話題の映画や作品等にまつわる、俳優や映画監督、アーティストら“Stars”へのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

Vol.661 俳優 池内博之(映画『レイルロード・タイガー』)

OKWAVE Stars Vol.661はジャッキー・チェン主演のアクション・コメディ『レイルロード・タイガー』(2017年6月16日公開)に出演の池内博之さんへのインタビューをお送りします。

Q 本作出演のオファーを受けたご感想をお聞かせください。

A池内博之嬉しかったです。お話をいただいたのが夏頃で、クランクインの2ヶ月ほど前でした。何で僕なのかなと思って、ディン・シェン監督に聞いたら、以前に出演した香港映画『イップ・マン 序章』を観ていただいていて、その時の僕と、ジャッキー・チェンさんのアクションが絡んでいる画を見てみたいとのことでした。やってきたことがつながって、こういう話になったので、すごく嬉しかったです。

Q ジャッキー・チェンとの共演はいかがだったでしょう。

A池内博之嬉しかったですし、最初はやはり緊張しました。しかも最初からアクションシーンでしたので大変でした。最後のNG集にも出てしまっていますが、緊張もあって最初はうまくいきませんでした。アクションの加減もつかめなかったのですが、ジャッキーさんは「加減しなくていいんだよ、強く打ってきていいよ」と言ってくださったので、ホッとしてそれからは自分なりにできました。

Q アクションの多い役どころで、練習などはされたのでしょうか。

A池内博之アクションと聞いていたので事前にパーソナルトレーナーをつけて身体作りはしていました。中国に入って、実際にどんなアクションをやるのかなと思っていましたが、現地で練習はなく、ぶっつけ本番でした。少しリハーサルをやってすぐ本番、という現場でした。
スタントチームのジャッキーさんのスタントの方はご本人そっくりで、初日には間違えてしまいそうになりました(笑)。僕のスタントの方はあまり似ていなかったので、結構自分で演じる部分が多かったです。

Q 第二次世界大戦中の中国を舞台とした物語で、日本軍の憲兵隊長・山口役をどう受け止めましたか。

A池内博之山口は敵役ですが、コメディ作品なのでシリアスに演じるというよりは、コメディ要素がどこかに出てくればいいなと思いました。今回の作品は台本があるようでない現場でした。事前に台本を読めばどこでそういう要素を出せばいいのか分かりますが、現場でその日の台本が渡されて「ここはコメディタッチでやりましょう」といった指示をされて演じました。悪役というよりも愛嬌のあるキャラクターになったと思います。
男性の方にキスをするシーンが出てきますが、あれは元々は山口が副官の女性にキスするはずが、僕が指示を聞き間違えて、男性にもしてしまったのが面白いから本番にも採用になってしまったんです。

Q 中国での現場の様子についてお聞かせください。

A池内博之現場ではジャッキーさんは通訳を介さず英語で直接僕に話しかけてくれました。監督や他のキャストの方々は中国語しか話せなかったので通訳を介しての会話でした。ジェイシー・チャンさんは英語以外に日本語も少し話せたので、彼が他のキャストとの間に入ってコミュニケーションを取っていました。僕がもっと中国語が話せたらもっと楽しかっただろうなと思います。言葉の壁は多少感じました。
撮影していたのはすごく田舎の町でしたが、時間がある時は、近くの山の麓にある運動公園のような所で、日本から持ってきたトレーニング器具で自主トレをしていました。その場所は結構気に入っていました。
撮影は秋から冬にかけてで、マイナス20度くらいにまでなりました。撮影後半は寒さで大変で、軍服の下は寒さ対策でかなり着込んでいました。

Q 撮影はどのように進められたのでしょうか。

A池内博之撮影は長回しが多かったです。しかも、軽く段取りをして、ほぼ、ぶっつけ本番ということが多かったです。もっと細かくリハーサルをするのかなと思っていたので、とくに撮影後半はアクションが多かったので大変でしたね。
日本の現場との大きな違いは台本がない、ということですね。当日渡されたセリフをメイク中に覚えても、さらに変わってしまうので、現場で柔軟に対応していかなければならなかったです。

Q 日本のみならず、アジアの作品に出演機会が増えていますが、今回出演されて改めてどう感じましたか。

A池内博之素晴らしい俳優さんとご一緒して、改めて世界は広いなと思いましたし、まだまだだとも思いました。機会があれば、今後も中国にも限らず、いろんな作品に出られたらいいなと思います。映画とは出会いですし、たとえ監督が有名ではなくても、いいなと思った作品に出たいと思います。

Q 今後演じてみたい役はいかがでしょう。

A池内博之普通の一般市民ですね。軍服を着た役や、ヤクザのような、いかつい役が多いので、普通に会社に勤めているような人の葛藤や壁を乗り越えていくような役を演じてみたいです。

Q 池内博之さんからOKWAVEユーザーにメッセージをお願いします。

A池内博之この映画はアクション・コメディですので、若い人からジャッキー・チェンさんのファンの方までたくさんの方に観ていただけると思います。吹替版もありますので、両方とも観ていただけたらいいなと思います。

Q池内博之さんからOKWAVEユーザーに質問!

池内博之この映画にはある二世俳優の方が出演していますが、誰か皆さん分かりますか。

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■Information

『レイルロード・タイガー』

2017年6月16日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にてロードショー

鉄道労働者として働くマー・ユエンは度々、運ばれてく日本軍の軍用物資を盗んでいた。彼らは地元民から“レイルロード・タイガース”と呼ばれている。
ある日、マー・ユエンは日本軍から追われていた負傷兵ダーグォーを匿う。中国を横断する日本軍の軍用物資輸送を妨害するために、中国軍は橋を爆破する計画を立てていたが、失敗、ダーグォーのみが生き残っていた。負傷しているダーグォーはその任務をマーが率いる“レイルロード・タイガース”に委ねる。しかし、“レイルロード・タイガース”はド素人軍団。爆破計画に日本軍の指揮官・山口が気付き、マー・ユエンたちの作戦を阻止しようとする。
鉄道に乗り込み橋の爆破を目指すが、爆破までの計画はノープラン!?キセルや裁ちばさみなど身近な道具を駆使しながら、なんとか日本軍と戦うが、爆破計画を阻止しようとする山口が不死身のように追いかけてくる。タイムリミット迫る橋!成り行きのノープラン任務!あるのは勇気と勢いだけ!果たして彼らは爆破計画を遂行することができるのか!?
町の職人たちの土壇場ミッションの行方はいかに!?

キャスト:ジャッキー・チェン、ファン・ズータオ、ワン・カイ、池内博之、シュイ・ファン、サン・ピン、ン・ウィンラン、矢野浩二、ジャン・ランシン、ワン・ダールー、チャン・イーシャン
監督:ディン・シェン
配給:プレシディオ

http://railroadtiger-movie.jp/

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■Profile

池内博之

1976年11月24日生まれ、茨城県出身。
高校時代から雑誌のモデルを務め、TVドラマ、映画、舞台などにて活躍。
香港映画『イップ・マン 序章』(08)ではドニー・イェンとの激しいアクションを披露し、一躍注目を浴びる。その他にも映画『スイートハート・チョコレート』(16)でリン・チーリンとともにW主演を務めるなど、近年、アジアにも活動の幅を広げる。待機作には『アウトレイジ最終章』(2017年10月7日公開)、2018年公開予定のジョン・ウー監督作『追捕 MANHUNT』がある。

http://www.lespros.co.jp/talent/artists/hiroyuki_ikeuchi/