Vol.82 アーティスト

LOST WEEKENDER

『OKStars』Vol.82には3ピースのロックバンドLOST WEEKENDERが登場!
怒涛の如く押し寄せる“漆黒の激情”をライブハウスの闇にただただ投げつけるLOST WEEKENDERのサウンドを織り成す3人のメンバーへのインタビューをお送りします。

LOST WEEKENDER、一言で言い表すと?

 マツダ  LOST WEEKENDERは3ピースのロックバンドで、この3人っていうのはバンド編成の最少人数なんですが、3ピースなのに疾走感も音の分厚さも出していきたいという思いでやっています。

ツチヤマ  よく言われるのは、最少人数だけど音が分厚いねってところ。サウンドという部分だけど、分厚い音を出していきたいですね。

> 結成は地元・福井で、2007年から東京に拠点を移されていますが、福井と東京とでは音楽的に違いますか?

マツダ  全く違いますね(笑)。同じ日本とは思えない。音楽以前に福井は行動の手段が公共の交通機関ではなく車ですし、人の量が全然違いますね。

ツチヤマ  東京は東京で特別なんでしょうけどね。

マツダ  福井って県内でちゃんと動いているライヴハウスって2コしかないんです。福井市内に2コあってそれが県内の2コなんですけど、そこでしかLive活動が基本的に出来ない状況。だから福井の音楽シーンってお客さんもアーティストもみんな近い存在なので、そんなところから東京に出てくると、ひとつの街に2つ以上ライヴハウスがあるし、そこが毎日営業しているので(笑)、どこでLiveをやったらいいんだろうって最初は悩みましたね。

ツチヤマ  どこで服を買えばいいのかも分かりませんでしたから。田舎からコンクリートジャングルに見事に紛れ込みましたね。

マツダ  最初に出てきたときは、右も左も分からなかったから、ロックなら下北沢じゃない?ってとりあえずプロフィールを持って下北沢のライヴハウスを廻ったら、そこだけで5、6軒あったので、全然違いますね(笑)。

バンド名の由来は?

マツダ  WEEKENDERって週末にパーティをしたり、旅行をして遊ぶ人のことをいうんですが、それが失われてしまっている、ということで、週末も遊びに行ったりせずにバンド活動したいな、というイメージでつけました。外国の人にLOST WEEKENDERってどういう意味になる?って聞いたら、分かんないって言われました(笑)。分かんないけど格好いいからいいんじゃない?って(一同笑)。

ツチヤマ  造語っぽいねって。バンド名ぽくていいんじゃない?って言われました。その人、イギリス人でしたけど日本語ペラペラでした。しかも津軽弁(笑)。

では、自己紹介…ではなく、メンバーを紹介し合ってください。

マツダ  ヒロミはドラムというパートを任されているということもあるけど、バンドをトータライズするというか、バンドや音の方向性を示してくれる存在ですね。テツヤは、僕やヒロミがバンドの音のことで集中して自分を忘れそうになっている時に、客観的に、優しくしてくれるというか、没頭している時に自分を思い出させてくれる存在。ベースという楽器をやっているのもそういうところがあるのかなって思います。

ツチヤマ  僕らは兄弟みたいだなって思いますね。家族的で、3人が長男、次男、三男みたいな感じで年齢もバラバラですし。コウスケさんは長男らしくLOST WEEKENDERの柱としてLOST WEEKENDERはこうだって伝えてくれる。テツヤは末っ子で甘えている部分もあるけどかわいらしいマスコット的な存在かなあと思います。

マスダ  僕はオリジナルメンバーではなく後から入ったんですが、地元の福井では自分が入る前から観ていて、ふたりとも憧れの存在だったので、今でも憧れであり目標でもあるところですね。コウスケさんは自分好みのメロディを聞かせてくれるし、ヒロミも自分好みのフレーズを表現してくれます。

精力的にLive活動をされていますが、Liveで大切にしていることは?

