OKWAVE Starsは、ここでしか読めない、俳優・女優、映画監督、アーティストらへのインタビューと、彼らからの「質問」に「回答」できるOKWAVEの特別企画です。

Vol.879 女優 板野友美(映画『プリズン13』について)

OKWAVE Stars Vol.879は板野友美さんへの映画『プリズン13』についてのインタビューをお送りします。

Q 本作はスタンフォード大学の監獄実験を題材にしていますが、台本を読んでどう感じましたか。

A板野友美私は監獄実験に参加する側ではありませんが、台本を読んで、人が環境によって左右されてしまう怖さを感じましたし、実験の様子がどう映像になるのかすごく気になりました。私自身は大事な妹を守る強い姉の役なので、頼りない妹とのギャップで頼りになる姉を演じられればいいなと思いました。

Q ユマ役の役作りについてお聞かせください。

A板野友美ユマは格闘技ライターで、自身も鍛えているという役柄ですが、格闘技の動きは体を鍛えるために何回かはやったこともありますが、本格的にやったことはなかったです。体つきも含めてそういう風に見えるように練習をしました。
監督からは、強くて“男らしい”姉にしてほしいと言われました。私は体が小さいので、それを頼もしく見せるのがキーかなと思いました。

Q 旦那のコウキ役の前野朋哉さんとの芝居はいかがでしたか。

A板野友美(映画『プリズン13』)板野友美男らしい姉と、前野さん演じる旦那さんと一緒にいる時のユマの違いについては監督とも話し合いました。どちらかといえば主導権をユマが握っていて、夫婦間でもユマの強いところは変えないでほしいとのことでした。膝枕をしてあげたり髪の毛を拭いてあげているシーンもあるので、怖そうに見えてもユマも旦那さんのことが好き、ということが見えるようにしました。前野さんは心地よい雰囲気を作ってくださったので、演じやすかったです。

Q 動画配信される監獄実験の様子を見て心配する、という役どころです。

A板野友美私も4歳下の妹がいるので、演じる上で姉の気持ちは共感できました。自分の家に同居している妹が監獄実験のアルバイトをすると言い出して、ユマは姉として反対していたのですが、マリは参加してしまい、最初は様子を見ていて、それが想像よりも過酷なので心配になり、最後には助けに行く、その気持ちの変化は共感しやすかったです。

Q 撮影はどんな様子で進められたのでしょう。

A板野友美監獄実験の様子は台本を読んでいてもイメージするのはとても難しく、救出に行くシーンは、実際に監獄での撮影の現場を見て、そのすさまじさや緊張感を感じることができた上で演じることができたので、より気持ちを入れることができました。

Q 演じる上で大事にしていたことはいかがでしょう。

A板野友美やはりユマとマリとの関係性です。ユマは強くて自立しているので、そっけない態度でいても、妹思いであるというギャップが見えたらいいなと思いました。

Q 監獄実験に参加するとしたら、どちらの立場がいいですか。

A板野友美台本を読んでいる時は、囚人の食事が粗末なので、生物にとって食べ物は大事だし私も食べることが大好きなので、看守の方がいいかなと思いました。でも、完成した作品を観ると、囚人の方がむしろ自由というか、自分のことだけ考えていればいいのかなと思いました。看守は人に命令したり、監視することが却ってストレスになると思いました。看守のリーダーの意見を絶対に聞かなければならなかったり、イジメのようになってしまうのを見ているマリのような立場は精神的に追い込まれそうなので、それなら囚人の方がいいかなと思いました。

Q 監獄実験を見て感じることはありましたか。

A板野友美(映画『プリズン13』)板野友美私も太陽が昇るよりも前に家を出て昼間はずっとスタジオにいて、太陽の光を浴びないような生活をしていたことがあります。窓がない部屋や光を浴びない生活は精神的に病んでしまいそうな気がしましたし、植物の光合成のようなことは人間でも大事だと感じました。なるべく外に出たり、朝起きて窓を開けるようなことが大切だと思います。この監獄実験も、外でやったり、光のある部屋だとまた違う結果になったのかなとも思います。

