Vol.96 モデル

板橋瑠美

『OKStars』Vol.96にはママモデルの板橋瑠美さんが登場。参画されている商品開発のことやモデルとママの両立のことなどおうかがいしました。

モデルとママの2つの顔で活躍されている板橋瑠美さんですが、基礎化粧品の商品開発に参加されているそうですが、どのようなことをされているのでしょうか。

商品開発に参加させていただいている基礎化粧品は、お客様が欲しいと思えるような、それこそ自分が実際に使いたいもの、という目線で中身の質からにおいや成分とかを考えさせていただきました。カプセルでビタミンEとかコエンザイムQ10の成分を閉じ込めていて、塗るとそのカプセルが割れて馴染むようになっているんですけど、フレッシュな成分が馴染めるようにカプセルにしておくと使う時に新鮮な成分を浸透できるというのが新しいんです。そのカプセルのカラーリングや大きさもそうだし、つける時のにおいの成分とかは、テイスティングじゃないですけど、何十種類も試して、女性に人気がありそうで、つけた時に幸せになれそうなものは何かって考えたり。パッケージのデザインもですね。そんな化粧水、乳液、美容液がひとつになったオールインワンクリームです。それと保湿のリップグロスにも関わらせていただきました。コンセプトを決めてそれを手書きで書かせていただいて、男性がキスしたくなるような(笑)イメージで、自分のキスマークもつけました。
商品開発の間は、会議を重ねてたびに、いろいろわがまま言わせていただいて(笑)。値段も先方の会社の方に「厳しいです」って何度も言われながら、お値段もこのくらいじゃないと、でも質も落とせません、ってセリみたいですけど(笑)、破格の価格で作らせていただきました。すごくいいものになったと思います。12月に発売の予定ですね。

商品開発ということでは、イオンとの共同開発プロジェクトにも参加されていますが、こちらはどんなことをされているのでしょうか。

私自身がイオンさんの消費者で子どもとよく行くデパートNo.1(笑)。イオンさんはなかなか消費者の方から直接声を聞く機会がないそうで、デザイナーさんも男性の方とかお子さんがいない方とかが多いみたいなので、私たちがママの観点で物事を見て、この辺こうしたらいいのになっていうリアルな意見を言わせて貰ってます。マタニティから産後まで、スタイ(乳幼児用のよだれかけ)とかベビーカーとか、いまは実際にある商品のここを改善しましょうってことをやらさせていただいていてます。

それ以外にも、老舗お菓子メーカーのちぼりさんから「ガトー・デ・フェ」シリーズの商品開発に関わらせていただきました。その中でハニーシリアルというのをやりました。同じシリーズで既に発売中のメレンゲショコラっていう女の子に大人気の商品があるんですけど、ハニーシリアルはお母さんと子どもで安心して食べられるお菓子というのを目指して成分とかも安心できるものを使って作りました。

自分は芸能人とかモデルとかと言われるよりも、むしろ庶民なので(笑)、100均とかしまむらとか、子どもと公園にも行くし、そういう風にみんなにも思ってほしいので、身近な存在っていうか。自分の意見が形になるのが嬉しいので、モデルさんだから…とかじゃなく、イオンさんとかもリアルなママの意見として聞いていただいているのが嬉しいです。
基礎化粧品も、モデルだから肌がきれいだからということではなく、普通の女性の目線で、私も肌荒れしたくないって思うし、ダイエットしたいって思うから、こういう商品開発に関われるのは嬉しいですね。なので、私は一般的な女性…ただのおかんです(笑)。