マツダ  対バン形式でLiveをやっていると、他は4人編成、5人編成が多いので、3人だからショボく見られないように、ステージや音の厚さを作りますね。自分としては歌を歌っているのでギターとか声だけではなく、表情とか仕草とか体全部を使って伝えたいなと思っています。

ツチヤマ  楽器を演奏していると思うんですが、演奏しているとその人のバックグラウンドとか性格がすごく見えるんです。知っている人が演奏していると、こういう性格だからこういうプレイをするよね、というのがよく分かるので。なので自分が意図していないこととかも出てしまうと思います。だから逆に全部出しつくしてやろう、という気持ちでいます。弱いところとか恥ずかしいところとかも出しつくす、自分が唯一表現できる場所がLiveだと思っています。

マスダ  僕はLiveが楽しいんで、それがみんなにも伝わるようにしたいですね。曲の意図とか曲に込めたものを全部伝えたいなと思いますね。

> ちなみに客層はどんな感じなんでしょうか。

マツダ  バラっバラですね。高校生から年齢が結構上の人まで。

ツチヤマ  一番多いのはコウスケさん世代くらいじゃない?

マツダ  でも一番良かったのは、僕らのお客さんって僕らが好きなバンドを一緒に好きになってくれるところ。僕らが一緒にLiveをやるバンドのLiveを観に行くと、そのお客さんにも会ったりするんで(笑)一緒に楽しめてるなぁって思いますね。

曲作り、歌詞などはどのようにつくっていますか?

マツダ  曲は個々にこういう曲を作りたい、というネタを持ち寄って、3人で膨らましていく曲作りで、アレンジもこうした方がいいんじゃないかって言いながら広げていく感じですね。

ツチヤマ  『NITEHEAD』の時は、曲を持ち寄ってみんなの意見を交えながら作りました。いまも曲作りをしていて、僕が作るものは割と構成とかも作りこんでます。コウスケさんが作ってくるものは、曲ネタを元にみんなで作っていくのが多いですね。

マツダ  歌詞は僕が全部書いているんですけど、曲が先にできるので、メロディをラララ♪とかで歌っている時にこんなことを歌いたいなとか考えて、みんなでセッションしながら思い浮かんでくる世界だったり言葉を中心に広げていく感じで書いています。だから、曲が持っている力みたいなものを出していきたいなと思っているの、それを言葉でうまく表現したいなと思っています。

> 歌詞に関して指定したりされますか?

ツチヤマ  いや、全く無いです。歌詞に関してはお任せしますって。

> 歌詞の内容はそんなに明るい感じじゃないですよね。そのあたりの狙いは?お客さんとかも意識されたりとか?

マツダ  うーん、お客さんには暗い人、多くないよね。歌詞については、自分が生きてきて、閉塞感とか虚無感とかが自分の中で占めている割合が多いんですけど、その中にあって楽しさとか光を示してくれているのがロックなので、そういう状況でも楽しいこととかあるんだよってことを自分も伝えられたらなと思って書いています。

好きなアーティスト、目標にしているアーティスト等は?

マツダ  元々がこのバンド自体がTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのコピーバンドから始まったということもあって、僕はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT大好きで、チバさんの歌とアベさんのギターを同時にやりたいっていうのでギターボーカルを始めたので、目標でもありますね。ロックを始めたきっかけはTHE HIGH-LOWSです。

ツチヤマ  コウスケさんがコピーバンド始めた時から一緒に始めたのでぜひコウスケさんには目標を達成して欲しいですけど、バンドとしての目標は自分では決め込んでいなくて、その時その時に感動した音楽をやっていきたいなって思っています。ニーズに対してではなく、自分たちが感動したものに対して変化し続けて、例えば1stアルバムと2ndアルバムで全然違うよねって言われるようなバンドになれればいいかなって。特定のアーティストではないんですけど。

> 『Reset/Sad Song』と『NITEHEAD』との間でも全体的な変化が大きいなと思いました。

ツチヤマ  『NITEHEAD』は音を作りこんでいるからというのと、そのままの曲順でLiveやりますって言っても通用するような曲を入れたからかなって。タイトル曲のインストをLive1曲目にやっていますし。そういう聴きやすさもあるのかなって思います。

マスダ  僕は目標にしている、ということではないんですが、好きなバンドのThe Aftersのコーラスワークが綺麗なので、自分もコーラスをやっているし、こういう風にやりたいなとは思いますね。

LOST WEEKENDERのみなさんが“チャレンジ”したいことは?