Q 本作に関わったことで新しい発見などはありましたか。

A板野友美自分が何かをするわけではなくても、人は団体になった時に強い人や弱い人のような人間関係ができてしまうので、団体になった時こそ、正義感のようなものを持っていたいと思いました。社会に出て会社や組織に入った時に、その中でのちょっとしたことで悪い方向に流されてしまうのが怖いですし、自分が良い方向に持っていける人間でいたいと思います。イジメの問題もそうですが、ひとりで何人かを相手に戦うことや、強い人に言われたことに逆らうのは難しいですが、みんながその気持ちを持っていれば良い方向に向けると思います。自分が何かされたくないから悪い意見に同意してしまうのは良くないことなので、そうならない社会になればいいなと、この作品を通して感じました。

Q板野友美さんからOKWAVEユーザーに質問!

板野友美今回演じたユマとコウキの夫婦では、女性の方が強くて、男性側が何でも聞いてくれる間柄です。
皆さんの夫婦関係ではどちらが主導権を持っているでしょうか。
私の両親は母の方が普段は主導権を握っていますが、大事なところは父が決めてくれるのが格好いいなと思っているので、そんな夫婦関係にあこがれています。

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■Information

『プリズン13』

映画『プリズン13』7日間の実験で100万円の高額報酬。人気VTuverソフィアの公開実験<監獄実験>の被験者に選ばれたマリは、4m四方の巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室にいた。囚人と看守に別れた被験者12人。看守となったマリだったが、優しさがアダとなり、囚人の暴走を許してしまう。怒り狂った看守たちは戯れを理由に、囚人たちを苛め抜き、マリの立場も危うくなっていく。そして、ヒートアップする実験をさらに煽る13人目の存在、ソフィア。1日2回アップされる配信動画は、圧倒的な視聴回数を記録。配信を見守るマリの姉であるユマは、夫のコウキの助けを借り、マリを救出すべく動き出すが…。

堀田真由
中島健  岩井拳士朗  矢野優花  芹澤興人  宇野祥平
伊藤麻実子  立石晴香  岡部尚  宮下かな子  岡本智礼  近野萌子
前野朋哉  板野友美

監督・脚本:渡辺謙作
企画・配給:AMGエンタテインメント

https://prison13.com/

©2019「プリズン13」製作委員会


■Profile

板野友美

板野友美(映画『プリズン13』)1991年7月3日生まれ、神奈川県出身。A型。
2005年12月8日、AKB48の1期生として活動を開始。グループの中心メンバーとして活動する。
2011年1月26日にソロデビュー。2013年8月25日、約8年在籍したAKB48を卒業。AKB48卒業後はアーティストを中心に活動を続け、現在までにシングル11枚、アルバム2枚をリリース。
2019年10月16日にはNew Mini Album『LOCA』が発売。10月19日から始まる「板野友美 LIVE 2019 “T” TOUR」が発表されてから楽曲制作に取り掛かった今作は「LIVE」を意識し、今まで以上に自身と深く向き合って制作活動に取り組み、作詞4 曲・作曲1曲手がけたミニアルバムになっている。ミニアルバムタイトルにもなっている『LOCA』では初のラテンサウンドにも挑戦し、大人な一面を覗かせる情熱的なナンバーとなった。他収録曲も1つ1つの楽曲のストーリー性にこだわり、何度も歌詞を読み返して欲しいと「言葉」を大切にしていることが感じられる内容。ドラマ「僕はまだ君を愛さないことができる」のオープニングテーマ『君に贈るうた』など全6曲、全て新曲で構成されている。
アーティストとして常に挑戦を続けながらも、近年では、ドラマ出演や主演映画を務めるなど、女優へと活動の幅を広げている。

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