OKWAVE Starsは、ここでしか読めない、俳優・女優、映画監督、アーティストらへのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

Vol.864 女優 伊原六花(映画『明治東亰恋伽』について)

OKWAVE Stars Vol.864は映画『明治東亰恋伽』(公開中)主演の伊原六花さんへのインタビューをお送りします。

Q ゲーム原作で、今回ドラマ化・映画化された本作の主演を務められたご感想をお聞かせください。

A伊原六花(映画『明治東京恋伽』)伊原六花「明治東亰恋伽」は2011年にゲームが発表されてからアニメ化もされるなど多くの人に愛されてきた作品ですし、思い入れのあるキャラクターやシーンがあると思いますので、原作の世界観を壊さずに実写化ができたらいいなとキャストみんなが思っていました。私もゲームを実際にやってみて、すごくハマったので、その気持ちのまま演じようと思いました。
初主演については最初は信じられなかったです。ドラマは2本目で、映画は初めてですし、地方ロケも初めてでした。初ドラマは女性ばかりの現場でしたが、今回は男性ばかりの現場で、初めてづくしでしたが、キャストの皆さんが本当に面白くて、それに救われたところもたくさんありました。スタッフの皆さんにも支えられてたので、主演だから、ということを変に意識することなく、芽衣として1ヶ月間、生きていけました。プレッシャーはもちろんありましたが、「実写だからできることもあるよね」とキャスト同士で話しながら、いいバランスで演じることができたと思います。

Q 主人公の女子高生が明治時代にタイムスリップするとのことで、演じる上で何か準備をしましたか。

A伊原六花明治時代に関しては学校で習う程度のことしか私も知りませんでしたが、芽衣も女子高生なのでそのくらいの知識しかないだろうなと思いましたので、調べすぎないようにしました。森鴎外をはじめ、実在の人物がキャラクターとして出てきますが、キャラクターの設定は現実とは少し違いますので、自然に演じようと思いました。

Q 明治時代の衣装についてはいかがでしたか。

A伊原六花袴姿は初めてだったので、最初は歩きづらいなと思いましたが、多分、芽衣もそうだろうし、段々と慣れたので、制服と袴姿の撮影を1ヶ月間楽しみました。ロケ撮影をしていた博物館明治村は本当に明治時代に来た気になりましたし、ゲームの「明治東亰恋伽」の聖地でもあるので、衣装の貸出もしていて芽衣の格好をしたお客さんも結構多かったので、「明治東亰恋伽」が愛されている作品なんだと感じながら撮影できました。

Q 芽衣役についてはどう受け止めましたか。

A伊原六花(映画『明治東京恋伽』)伊原六花芽衣と私は好きな食べ物が一緒なんです。芽衣はチョコレートと牛肉が大好きで、私もチョコレートと牛タンが好きなので、撮影で食べさせてもらえた時は本当に嬉しかったです(笑)。性格的な面では、芽衣は本人が意識していないところで周りが芽衣のことを気にかけて引き寄せられていくようなところがありますが、私は一人でできると思われているところがあるので、そこは違うなと思いました。

Q 小林豊さん演じるチャーリーとの関係性はいかがでしたか。

A伊原六花小林さんはチャーリーそのもので、撮影の合間も芽衣とチャーリーの間柄のようでした。芽衣はいろんな男の人と出会いますが、だいたい相手の方が大人だったり、芽衣がツッコまれ役になりがちです。チャーリーといる時の芽衣はちょっと強気で、チャーリーからは「お母さんみたい」と言われるくらいの家族的な距離感や安心感がある関係性です。小林さんと私も年齢は離れていますが、チャーリーと芽衣のような関係でいられるように小林さんが話しかけてくれたり、現場を明るくしていただいていました。小林さんのチャーミングな言動に私がツッコミを入れたりしていたので、同じような関係性でいられたと思います。

Q 他のキャストの皆さんとはいかがでしたか。

A映画『明治東京恋伽』伊原六花久保田悠来さんはクールだけど面白い方で、いい意味で気を遣わせないようにしてくださっていました。最年長の久保田さんがそういう空気を作ってくださっていたので、みんなが和気藹々としていられたのかなと思います。他の皆さんも、全員キャラが濃くて、何かしらのエピソードがあります。川上音二郎役の山崎大輝さんと泉鏡花役のとまんさんは性格が真逆で、ボケ・ツッコミのような仲の良い会話をずっとされていて面白かったです。小泉八雲役の岩永徹也さんはクイズ番組でも活躍されているので毎日クイズを出してくれて、藤田五郎役でペアの久保田さんとの関係性もキャラクターのままでした。菱田春草役の髙橋真佳把くんは初めてのドラマ出演で私の一歳年下で「緊張するね」とお互いに言いながら撮影前に読み合わせをしたのを覚えています。森鴎外役の宮崎秋人さんは大人な感じでアドバイスもたくさんいただきました。全員が集まるシーンは鹿鳴館のシーンしかなくて、撮影としては1日だけでした。他の日にそれぞれの皆さんとの撮影だったので、私が博物館明治村のある“犬山の女”となって皆さんをお迎えしているような感じでした。

Q 撮影期間を振り返っていかがでしたか。

A伊原六花1ヶ月に渡って、連続ドラマと映画版とを同時に撮影していました。犬山市のホテルに泊まり込んで、明治村と往復して毎日朝から晩まで撮影していました。皆さんに力を貸していただいてやりきれたので、大変さをあまり感じることなく毎日楽しく演じられました。むしろ、もっと撮影を続けていたかったと思うほどでした。

