OKWAVE Starsは、ここでしか読めない、俳優・女優、映画監督、アーティストへのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

Vol.559 俳優 青木玄徳(『闇金ドッグス3』)

OKWAVE Stars Vol.559は映画『闇金ドッグス3』(2016年5月21日公開)主演の青木玄徳さんへのインタビューをお送りします。

Q “闇金”というものについてどんなイメージがありましたか。

A青木玄徳“おっかないもの”を持っている人がやっている仕事というイメージですね。普通に知り合えば、中には仲良くなれる人もいるかもしれませんが、その仕事中はきっとおっかないのだろうなと思います。

Q 本シリーズへの出演についてのご感想をお願いします。

A青木玄徳元ホストの須藤という役には、ホストの人たちと自分自身の考え方があまりに違いすぎるのではと思っていたので、引っかかりがありました。でも自分が試されているんだと思ってこの役を引き受けました。

Q 須藤の役柄はどのように作っていきましたか。

A青木玄徳(『闇金ドッグス3』)青木玄徳ウィーメンダイヤルを始めて、女性とはすぐに仲良くなれてしまうという面もありますが、それよりは忠臣との関係性を意識して作っていました。演じた山田裕貴くんは「『闇金ドッグス』は忠臣の成長のストーリーだ」と言ってますけれど、須藤もその隣りで成長していきます。ただ、その須藤の成長ストーリーという面も忠臣との関係ありきです。でも、忠臣も須藤といる時にはいつもとちょっと違う表情を見せるので、須藤にしか出せない部分ということも意識していました。山田くんもそこを察知して、普段は笑わない忠臣のそういう表情を見せてくれて、良いやり取りができました。

Q キャスト同士、現場でも話し合って作っていったのでしょうか。

A青木玄徳『闇金ドッグス2&3』の2作品の撮影に入る前に、エチュード稽古をしました。『闇金ドッグス3』出演者では僕、山田くん、津田寛治さん、冨手麻妙さん、松林慎司さんが参加して映画の役で自由に即興で演技をするという稽古です。2日間やって、須藤がいることで相手がどういう雰囲気になるのかが細かく分かったので、それが本番で活かされています。

Q その他、演じる上で考えたことについてお聞かせください。

A青木玄徳(『闇金ドッグス3』)青木玄徳まず『闇金ドッグス2』の台本を読んだ時に、須藤は受けの芝居で形成されていることに気づきました。相手の話を聞いた時の反応、そしてどう動くか、ということが須藤の人生なんだと思いました。今回の『闇金ドッグス3』のラストには須藤は自分からある行動をします。それ以外では、「俺は俺のやり方でラストファイナンスをでかくしたい」と言ってはいますけど、冨手さん演じるアイドルの“えりりん”にそそのかされただけですし、その初めて自分で動くシーンを大きく見せるためにも、ずっと受けの主人公として演じました。

Q 冨手さん演じるえりなとの関係性はいかがでしたか。

A青木玄徳(『闇金ドッグス3』)青木玄徳須藤はウィーメンダイヤルで女性を手玉に取りますが、僕が女性ならまず付いて行かないです(笑)。そんな須藤よりも一枚上手なえりなとの関係は面白かったです。須藤がえりなを説得するよりも逆に言いくるめられているところを大事にしました。

Q 波岡一喜さんとの芝居はいかがでしたか。

A青木玄徳(『闇金ドッグス3』)青木玄徳シーンとしては波岡さん演じる塩田とは電話で話すところと終盤の2つですが、波岡さん本人とは以前に共演したことがあったので、終盤の共演シーンの時には「お前とこんなシーンができて嬉しいよ」と言ってもらえました。僕も嬉しかったし、演じる時は熱が入りました。このシーンでの須藤の行動は物語上では忠臣をはじめ誰も知らないことです。自分に何が起きるか分かっていながら塩田に会いに行きますし、そこでの行動も驚きだと思います。その3つのことが大きいシーンでした。そこに至るまでの須藤の言動には見損なわれることも多いと思うので、そのシーンではちょっと須藤のことを見直してくれたらと思います。

