OKWAVE Starsは、ここでしか読めない、俳優・女優、映画監督、アーティストらへのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

Vol.867 俳優 中野裕太(テレビ東京金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」について)

OKWAVE Stars Vol.867はテレビ東京金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」(放送中)に出演の中野裕太さんへのインタビューをお送りします。

Q まずは本作出演についてのご感想をお聞かせください。

A中野裕太特殊な役なのでワクワクしました。もちろん役作りは特殊なだけに苦心するだろうなと。自分の中に役を入れていかなければなりませんので、いろんな本を見たり、映画を観て準備をする必要がありますし、それが楽しみでした。

Q これまでのシリーズにはどんな印象をお持ちでしたか。

A中野裕太冬彦の服装がかわいいなと(笑)。警察官なのにリュック背負っていて、それが赤なのがなおさらですね。小泉孝太郎さんにそれを伝えたら、本人も「そうでしょう(笑)」とかわいく応じられたので、そういう現場なんだなと感じました。

Q 演じる神沼洋はどういった形でゼロ係と関わっていくのでしょう。

A中野裕太神沼は謎の多い設定です。殺人鬼の役だからといって、警察対犯人という通り一遍の構図ではありません。とくにこの作品はもうひとり、冬彦という特殊な人物がいますので、単純な対立構造ではないのも魅力だと思います。

Q 役柄をどう受け止めましたか。

A中野裕太神沼は謎の存在で、底なし沼、質量がない、というイメージです。殺人鬼ですのでやっていることは過激ですが、ベースにあるのは、とても静かな、まるでそこにいないような、質量を感じさせない特殊なバランスを持っている人物として考えています。

Q どのように役作りを進められたのでしょう。

A中野裕太(テレビ東京金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」)中野裕太撮影前に下調べをして、僕の方からお願いをして監督やプロデューサーとディスカッションする場を設けていただきました。長い時間話し合ったことで、イメージがはっきりとしました。僕が作ってきたものに同意もしていただけましたし、制作サイドが意図しているイメージもすっと受け入れられました。そういうやり方ができて、自分の中に役柄が染み込んでくる時間があった上で撮影に入ることができました。そういうスタンスで仕事をするのが好きなのでとてもやりやすいです。
それと、偶然なのかもしれませんが最初の撮影シーンが僕にとってすごく入りやすかったんです。必ずしも台本の順番通りに撮るわけではない中で、神沼を演じる上での丁寧なスケジュールを組んでいただけたと感じています。
やはり出演が決まった時は久しぶりの連続ドラマなので緊張するかなと思いました。役柄についてのディスカッションができたことで、スタッフさんたちとのチームワークのようなものが構築できた感覚もありましたので、実際の撮影に入れば気負いのようなものはありませんでした。それはありがたいことだと思っています。

Q シーズン4としての現場にどう入っていきましたか。

A中野裕太新しく入る、ということへの気負いもあまりありませんでした。皆さん素敵な雰囲気が出来上がっています。僕の役はそこに積極的に関与するわけではありませんが、現場でそういう様子を見るのは気持ちの良いことです。

Q キャスト同士ではどんなお話をするものでしょうか。

A中野裕太そんなにお喋りをしているような現場ではありませんが、だからといって雰囲気が悪いということはもちろんないです。安達祐実さんはお会いするといつも笑顔を向けてくださるので、他のキャストの皆さんもですが、それだけでも受け入れてもらっている感覚になります。

Q 神沼のどんなところを見せていきたいですか。

A中野裕太神沼としては自分の中でひとつキーワードがあります。それが視聴者の皆さんに伝わるといいなと思っています。作品全体で言えば、シーズン3までやってきて一つの景色が出来上がっている作品だと思いますが、僕が新しく入るのは、その景色の中に雨が降ってくるようなものです。ただ、それによって場面自体が変わるわけではないので、その景色の新たな側面を楽しんでもらえるようにと思っています。

Q 連続ドラマの撮影で、各話のシナリオの進行によって役を調整するようなことはありますか。

A中野裕太物語の基本線のようなものは聞いていますので、それが変わらなければ、大きくブレることはないです。シーズンとしてのゴール以外に、話ごと、シーンごとに目的があるので、台本の細かな変更があっても、演技はある側面を見せていくものなので、大きくは変わらないですね。

Q ご自身が演技をする上で大事にしていることは何でしょう。

A中野裕太すべてをパーソナライズすることです。作品にもよりますが、そのキャラクターの台詞や服装を私的なものにしていくことは自分にとって大事なことだと思っています。

Q 海外の作品に出演した中で培ったことはありますか。

A中野裕太(テレビ東京金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」)中野裕太向こうの人はパーソナルな感覚を大事にする人が多いなと感じます。ポルトガルで撮影をした際には、あちらの人は現場でもちゃんとコーヒーを飲みますし(笑)、ちゃんとご飯も食べます。早朝に集合しているのに、みんなでまず1時間くらいコーヒーブレイクがあるんです。そこからメイクさんが準備を始めるので、さらに待たされるんですが(笑)、そんな贅沢な時間がいいなと思います。忙しくても気持ちの余裕を持ってクオリティを担保するのは大事なことです。だから忙しい現場でも、たとえ5分でもそういう時間を作ることにしています。お客さんは映画やドラマに夢や笑いや涙を求めるものですし、それをやっている本人の心に余裕があった方がいいです。エンタテインメントという豊かなものを豊かに作って、皆さんにも豊かな気持ちになってほしい、ということを意識しています。

Q 中野裕太さんからOKWAVEユーザーにメッセージ!

A中野裕太殺人事件を扱うミステリは何度も形を変えて作られるエンタテインメントです。僕もアガサ・クリスティの小説をずっと読んでいた時期があって、とてもいい思い出として僕の中に残っています。今回の「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」は今年の夏、7月から9月にかけてシリーズの新たなバランスをとる作品になります。秋頃にはいい思い出になっているような寄り添い方をしていけたらいいなと思います。

Q中野裕太さんからOKWAVEユーザーに質問!

中野裕太神沼洋は皆さんから見て、一言で言うと何的か、ぜひお聞かせください。

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■Information

テレビ東京金曜8時のドラマ
「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」

2019年7月19日(金)より放送中
毎週金曜20:00〜20:54

小泉孝太郎演じる“空気は読めないが事件は読める”エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦、松下由樹演じる“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三、“迷コンビ”が送る大人気シリーズ、この夏ついにシーズン4に突入!本作は警察小説・時代小説を多く生み出した作家・富樫倫太郎の「生活安全課0係」シリーズをドラマ化したものです。今シーズンは新たに寅三の天敵となる女性管理官と正義感あふれる刑事部長が登場。役立たずの集まりゼロ係が難事件に真っ向から挑みます!

小泉孝太郎 松下由樹 安達祐実 木下隆行 戸塚純貴
宮川一朗太 中野裕太 六角慎司 岸明日香 /吉田栄作/
石丸謙二郎 加藤茶 斉藤由貴 片岡鶴太郎

原作:富樫倫太郎「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社刊)

https://www.tv-tokyo.co.jp/zerogakari4/


■Profile

中野裕太

中野裕太(テレビ東京金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」)1985年10月9日生まれ、福岡県出身。
俳優としてテレビドラマ、映画に活躍中。
ここ数年は日本・ポルトガル合作映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』(18)、中国映画『男たちの挽歌 2018』など海外作品を中心に活躍。本作が約3年ぶりの日本のドラマ出演となる。

https://www.lespros.co.jp/artists/yuta-nakano/