Q ロケ地の博物館明治村はどんなところなのでしょう。

A映画『明治東京恋伽』伊原六花すごく広いです。明治時代にあったものをそのままだったり再現していて、雰囲気から明治時代にタイムスリップした気分になれます。“博物館”というと見るだけだと思いますが、テーマパークのように楽しめる要素がたくさんありますし、一回だけでは足りないなと思います。今回、明治村にあるものをそのまま使用して撮影できたので、それもあって『明治東亰恋伽』ならではの世界観が出せているのだと思います。

Q 芽衣といろいろなキャラクターの恋愛ドラマの側面として、印象的だったところはいかがでしょう。

A伊原六花『明治東亰恋伽』は芽衣と誰かひとりの物語ではなく、たくさんの方と芽衣が出会って、それぞれにキュンキュンするところとせつないところがあるので、思い入れのある好きなシーンはたくさんあります。この作品の世界観は不思議なファンタジー的なところがあって、とくにチャーリーとのシーンに表れます。ドラマの最初と映画後半に出てくるチャーリーとのメリーゴーラウンドのシーンは幻想的でとくに好きです。

Q 芽衣には物の怪が見える「魂衣(たまより)」という能力がありますが、伊原さんご自身はいかがですか。

A伊原六花私は怖いものが苦手で、幸いまったくそういうものは見えないです。とまんさんは少し敏感なそうで、撮影中に「子どもの声が聞こえる」と言った瞬間に突然電気が全部落ちたことがありました。もし見えるようになってしまったらきっと怖いだろうなと思います。

Q 本作の鑑賞ポイントをお聞かせください。

A映画『明治東京恋伽』伊原六花女性目線では、実写の『明治東亰恋伽』で初めてこの作品の世界観と出会った方は、推しキャラクターを見つけられますし、そこからゲームがやりたくなると思います。私もゲームをやってアニメも観て、歌劇もネット配信で観てハマっているので、きっとドハマリできると思います。恋愛アプリは「とにかくやってみて!」という気持ちです(笑)。
男性の皆さんには、これは岩崎桃介役の松島庄汰さんが言っていたことですが、「女性の皆さんがこの作品にハマるということは、女性への接し方の正解があるということなのでは」ということなので、自分にとって近いところがあるキャラクターの言動が参考になるんじゃないかなと思います。

Q 時代は令和を迎えましたが、本作は明治にタイムスリップする作品です。では、ご自分のこれまでを振り返ってみて、どんなところをこれからも伸ばしていきたいですか。

A伊原六花私は20歳ですが、これまでの人生の大半はダンスで占められています。一番良かったことも大変だったこともダンスでの経験なので、ダンスがなければこの世界にもいなかっただろうなと思います。ダンスを続けていたことで今の仕事に続いているとも思います。ダンスや部活から学んだことが活かされているので、初心を忘れず、新しい時代に新しいことにもチャレンジしながらも私の軸はダンスだと思うので、そこは大事にしていきたいなと思います。

Q伊原六花さんからOKWAVEユーザーに質問!

伊原六花過去の時代でやってみたいことはありますか。
私は戦国時代に行って一緒に戦いたいです!

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■Information

『明治東亰恋伽』

映画『明治東京恋伽』公開中

ごく普通の女子高生である主人公・綾月芽衣は、赤い満月の夜に出会った自称・奇術師チャーリーの手によって明治時代へとタイムスリップ。そこは物の怪の存在が認められている、少し不思議な明治時代の“東亰”。
チャーリーの導きにより、たどり着いたのは鹿鳴館。パーティーに忍び込んだ芽衣を待ちうけていたのは、森鴎外をはじめ、菱田春草、川上音二郎、泉鏡花、藤田五郎、小泉八雲といった歴史上の人物達。
彼らとの出会いでタイムスリップした事実を認めざるをえ負えない芽衣。パーティーの途中にチャーリーとはぐれてしまい、時代に合わない姿を藤田五郎に問い詰められているところを森鴎外に助けられる。行くあてのない芽衣は彼の自宅へ向かうことに。その夜、芽衣のもとにチャーリーが訪れ、現代に戻れるのは一ヶ月後の満月の夜であると告げられる。
少し不思議な明治時代の“東亰”で戸惑いながら、鹿鳴館で出会った明治の好男子たちとの再会により、自分が明治時代で珍重される「魂依(たまより)」という、物の怪の姿を見ることができる能力があることに気付く。現代とは違い、ありのままの自分で生きられる明治という時代に惹かれてゆく。果たして芽衣は元の時代に戻れるのか、それとも…。
時空を越えた愛が今、幕が上がる!

伊原六花 小林豊
宮崎秋人 岩永徹也 松島庄汰
とまん 山崎大輝 髙橋真佳把
久保田悠来

原作:「明治東亰恋伽」MAGES./LOVE&ART
監督:副島宏司
配給:キャンター

http://movie-meikoi.com/

©MAGES./LOVE&ART ©ドラマ/映画「明治東亰恋伽」製作委員会


■Profile

伊原六花

伊原六花(映画『明治東京恋伽』)1999年6月2日生まれ。大阪府出身。
大阪府立登美丘高等学校でダンス部に所属し、「ダンシング・ヒーロー」を使用した“バブリーダンス”で話題を集め、2017年の郷ひろみのバックダンサーとして第68回NHK紅白歌合戦に出演。高校卒業後に芸能界デビュー。2018年6月には「rikka」で写真集を発売、さらに井上陽水の9年ぶりのシングル「care」PV出演し、2018年7月『チア☆ダン』(TBS系)で女優デビュー。2019年1月デビューシングル「Wingbeats」を配信し、アーティストとしての顔ものぞかせる。現在、NHK連続テレビ小説「なつぞら」にモモッチ役で出演中。今後は女優としての活躍も期待される。

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