Q 本作の芸能界の闇的なストーリーについてはいかがだったでしょう。

A青木玄徳僕自身は実際にはそういう話を見たことも聞いたこともありませんが、もしああいう搾取のようなことをしている事務所関係者がこの映画を観たらビビるのではないでしょうか(笑)。

Q 今回の出演を通じて得たことや気づいたことについてお聞かせください。

A青木玄徳芝居の時にどういう時にどう映っているかを、今までとはまた違ったところで学ぶことができたので、これを培って次にどう活かしていくかが大事だと思っています。

Q では本作の見どころをお願いします。

A青木玄徳(『闇金ドッグス3』)青木玄徳まず忠臣の成長のストーリーがあって、そこに須藤をもいます。須藤自身が成長しているかどうかはともかく、そこにいる須藤、ということが見どころだと思います。元ヤクザで闇金業をやっている忠臣の近くにいる人間ですが、普通に考えたらまず無いことですよね。忠臣のような人間とそもそも上手くやっていけるだけでもすごいので、そんなところも含めて観ていただけたらと思います。

Q 青木玄徳さんからOKWAVEユーザーにメッセージをお願いします。

A青木玄徳『闇金ドッグス』シリーズも「3」まで来て、ここでいったん忠臣から須藤へ主人公が変わりました。しかし忠臣の成長ストーリーとしての軸は変わらず、忠臣を演じた山田くんの胸を借りるつもりで主人公として立たせていただきました。『闇金ドッグス3』は誰が主人公と言ってもいいくらい、どのキャラクターもクローズアップされています。ぜひ友達をたくさん誘って劇場に観に来てほしいと思います。

Q青木玄徳さんからOKWAVEユーザーに質問!

青木玄徳本作に出てくるような搾取するような芸能プロダクションについて、どのように思いますか?

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■Information

『闇金ドッグス3』

青木玄徳(『闇金ドッグス3』)2016年5月21日(土)新宿バルト9他、全国公開

元ホストの須藤司は、ラストファイナンスの社長・安藤忠臣に雇われている。女の扱いには絶大な自信を持つ須藤は、ウィーメンダイヤルという女性専用の金融システムを作り、男の武器を駆使しながら、次々に女の債務者を増やしている。そこに現れたのは、元アイドルのえりな。夢を諦めきれず、路上ライブでひっそりと活動を続けている。そして、須藤の債務者の一人である聖子は自分の子供をプロダクションに所属させ、成功を収めるまで負債を続けながら生活している。聖子の子供が大きなCMに決まるなど、売れっ子になってきたのにも関わらず、ギャラが上がらず、かえってレッスン料などを事務所に取られてしまう。事情を須藤に説明すると、明らかにそこは悪徳プロダクションだったと分かる。その社長である沢村は、以前にえりなを陥れた極悪人だということが分かり…。

青木玄徳
MEGUMI・冨手麻妙 松橋慎司 内田滋 山崎直樹
山田裕貴
波岡一喜/津田寛治

監督:土屋哲彦
企画・配給:AMGエンタテインメント

http://yamikin-dogs.com/

(C)2016「闇金ドッグス2&3」製作委員会


■Profile

青木玄徳

青木玄徳(『闇金ドッグス3』)1987年10月19日生まれ、埼玉県出身。
2011年、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの氷帝学園・跡部景吾役でデビュー。ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』の戦極凌馬役に抜擢。その後、映画『Mr.マックスマン』、ミュージカル『リボンの騎士』など多方面で活躍。今後は、映画『Bros.マックスマン』(増田哲英監督)が今秋公開予定、 映画『コープスパーティー Book of Shadows』は7月30日より公開予定。初の主演舞台『瞑るおおかみ黒き鴨』は9月1日より東京・大阪・北九州にて公演。他公開予定の映画も多く控えている。

https://twitter.com/tsunenori_aoki

スタイリスト:吉田ナオキ
衣装協力:EGO TRIPPING、GARROT TOKYO