9月に初の自叙伝『from Black… 娘がくれた第二の人生』を出されていますが、あらためてご紹介してください。なかなか赤裸々な内容ですが…。

これでもキレイに書いた方なんですよ。10代、20代の子に向けて書いたら、多分もっと酷い内容になったと思います。自分が親になってみて、お母さんへの感謝の気持ちが初めて生まれたので。とくに私は大人が嫌いだったんですよね。だからその年頃のお子さんがいるお父さん、お母さんにも読んでほしいなって思って書きました。そういう時はこういう気持ちなんだよって。いま小学生の子どもがいる方が何年か経ってからこういうこともあるかもって思って読んでもらえるように、いろいろに読みやすくまとめるように書いているんですけど。ま、中身は中身なので(笑)。でもやっぱりそういう時期があって私は良かったなって。そういうのを経験しなくて大人になっちゃったら今どうなっているんだろうって思うんですよ。中学生時代の悲しい経験で人の痛みが分かるようになったりだとか、本当にそういう10代の体験があっての今なので、親にそういう思いをさせてしまったから親孝行しなきゃと思うし、“from Black…”というのは過去の暗い感じのことを綴っているのでそういうタイトルなんですけど、現在は明るくホワイトですっていう意味でもあるので。何の酷い経験もなく成長してきた人もいるとは思いますけど、そういう経験をしてみないと自分は変われないし、実際に今そういう経験をしている子にも読んでほしいし。私もそうなんですけど、若い頃は視野がすごく狭くて、ひとつのことで悩んでしまって、自分は最悪だ、とか死にたいとか思ってしまうんですけど、そう思うことや経験は絶対無駄じゃないって言いたくて。そういうのを乗り越えてきた私のことを見てほしいですね。なので、どこまで出していいかすごく悩んだんですけど、全部出そうと思ってすべて書かせていただいて、それがあって今なんだ。てことで。私を何も知らない人には知りすぎちゃいますけどね。自分でも思い出したくない過去とかも結構ありましたけど、書くことで自分の過去から、一段階段を上がったかなって。

育児とモデルとしてのお仕事の両立をされていますが、どんな風に両立されているのでしょうか。いろいろと悩んでいる方も多いようですのでぜひ両立の秘訣などを。

両立は本当に難しいと思います…どれも100%って無理で、やっぱり私もはじめは頑張らなきゃ、頑張らなきゃって自分へのプレッシャーがすごかったんですよ。「子育ては母親次第」みたいなプレッシャーがあって神経質になりすぎちゃって。これしちゃダメ、あれもダメ、でもこれやんなきゃみたいのがあって。それを全部やろうとして一度体調崩したことがあるんです。病気だと思って病院に行ったらストレスと過労ですって言われて。それでブログ読んでくださっているママの読者の方から、いろんなアドバイスをいただいたんですよね、全部やらなくてもいいって思いなさいって。私、小さい頃から完璧主義なところがあったので、無理してたところもあるので、みんなにリラックスしなよってブログのコメントで言ってもらえて心が楽になったんですよね。ブログで育児の様子を公表してるからしっかりしなくちゃって思っていて、背中をぴんと伸ばしてたところがあったんですけど、マイペースにできる時にできることやろうって自分で決めてからは楽になりましたね。お母さんがリラックスしてると子どもも笑顔になるし、ぴりぴりしてると子どもがかわいそうで、心の余裕、余白を作るのが大事って気付かされて、たまには外食でもいいじゃんとか、そうすれば翌日も頑張れるし、いつもいっぱいいっぱいであふれちゃうと次の日も持たないですよね。まだまだ模索中のところもありますけど、こうやってお母さんも成長していくんだなぁって。世の中のお母さんホントすごいなって。自分が母親になって、はじめてお母さんに感謝できるようになったし。自分が片親だったので、働きづくしでひとりで私たち姉妹ふたりを育てたのでホント考えられないなって思います。

ママとして星愛ちゃんの成長が楽しみだと思いますが、さて、10年後にはどうなっていると思いますか。

私とそっくりなのでマセガキになってると思います(笑)。おしゃれとかヘアメイクとかに興味のある女の子になるんじゃないかって。私も小学2年生でお母さんのメイク道具とかに興味をもって、小3の時には厚底のブーツ履いてたので…いま外反母趾(笑)。小6の時には中学生とかに目つけられてました。
でも最近だと、ママコレのモデルの子たちとか、イオンの小学生モデルの子たちと会う機会もあるけど、話す内容もマセてたり、すっかりギャルですね。でもおしゃれを楽しむのはすごくいいことだと思うので、私の希望は親子でショッピングとか行きたいですね。お母さんこれ似合いそうとか言われたり。私はお母さんの選ぶ服が大っ嫌いだったので(笑)、小4からは自分のお年玉で自分で服買ってたので、そうならないように子どもの服を勉強しておこうって思います。自分が10年後どうなっているかは分からないけど、モデルの気持ち、流行とかに敏感な33歳になっていたいですね。子どもからお母さんみたいになりたいなって思われるような、お母さんの今日の格好かわいいって思われるような。10年後には渋谷とか原宿行きたいとか言うと思うので、ふたりで堂々と並んで歩けるようになりたい…て最後は願望になっちゃった。

モデルの醍醐味は?ところで一番最初にモデルのお話があった時はどう感じましたか?

