OKWAVE Starsは、ここでしか読めない、俳優・女優、映画監督、アーティストらへのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

Vol.870 女優 堀田真由(映画『プリズン13』について)

OKWAVE Stars Vol.870は映画『プリズン13』(公開中)主演の堀田真由さんへのインタビューをお送りします。

Q 本作の第一印象についてお聞かせください。

A映画『プリズン13』堀田真由連続ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」の撮影をした後で、こちらも密室で何かが起きる作品なのでご縁を感じました。「3年A組」はみんながひとつになっていく話でしたが、この『プリズン13』はみんながバラバラになってしまいます。その違いが面白いなと台本を読んで感じました。スタンフォード大学での監獄実験のことはこの作品に入るまで知りませんでしたが、知れば知るほど怖いなと感じました。実際の実験では男性だけでしたが、この映画では男女が密室空間にいることで、実験とはまた違うことが起きるのかなと、クランクインが楽しみでした。

Q 演じたマリ役についてお聞かせください。

A映画『プリズン13』堀田真由マリは、はじめは弱かったのが、次第に強い気持ちを持つようになっていくところが共感できました。人の弱いところを知ると、身近に感じますし、そこから強くなっていくのですごく魅力も感じました。それと、マリは責任感はあるけれど、多数の人にいろいろ言われてしまうと流されてしまうので、すごく日本人的だとも思いました。演じる上では監獄実験でのマリの役柄が変わる部分を大切にしようと思いました。

Q 監獄実験のセットに入った印象はいかがだったでしょう。

A堀田真由無機質ですし、牢屋しかない閉鎖された空間だったので「ここでやっていくのか」と感じました。光もなければ、時計もないので時間も分かりません。ああいった空間にいると人を狂わせていくのかなと感じました。それと看守の部屋が真っ白で、むしろそちらに精神的に苦しめられました。無機質なコンクリートも辛いですが、真っ白な壁もキツかったです。監獄実験の看守役は休む時間を与えられていますが、白い壁に囲まれていると休めないなと感じました。

Q 撮影はどのように進められたのでしょう。

A堀田真由マリの立場の変化を大切にしたかったので、「順撮りでできませんか」と提案させていただきました。監督も汲んでいただいて、実験のシーンを順撮りでさせていただきました。看守の部屋のシーンは最後にまとめて撮影しているので、一度クライマックスまで順番に撮影した後で役のテンションをもう一度上げるのは大変でした。

Q 共演者との芝居についてお聞かせください。

A映画『プリズン13』堀田真由共演の役者のみなさんはとってもオープンに接してくださいました。私は一番年下でしたが、年齢関係なく全力でぶつかれる環境を皆さんが作ってくださったので、演じやすかったです。ドキュメンタリー的であったり、舞台的な映像になっているので、カメラ位置を意識したそれぞれの立ち位置をみんなで話し合って演じました。

Q 役柄で言われたことはありましたか。

A堀田真由監督には常に追い込んでいただきました。私はいままでは割と自由に演じさせていただくことが多かったので、「もっともっと」と言われることが新鮮でした。精神的に追い込まれていくのはマリと同じで、演じている時に何が正解か分からなくなってしまって、監督こそ看守長を演じているんじゃないかと思いました(笑)。そんな風にしていただいた分、完成した映像を観てすごく納得がいきました。

Q 演じていて印象的だったエピソードなどお聞かせください。

A堀田真由マリがライトを持ってみんなを止めるシーンです。監獄実験の空間には光がないので、ライトで光を浴びせることでみんなを正気に戻す、という気持ちでマリは光をみんなに向けますが、私自身、ここまで気持ちを高めることができるのかと映像を見て感じました。
それと神山役の伊藤麻実子さんとのシーンはマリが精神的に大きく崩れてしまうところです。シャワールームというこれも密室で一番信頼していた相手からの行為に私自身、恐怖を感じました。マリは常に追い込まれる役でしたので、板野友美さん演じるお姉ちゃんと「わろてんか」で共演していた前野朋哉さんとの場面の芝居は安心感もありましたし、とても楽しかったです。

Q マリは最後に一歩踏み出しますが、ご自身は今後どんな一歩を踏み出したいですか。

A堀田真由新しい役を演じるクランクインはいつも怖さも感じながら一歩を踏み出しています。今後もこれまで演じたことのない役への一歩を踏み出したいですし、プライベートではあまり一人でどこかに行ったことがないので、一人旅をしてみるような一歩も踏み出してみたいです。

Q 堀田真由さんからOKWAVEユーザーにメッセージ!

A堀田真由この映画は、看守と囚人に分かれて役割を与えられることで人は変わっていく、という心理学的なところに面白さを感じました。私自身、役割だけで人は変わらないのではないかと思っていましたが、その変化が面白く描かれていて一番の見どころです。マリの立場だけではなく、他のキャラクターの立場で見るとまた違った見え方にもなると思います。看守、囚人の立場の違いでもそうですし、見方は何通りもある作品ですので、ぜひたくさんの方に観ていただけたらと思います。

Q堀田真由さんからOKWAVEユーザーに質問!

堀田真由皆さんが監獄実験に参加するとしたら看守、囚人どちらの役割がいいですか。

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■Information

『プリズン13』

映画『プリズン13』2019年8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開中!

7日間の実験で100万円の高額報酬。人気VTuverソフィアの公開実験<監獄実験>の被験者に選ばれたマリは、4m四方の巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室にいた。囚人と看守に別れた被験者12人。看守となったマリだったが、優しさがアダとなり、囚人の暴走を許してしまう。怒り狂った看守たちは戯れを理由に、囚人たちを苛め抜き、マリの立場も危うくなっていく。そして、ヒートアップする実験をさらに煽る13人目の存在、ソフィア。1日2回アップされる配信動画は、圧倒的な視聴回数を記録。配信を見守るマリの姉であるユマは、夫のコウキの助けを借り、マリを救出すべく動き出すが…。

堀田真由
中島健  岩井拳士朗  矢野優花  芹澤興人  宇野祥平
伊藤麻実子  立石晴香  岡部 尚  宮下かな子  岡本智礼  近野萌子
前野朋哉  板野友美

監督・脚本:渡辺謙作
企画・配給:AMGエンタテインメント

https://prison13.com/

©2019「プリズン13」製作委員会


■Profile

堀田真由

堀田真由(映画『プリズン13』)1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。
連続テレビ小説「わろてんか」(NHK/17)、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(NTV/19)、「べしゃり暮らし」(EX/19)など、女優として幅広く活躍中。
日本テレビ シンドラ「ブラック校則」、映画『かぐや様は告らせたい』『108 ~海馬五郎の復讐と冒険~』『超・少年探偵団NEO −Beginning−』『ブラック校則』『殺さない彼と死なない彼女』と5作品が公開待機中。

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