ジョシー・ホーイーキンは本当にいい人です。イーキンのアシスタントの役だったり、ずっと前から彼とは共演してきました。アンドリュー・ラムもスーザン・ショウも親友です。ウィルフレッド・ラウをはじめ他の皆さんもみんな友人です。共演をしてきた仲ですし、ふだんからみんなでご飯を食べたりする仲間なので、一緒にいて本当に楽しいです。仕事をしていたのか楽しく過ごしていたのか分からなくなるくらいでしたね(笑)。

Q バドミントンのトップ選手ふたり(バオ・チュンライ、ワン・リン)が撮影に参加しましたが、いかがだったでしょう。

Aジョシー・ホーこのふたりはとにかくすごかったです。映画の中でも彼らと競技をしましたが、はっきり言って、速すぎて私は一度もシャトルを触ることができませんでした。でもふたりともとても親切でいい人たちでした。

Q 映画には「失敗しても再起できる」というメッセージを感じました。

Aジョシー・ホー人間として生きていく上で、いつか必ず奇跡を起こすことができると思います。だから失敗を恐れず努力し続けていればいいんだ、という気持ちで取り組んでいました。皆さんもこの映画を観て、そういう気持ちを掴んでいただけると思います。みんな素直に自分の好きなことを努力すればいいんじゃないかなと思います。

Q 日本に来られてのご感想をお聞かせください。

Aジョシー・ホー日本には数えきれないくらい来ていて、九州や北海道のニセコにも行ったことがあります。日本には友人もたくさんいますので大好きです。食べ物がとにかく美味しいです。今回は映画祭(したまちコメディ映画祭in台東)に参加しましたが、今回はたくさんのファンの方々に声をかけられてサインをしたりもしたので、とても嬉しかったです。香港映画をとても気に入って楽しんでくれるのも嬉しいです。

Q ジョシー・ホーさんからOKWaveユーザーにメッセージ!

Aジョシー・ホー皆さん、ぜひこの『全力スマッシュ』を観て気に入ってもらえればと嬉しいです。監督はこの映画について「for all beautiful losers」、日本語で言うと、「全ての美しきダメ人間に」と言っています。私自身もこのダメ人間のひとりだとよく思うのですが、皆さんもぜひ観ていただいて、分かち合っていただければと思います。私もよく失敗をするのですが、この映画には「人間は心に火を持っていなければならない」というセリフがあって、私も情熱だけは持っています。でもいつも失敗してしまうんですよね(笑)。

Qジョシー・ホーさんからOKWaveユーザーに質問!

ジョシー・ホー皆さんがいま一番食べたいものは何ですか?

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■Information

『全力スマッシュ』

『全力スマッシュ』2015年10月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

かつてバドミントンの女王として君臨しながらも試合中に暴力事件を起こし、バドミントン界から永久追放されていたヒロイン、ン・カウサウ(略称サウ)は、ある晩、シャトルの形をした謎の物体を目撃する。その直後、廃墟で密かにバドミントン同好会を結成するワケアリの中年男4人組に出会う。負け組の彼らが必死で頑張る姿を見て、彼女もまた長年忘れていたバドミントンへの情熱を取り戻していく……。

監督:デレク・クォック ヘンリー・ウォン
出演:ジョシー・ホー イーキン・チェン ロナルド・チェン エドモンド・リョン ウィルフレット・ラウ スーザン・ショウ
製作総指揮:ジョシー・ホー
提供:メダリオンメディア
配給:アンプラグド

公式サイト:http://zenryoku-smash.com/

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■Profile

ジョシー・ホー

ジョシー・ホー1974年生まれ。
バレーボールものスポ根映画『青春火花(原題)』(94)で女優デビュー。『パープルストーム』(99)で評価を確立。その後『胡蝶 羽化する官能』(04)、ジョニー・トー監督の『エグザイル/絆』(06)、パン・ホーチョン監督の『イザベラ』(06)、『ドリーム・ホーム』(10)などで話題に。三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE FINAL』(02)、スティーブン・ソダーバーグ監督の『コンテイジョン』(11)、 ハニ・アブ・アサド監督の『クーリエ 過去を運ぶ男』(11)など国際的にも活躍している。
近年は製作会社852フィルムズを設立。本作や『ドリーム・ホーム』などプロデューサーとしても意欲的な仕事を見せている。