私『egg』が愛読誌だったので「え、自分が?」って感じました。当時そこまで自信があるわけでもなく、マンバブームだったので、こんなんで出ていいのかな?って。マンバの企画に出たのが最初だったので、それで終わりかなって思っていたから、ファッションのページに呼ばれるとは思っていなくて。それからダイエットしようとかファッションの勉強しなきゃとか思うようになって。相当化粧も汚かったし。あの当時の私たちってメイク雑でしたからねぇ。ベースとかも丁寧にやらないし、よくここまで残れたなぁって思いますもん(笑)。
それにしても、あの日センター街にいなかったら今の自分はないし、今続けられていることはありがたい話ですね…。『egg』の方から声をかけていただいたあの日、長野にサークルの友達とスノボのツアーに行く時で、「プリクラ撮ってから行こう」ってセンター街に行って、バス集合場所に戻る時に声かけられたから、本当にタッチの差ですよねぇ。

それでモデルのことですが、17歳の時からブログをはじめて毎日欠かさずで6年になるんです。この前ニューカレドニア行った時に電波が届かなくて初めて更新が途切れちゃったんですけどね。ブログはじめる前はファンレターとかはいただいてましたけど読者の方と触れ合う機会がなかったので、ブログでコメント貰うようになったら読者の方とすごく近くで触れ合えるようになったと感じたんです。自分が書いたことがいい意味でも悪い意味でも影響があることも知って、私が何か言うことで元気になったと言ってくれる人がいると自分も頑張ろうと思えるし、悩んでたり落ち込んでいるとすごくたくさんの応援とかくるのって、普通の人じゃ考えられないですよね。悩んでいたら友達から大丈夫?ってメールが来るかもしれないけど、何百人って方からの励ましって普通の立場だったら考えられない。自分がこういう立場だからこそそういう体験をさせていただいているというのが、本望だと思いますし、自分に影響力があるんだったらいい影響を与えられる人でありたいって思います。活動の中で『Love in Action』ていう献血を推進するプロジェクトだとか、厚生労働省後援『愛です!EDUCATION CAMPAIGN』というHIV/AIDS予防啓発の活動とか、自分で言うことによって心に響いてくれる子が少なからずいる以上、人の心を動かせるのだとしたら、そういう部分が自分にとってやりがいがあるし、自分はそっちの方が好きかもしれませんね。ファッション誌できらびやかな世界にいるように見えるかもしれないけど、モデルとして服を綺麗に紹介するというのももちろん好きですけど、子どもが生まれてからはそういう風に変わって、いろんな意味で熱くなったのかなぁって。

板橋瑠美さんの「こだわり」を教えてください。

本当に普通のことなんですけど、子どもを生んでからはとくに、人と人のつながりを大切にしよう、ということと感謝の気持ちを持とうということですね。そういうのが当たり前と思わずに感謝の気持ちを忘れずにって。10代の頃ってそういうのが分からなくて、大人が嫌いということもあってツンツンしてたので、とくに人とのつながりを忘れないということがこだわりですね。

今後“チャレンジ”したいことをお聞かせください。

『愛です!EDUCATION CAMPAIGN』の活動で高校に講演というのか課外授業というのか、生徒さんにお話しする機会があったんです。こないだは神奈川県の学校に行ったんですけど、ひとつでも多くの学校を回りたいなと思っています。この時期の子ってなかなか大人の意見を聞かないけど、みんな私たちの話をちゃんと聴いてくれて。命のことについてとか話してたんですけど、私感極まって泣いちゃったんですけどね。最近悲しい事件とか多いじゃないですか、そういうのとか、授業では話さないし、命の大切さとか伝わってないからそういうことが起きるし、誤った情報とかで悲しい思いをする子が増えているのもそうだし、子どもの命のはかなさを知ってしまったから、たとえば子どもを捨てるとか信じられないんですよね。恵まれない妊娠しておろしちゃうとか、そういうの防ぐのって簡単なことなのになかなかみんなできないし。HIVとかAIDSとか、なってみてはじめて分かることで。いま苦しんでいる人がそういう活動に専念していたりするんですよね。だから自分はそうではないけど、そういう大切さを、授業の場ではないからこそ自分たちがやっていかなきゃなって思います。いろいろ学校を回る計画も立てていて、受け入れてくれる学校とそうでもないところもあって、全国は難しいのかもしれないけど、一人でも多くの子に話を聞いてほしいと思います。