マツダ  チャレンジしたいことは、洋楽の影響が多くを占めているので、The StrokesとかThe Vinesとか、そういう人たち独特の音作りとかメロディ、コーラスワークスなどの洋楽のテイストをもっともっと取り入れたいです。『NITEHEAD』はストレートで勢いで押していく感じだったので、もっと聴かせる楽曲だったりとか、突き放したり、逆に近づいたり、もっと3人で表現の幅を広げていきたいなって。いろんなことを表現していきたいですね。

ツチヤマ  僕も洋楽が好きなんで、洋楽のテイストは入れたいですね。それとやっぱりいろんな楽曲に挑戦したいです。『NITEHEAD』は初期衝動の塊で作ったようなもので、バンドやっていてすげえ楽しい、とか俺ら格好良くね?とか、そういう気持ちの曲を詰めた感じなので、もっと唄い込み系の曲だったりとか、どうなるかはともかく打ち込みとか入れてみたりとか、こだわりなく作っていきたいなと思っています。いまやっている曲作りもキーボードの音を入れてみたりいろいろ試しているので、いろんな楽曲に挑戦して、その中から自分たちの楽曲を確立していければいいなあって思います。

マスダ  ふたりに比べて他のバンドとかに対する意識とか経験が少ないので、まずはメンバーに挑戦したいなって思います(笑)。

> ところで洋楽と邦楽って違うよねってよく言われますけど、どこが一番違うと思いますか?

マツダ  僕が一番感じる部分では、音ですね。Liveに行っても感じますけど、音の出方が一音一音全然違うんですよね。それを認識したのが、昔行ったイベントで、並びが、L'Arc-en-Ciel、LENNY KRAVITZ、Red Hot Chili Peppersっていう順番だったんです。で、ラルクを観て、レニー・クラヴィッツを観て、レッチリを観たら、出音が全然違ったんですよ。ラルクは日本の音楽シーンのトップクラスのアーティストだし、レニー・クラヴィッツもレッチリも大御所ですけど、同じ会場でとんでくる音の塊とか粒の揃い方が全然違ったんです。それが何かは分からないんですけど、分からないからこそチャレンジしたいというか追求したいですね。それとコーラスの入れ方が邦楽とは違いますね。テツヤが言っていたThe Aftersのコーラスワークもいいと思うし、そういうところにこだわりたいですね。

ツチヤマ  ドラムやっていると感じますけど、これは日本人と外国人ってことかもしれませんけど、リズムの取り方が全然違いますね。裏でノルか表でノルかとか、シャッフルの曲とか歴然と差が出る。日本人はシャッフルだと正確に3つの音符の真ん中を抜いたりするけど、洋楽だともっと揃っていなくて泥臭くノリが8ビートに近かったりしますね。

今後の抱負をお聞かせください

マツダ  お客さんと面と向かっていられるものなので、Liveをもっといいものにしたいですね。HMV渋谷も閉店するとか、音楽ダウンロードを無料で提供する人たちも増えてきて、音源に対する価値が下がっていっているので、音源はきっかけにしてLiveに来てもらって、Liveがすごいねって言ってもらえるように、追求していきたいですね。

ツチヤマ  音楽はタダって言うと悲しくなりますけど、CDとかにパッケージされたものだけではなくLiveを追求していけたらと思います。『NITEHEAD』は初期衝動で作ったアルバムなので、そういう点と点だったものを線でつながっていけるような活動をしていきたいです。