板橋瑠美さんの“モットー”をお聞かせください。

適度な完璧主義。
完璧主義なんだけど、どこかで抜かないとダメになるので、いい意味での余白を持つということですね。でもやるとなったら完璧じゃないと気が済まないんで、そういうところはしっかりとやるんですけどね。

最後に板橋瑠美さんからOKWaveユーザーにメッセージをお願いいたします。

板橋瑠美さんからOKWaveユーザーに「質問」をお願いいたします。

Information

Honey & Berry Honey & Berry Honey & Berry通販サイト
「Honey&Berry」

板橋瑠美がイメージした理想とする基礎化粧品を、コスメ開発のプロフェッショナル松原由布子氏が実現!
商品企画の第一弾はオールインワンゲルクリームとリップグロスを2010年12月20日に発売決定!

■オールインワンゲルクリーム 3,400円(税込)
美容成分をギュ~っと閉じ込めた2色のぷちカプセル配合の、とってもかわいいゲル。使うたびに新鮮な美容成分が飛び出し、お肌にぐんぐん働きかけます。
これひとつで化粧水・美容液・乳液・化粧下地の4役をこなす優れもの。
贅沢に処方された有効成分が肌質を改善。白く輝くしっとり保湿肌へと導きます。

■リップグロス 980円(税込)
はちみつ&ローヤルゼリーでスウィートな潤い!
ビルベリー&プルーンが乾燥を防ぐ!
ツヤツヤ、うるうる、ラブリーグロス
CHUしたくなる?! ナチュラルにぷるんと潤う、魅力的なくちびるに。
甘酸っぱくてジューシーなラズベリーの香り
食べちゃいたくなる?! ほんのり優しく香る、美味しそうなくちびるに。
ハニー&ベリーでしっかり潤いケア
見た目だけじゃない! 毎日のケアで、しっとりなめらか贅沢なくちびるに。


キララマハナ株式会社(福岡市中央区天神4丁目1-28-501)

 

初の単行本
『from Black… 娘がくれた第二の人生』(小学館)
¥1,260発売中

大人を信用できず、心の闇を振り払うように10代を生きた板橋瑠美。妊娠、結婚、出産を経て、出会ったもう1人の母(姑)。母親として新たに切り開いた夢、そして第二の人生とは…。大人気ママモデル板橋瑠美初のフォトエッセイ集。

母子家庭での孤独や孤立、中学時代のいじめと家出、パラパラサークル「小帝」結成と、『egg』モデルデビュー、そして妊娠・結婚・出産etc...。
カリスマギャルママモデル、板橋瑠美が初めて語る自叙伝的フォトエッセイ!
巻頭口絵での瑠美年表や、「私物公開」「1週間着回しコーデ術」「メイク術」等、カラーページ企画も充実しています!
さらに、「ガングロマンバギャル」時代など、お宝写真も一挙公開!

Profile

板橋瑠美
1987年6月16日生まれ、AB型。

ファッション&ゴシップ誌『EDGE STYLE』で活躍するママモデルである。
雑誌デビュー当時は、有名サークルに所属しており、代表もつとめていた。
渋谷センター街を拠点に活動し、パラパラを踊り、当時のサークル界で彼女を知らないギャルはいないという呼び声も高い逸材。
18歳頃からド派手なギャルメイクを卒業し、同時にキレイ系モデルにシフトチェンジ。
2008年に結婚。愛娘・星愛(せら)を出産。現在は主婦業のほか、結婚・妊娠・出産を経験した“ギャルママモデル”として活躍中!
彼女のブログは数いる芸能人・有名人アメブロランキングで、最高位2位を獲得。
趣味が料理ということもあり、彼女独自のレシピを自身のブログや雑誌内でも披露している。

野菜ソムリエ試験に合格し、ジュニア野菜ソムリエの資格を持つ。
モデルでありながら、ママとしても主婦業もこなす彼女の人気はティーンだけではなく、主婦層からも高い支持率を得ている。

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