マツダ  僕らが発信するものと違っていたとしても、何かひとつだけでも感じ取って帰っていただけるようなLiveをしたいですね。

LOST WEEKENDERの“モットー”をお聞かせください。

マツダ  僕個人としては、命懸けで生きる。常にそう思っています。明日死ぬかも、って思っている人は少ないと思いますけど、明日死んでも後悔しないように生きられたらいいなって。

ツチヤマ  変化していくこと。日本の音楽シーンの、ずっと変わらない音楽をやり続けているのが罪に思えてしょうがないなって思っていて。もっとチャレンジしていくべきだし、リスナーの耳も鍛えられないし、他のアーティストも売れなくなるし…。これって曲が違うだけで同じだよねっていうアルバムよりは、1stと2ndでぜんぜん違うねっていうものの方が自分には格好いいと思えたし、自分もそういうバンドになりたいので、変わらないことよりも変わることを心がけています。

マスダ  ふたりと比べるとゆるいかもしれませんけど、音楽をやっているときは常に楽しく、ですね。バンドやっている以上、楽しくなくなったらダメだし、楽しくなるためには努力も必要だし、そこにこだわっていきたいです。

最後にこのインタビューを読んでいるOKWaveのユーザーにメッセージをお願いします。

マツダ  『NITEHEAD』を出してからしばらく経っているので僕らも変化があると思います。その当時よりも格好いいLiveをやっている自信があるので、ぜひ音源を気に入ってくれた方はLiveにも足を運んでほしいです。

ツチヤマ  音源はPCでも聴けるので、気になっていただけたらぜひ会場へ。ぜひ僕らの今のリアルを確認していただければ。

マスダ  そうは言っても僕らの芯の部分は変わっていませんのでぜひ観に来て欲しいですね。

LOST WEEKENDERからみんなに質問!

ボーカルとしては喉のためにエアコンはなるべく避けたいのですが、
夏の寝苦しい夜にエアコン無しで安眠できる方法を教えてください。
(代表質問:マツダ)

Information

全力投球!!'10夏出演決定!!


公演日:2010年8月22日(日)

会場と開演時間:
Shibuya O-EAST  開場12:30 、 開演13:15
Shibuya O-WEST  開場12:30 、 開演13:00
Shibuya O-nest  開場12:30 、 開演13:00
Shibuya O-Crest  開場12:30 、 開演13:00
DUO MUSIC EXCHANGE  開場12:30 、 開演13:00
7th Floor  開場12:30 、 開演13:15

料金:前売り全会場自由3,500円(税込)1ドリンク代込
当日券-全会場自由4,000円(税込)1ドリンク代込
※最初から最後まで楽しんだら500円キャッシュバック!
※各会場満員の際は、入場制限をする可能性もあります。

http://eplus.jp/sys/main.jsp

Profile

LOST WEEKENDER
マツダコウスケ(Gt., Vo.)
ツチヤマヒロミ(Dr. Cho.)
マスダテツヤ(Ba.)

2006年1月にマツダコウスケ(Gt., Vo.)、ツチヤマヒロミ(Dr.)、前ベースの3人でLOST WEEKENDERとしての活動を始める。
2007年4月から活動を本格化させる為、マツダコウスケとツチヤマヒロミが関東に移住したのを機に、前ベースが脱退。その後、サポートとして活動を共にしていたマスダテツヤ(Ba.)が10月から正式加入。現在のLOST WEEKENDERの形ができる。
抑制もなく感情を撒き散らすギター。自己の限界にまで達し、圧倒的な音塊を叩き出すドラム。極限まで歪み、常套を振り切り唸り散らすベース。“漆黒の激情”をライブハウスの闇にただただ投げつけるLOST WEEKENDERのサウンドは目下急激に進化を続けている。
2009年7月、タワーレコード&ライブ会場限定シングル「Reset/Sad Song」を発売。同年10月、タワーレコード&ライブ会場限定1stミニ・アルバム『NITEHEAD』を発売。
29本に及ぶ2009年度2本目の全国ツアーを成功に納める。

LOST WEEKENDER OFFICIAL SITE

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